遠藤大輝

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遠藤大輝

ゲストハウスつくっている家庭科の先生。https://www.instagram.com/ixi_endhi/?hl=ja

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"考えることはやめずに生きたい"

今日で東日本大震災から8年が経ちました。 毎年3月11日は、自分にとって、あまりにも特別な日であるためか、ここ何年かは、あえて意識せず何でもない日として過ごそうと思っていました。 先日、2015年12月のFacebookの投稿を久しぶりに見て、自分が震災について考えていたことや、それまでにやっていたことなどいろいろ思い返していました。 "考えることはやめずに生きたい" 4年前の自分が書いていた言葉ですが、これは今も大切にしていることだなぁと、やはり、震災は一つの原点だな

    • 観光でもなく、移住でもなく。暮らしの軸を少しだけ遠くに置いてみる。

      都会と非都会ゲストハウスをはじめようと思ってから、都市と非都会の暮らしについて考えるようになった。 上京して4年弱(横浜2年、東京2年)。 東京に来るまでは、福島に18年、秋田に4年という生粋の田舎育ち。 本当に田舎者だから、初めて住む都会はなんでもキラキラ輝いて見えた。 不満をあげるとすれば満員電車の憂鬱さくらいで、実のところほとんど全てに満足しているような気がする。 だけど、今は、なんとなく変な気持ち。 田舎の生活への羨望とか、都会の生活を否定したかったりする、そう

      • 自分の暮らしに自覚的になる。

        今回は、ゲストハウスをはじめる理由について、個人的な話を。 「個人的な話」というのは、ゲストハウスをはじめる理由が二つあって、 一つは、ゲストハウスは完全ある個人的な趣味ではじめるわけではなくて、それなりにマクロな視点から考えていることがあるということ(大げさに言うと、都市と地方の話。今度書きます)。 もう一つは、ただただ僕の個人的な妄想からくるもの(今から書きます)。 自分のことなのにさっそく他人の言葉を借りるのは少々情けない気がするけど、友人のミハラくんがずばりな

        • ゲストハウスはじめます

          口を開けば、次から次へとやりたいことが溢れてくる。 自分でもびっくりしている。 「何屋さんなの?」と聞かれることは日常茶飯事で、自分がこの先どうなっていくかと考えたところで、明日にでもまた違うことを言ってそうだから、この類の話については考えることをやめた。もはや諦めである。 で、タイトルの話なんですが 「ゲストハウスはじめます」 自分でも何を言っているのかよくわかりません。 ちなみに場所は、千葉県の神崎町です。 寺田本家という蔵元の隣にある建物ではじめます。 ht

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        • ゲストハウス
          3本

        記事

          ぼくが家庭科教師になった理由

          最近、初対面の人との自己紹介で、一通り自分のやっていることを話終えるっと、「なぜ家庭科教師になったの?」と聞かれることが多い。 多いというかほぼ100%聞かれます。 統計的に見ても男性家庭科教師はかなり少ないから、男性家庭科教師に会ったことがある人は珍しいと思います。珍しく思われるのも、当たり前といえば、当たり前の話ですね... 多くの方にとって初めて会った男性家庭科教師というだけで、興味をもってもらえるのはとてもありがたいことだなと。(そう思いつつも、いずれは男性家庭科

          ぼくが家庭科教師になった理由

          学校の授業ってどんなことやっているの?

          初回の記事は、「教師版クラウドファンディング(仮)」(かっこいい名前をつけたい…)のざっくりとした概要を書いたので、2回目以降は関連して僕が普段考えていることを書いていきたいと思います。 学校の授業ってどんなことやっているの? 普段、学校で行われてる授業って、どんなものをイメージしますか? お子さんがいる方は、授業参観や学校行事などで年に何回か見ることがあると思います。でも、基本的には、よほどのことがなければ学校の授業を見る機会ってないですよね。 学校に通

          学校の授業ってどんなことやっているの?

          教師版クラウドファンディング(仮)について

          「社会に潜在するあらゆる資源を教育に還元させる」先日のツイートの通り、教育に特化したクラウドファンディングのプラットフォームを作ることにしました。今後、何回かに分けて、その内容を綴っていきたいと思います。 (僕は、普段、東京都の中高一貫校で家庭科教師をしています。東京学芸大学大学院博士課程にも在学中です。) まず、今回、教育に特化させたクラウドファンシングのプラットフォームを作ろうと思った理由は、冒頭に記した通り、「社会に潜在するあらゆる資源を教育に還元させる」ためです。

          教師版クラウドファンディング(仮)について