自分の暮らしに自覚的になる。
今回は、ゲストハウスをはじめる理由について、個人的な話を。
「個人的な話」というのは、ゲストハウスをはじめる理由が二つあって、
一つは、ゲストハウスは完全ある個人的な趣味ではじめるわけではなくて、それなりにマクロな視点から考えていることがあるということ(大げさに言うと、都市と地方の話。今度書きます)。
もう一つは、ただただ僕の個人的な妄想からくるもの(今から書きます)。
自分のことなのにさっそく他人の言葉を借りるのは少々情けない気がするけど、友人のミハラくんがずばりなことを言っていたので引用します。
うん、僕もそう思う。
要するに、自分の暮らしにもっと関わりたくなったんです。
暮らしに対して自覚的である方だと思うけど、気づけば無意識に時間が過ぎていくことに対して違和感をもってました。「暮らしに対して自覚的である」というのは、少し回りくどい言い方になってしまったけれど、自分の暮らしにしっかり意識を向けているかどうかということ。
ゲストハウスでは自分でいろいろやってみようと思っています。
ゼロからスタートするほどの勇気はないので、できることから。
とはいえ、あるのは家(建物)くらいで、スタートの段階ではほとんど何もない状態。
ゲストハウスは僕の暮らしの拠点でもあるので、こんな暮らしをしてみたいというのをミハラくんのツイートに応答する形で考えてみたいと思います。
家建て
家づくりは、ゲストハウスを作っていく上で自然と出来上がっていく部分だけど、現状は本当に何もない状態で、最初はお金もなくて水回りを改修する余力はないから、ひとまず風呂作りをする予定。(もちろん風呂は自分が入るためのものだけど、予想外にクオリティ高くなって、ゲストハウスのお風呂が僕のお手製になったら、それはそれで楽しんでもらいたい笑)
そういえばキッチンも作らないといけないから、ほとんどキャンプ状態になりそうな気が…
野菜育て・料理
田んぼと畑はあるから米と野菜は育てよう。
詳しく説明はしていなかったけど、ゲストハウスは「発酵COMPANY」というプロジェクトの一つとして展開されるものだから、発酵が大きなテーマでもある。というところから、特に発酵食肉(ソーセージ)は極めたいなと思っていて。ついでに美味しいパンも作れるようにして、めちゃくちゃに美味いホットドグを食べたい。
服づくり
服づくりは原料からチャレンジしてみたい。最初はコットンから。服はある程度作れるから、さらに腕を磨いていきたい。神崎には伝統的な染物があるらしいから、それと合わせて何か作ってみるのも楽しそう。それ、服は、食料と違って既存のものを半永久的に使っていくことができるから、服作りはもちろんやっていきたいけど、修繕の技を磨きたい。本物のリペアはかっこいいから。
肉獲り
…これはちょっと未知すぎる笑、から友人に聞いてみる(前述のミハラくんがハンターなので。ちなみに彼の獲った鹿がすばらしく美味しかった。)
なんてことを考えてると、楽しみすぎる…。絶対楽しい。
ゲストハウスづくりのベースがこんな感じなので、宿泊する場所というよりは結構デカめの家になると思います。
だからこそ、友達の家に遊びに行く感覚できてほしい。遊びにきたついでに、少しだけ自分の暮らしに自覚的になる時間がもてれば嬉しいなと思ったり。
僕の場合、完全に拠点を移して(いわゆる移住的な)生活をスタートするわけではなく、二拠点生活の一つとしてこんな感じの生活を始めていくので、同じく東京に暮らしていて僕と同じようなこと考えているという人の参考にはなるかも?と考えたりもしてます。
でも、結局は自分が楽しいことをやっていくだけです。
ゲストハウスなのに、自分の家や住んでいる地域よりも、暮らしに向き合う場所。どうでしょう?
また書きます。
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