学校の授業ってどんなことやっているの?

初回の記事は、「教師版クラウドファンディング(仮)」(かっこいい名前をつけたい…)のざっくりとした概要を書いたので、2回目以降は関連して僕が普段考えていることを書いていきたいと思います。

学校の授業ってどんなことやっているの?

普段、学校で行われてる授業って、どんなものをイメージしますか?

お子さんがいる方は、授業参観や学校行事などで年に何回か見ることがあると思います。でも、基本的には、よほどのことがなければ学校の授業を見る機会ってないですよね。

学校に通うこと、教育を受ける、受けさせることがスタンダードな状況の中、実際に学校で行われていることが見えている人って限りなく少ないと思います。

これ、少し変じゃないですか?

可視化されていることもあります。しかし、その多くは、学校教育の課題や問題点(例えば、いじめや体罰、教職のブラック化など)が多く、いずれもネガティブなものが多いです。

最近は、ICTの促進により、学校にiPadが導入されたとか、プログラミングの授業とか、英語教育の強化なども話題になることはありますが…

それでも、やはり、すごく限定された範囲のことだけが取り上げられていると思います。(もちろん、課題や問題点が社会的に認識されて、それが改善の方向に向かうことは良いことですし、改善や対策をしっかりしていくべきです。)  

ただ、少し違う角度から見てみると、もう少し認識されていかなければならないことがあるのではないでしょうか。

その一つとして考えていることが、毎日行われている「授業」です。

基本的に、学校で行われている授業は、その授業を担当する教師が構成しています。

校内外で行われる研修など、組織的に授業を検討していくという取り組みも長くされていることは事実ですが、それでも、教師や学校にできることは限られています

特に、授業内容と社会の出来事を関連させるなど考えたら、尚更です。(ちなみに、日本の授業研究という、学校組織で授業を改善・向上させていくという文化は世界的に高く評価されているので、全く悪いということはありません。むしろ今後もさらに磨きをかけていく点です。)

そして、教育に成果を求める意見がある中で、そもそもの授業がどんなものか認識されていない状況というのは、もったいなし、教育よくしていく可能性をなくしているように感じています。

この状況の打開策として、「教師版クラウドファンディング(仮)」が機能してきます。

「社会に潜在するあらゆる資源を教育に還元させる」ことが目的ですが、そのために教師の授業を社会的に「公開」すること自体にも大きな意義があります。

みなさんがもつ情報やモノ、そして、みなさん自身を授業に投資することで、「授業」がブラッシュアップされていく。

どんな授業になるでしょうか?間違いなく、現状の授業から大きな変化があるはずです。

さらに、授業の変化が見られるだけではなく、授業が公開されていくことによって、ある意味で、社会的にブラックボックス化されていた「授業」が広く認識されるようになります。

教育現場に直接関わらない方にとっては、学校教育の捉え方や、学校教育へ関わるチャンスが増えるので、そのぶん教育がよくなる可能性も増えると考えています。

ただし、社会的な資源をあれもこれも取り入れていては、資源過多になってしまいますので、ここで問われてくるのが、社会的な資源を教師自身がどのように取り込んでいくかということです。そう考えると、教師に求められてくる力量もまた、今とは異なったものになるかもしれません。

(教師が授業を公開することに関しては、懸念されることもありますので、それについては同時進行的に考えていきます。)

とはいえ、教育の未来を希望あるものにしていくためには、ポジティブに思考を重ねていくほかないので、実現可能性を高めていくような話をしていきたいと思います。

学校で行われる授業が、社会的に認識され、みんなでベストな方向へ応援していく。
そんな未来を実現します。

今日はここまで。
ご意見、感想などよろしくお願いします。

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