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高校ラグビー:花園出場校の部員数

数は力なり?

【ランキング】高校ラグビー部員数2023年⚡️花園•全国大会出場校一覧 | 高校野球ニュース (xn--8wv97xz6xo7h.online)
東福岡高校の優勝で幕を閉じた第102回の花園出場校の平均部員数は57.9人です。
やはり花園に出場する強豪校は部員数も多いのかと思いきや、そうとも言い切れません。
花園に出場した51校のうち、上記の平均値を超えたのは20校と全体の40%にとどまっています。
一方で部員数が40人以下の高校は17校、全体の3分の1を占めています。
目立つのは東福岡高校の部員数の多さです。
部員数143人は断トツの1位で、それによって平均値が押し上げられています。
次に準々決勝に進出した8校の部員数に注目してみます。
8校の部員数の平均値は92.9人。
半数の4校が部員100人を超す大所帯でした。

まずはこれらのデータから、多くの花園出場校は比較的部員集めに成功し、充実した練習を行っていることが伺えます。
部員数が多ければチーム内で切磋琢磨する環境が生まれ、ゲームライクな練習がやりやすくなります。
少々怪我人がいても、選手層が厚いためカバーできます。
高校ラグビーには数は力なりという鉄則がありそうです。

花園出場校の中でも格差が大きくなっています。
部員数1位の東福岡高校は下位のチームの7,8倍の選手を抱えています。
部員数が少ない高校は、花園に出場することはできても勝ちあがることは極めて難しい状況です。
県予選を優勝し、花園に出るチームでも部員獲得には苦戦している現状が明らかになりました。

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