INDIE MANNERS COLLECTIVE

スタバのコーヒーは口に合わない。
肌寒い朝に駅まで迎えに行った僕への優しい気遣いが、26年の人生に新たな発見をもたらした。なんとなくで音楽歴も10年を超えて、新たな自分と出会える回数が減っていたように丁度思っていた。そんな折、スタバのコーヒーがそんなに好きじゃないと気付いた時に頭の中に新鮮な流れが久しぶりに来たなと感じた。
物事ひとつひとつに意をもって臨むことが出来れば、反射を体感にも経験にも変えていける。そんな気がした。

作曲者にはいろんなパターンがあると思う。
メロだけ作る、リフだけ作る、コード進行だけ作る、ワンコーラス作る、フルで作る…etc
そんな数ある選択肢の中で、過去の音楽活動中にメンバーの意見を聞いていった結果、フルコーラス、全パート分のベーシックをニシヤが作るというスタンスで落ち着いてからの作曲活動はINK ,Someday'sGone共に本当に本当に辛かった。
ある程度の形にならないとメンバーにも聴かせてはいけない状態、自然と出来るもの以上の数を必要とされること、そして全てに対して嘘偽りない言葉が付き纏うこと。

仕事と、作曲と、プライベート、
時間も充分に作れなければ心のバランスも取れない状態が定期的に訪れ、金の悩みと認められない才能、チャンスの度に自分の無力さに打ちのめされてきた。

それでもここまで続けてこれたのは、メンバーと、タカヒロと、CDをバカみたいに買い集め続けたあの日々が、学生時代よりも青く匂う青春のようなものだからかもしれない。仕事もせずに毎日ラブサウンズにいたし、揚げパスタと甲類の焼酎で朝まで飲み続けられた。なんとか、どうにか、やりくりする生活が最高に窮屈で最高に惨めで最高に楽しかった。

そしてこんな日々を与えてくれた街にいつか必ず恩返しがしたいと思っていた。

年齢も重ねてなんとなくやりたいことが見えてきた去年、INDIE MANNERS COLLECTIVEと題した僕らの精神性を発表した。大切な街に真っ当な情熱で文化を残す活動をする、僕らの音楽が酒と服と飯と人をつなぐハブとなって遊び方をつないでいく。まだまだ烏滸がましい目標だとは感じているが、本気で取り組めばどうにかなる。音楽だけでなく仕事も同じ志で臨むために街へコミットした会社に転職もした。そうゆう類の人生を賭ける単位の覚悟で臨むIMC'22が10月15日土曜日に開催される。7月に発売した同名アルバムへ込めた音楽とCDへの情熱をより高い熱量で伝えるためにはきちんと背伸びをして、きちんと無理をして、きちんと金を賭ける必要があると判断してのこと。ギリギリを踏み外した、限界を少し超えたイベント。そんな僕らの真っ当な情熱が空回り気味で進んできた結果がようやく目前まで迫っている。。。

アーティストではヒダカさん、忍さん、田上さん、太一さん、、、と大好きな先輩に楽曲のプロデュースに続き胸をかりつつ、昔からの友人と後輩に背中を押され、SHOPでは愛するEZDO、INKギター翔平さんのパン屋小梅堂、れんのカレー屋に、足繁く通う古着屋OWEYOUと、、、何をどう切り取っても、僕らと彼らの繋がりがはっきりと香るだけのエピソードがある。

そんな開催者の思いを完全に無視して脳みそ空っぽで酒飲んで服買って心を踊らせに是非足を運んでみてほしいです。もう眠くなったのでまだ色々あるんですが、ギブアップです。残りの情熱は当日のニシヤのMCをお楽しみに。ちなみに先月のニシヤの残業時間は62時間でした。。。仕事って楽しいなあHAHAHA

2022.10.15 SAT.
Someday's Gone Pre.
宇都宮2会場サーキット
"INDIE MANNERS COLLECTIVE'22"

LIVE :
Someday's Gone
THE STARBEMS
FRONTIER BACKYARD
渡邊忍
KONCOS
Lucie, Too
weave
tact
Castaway
SLMCT
either
Awesome &roid
HANDSOME ACADEMY
Extra Virgin
CHUCK TAYLORS

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https://eplus.jp/sf/detail/3706500001-P0030001