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会議改革で時間とコストを削減!中小企業が取り組むDXとは?

はじめに

会議は、情報共有や意思決定を行うために必要である。一方で、時間やコストを浪費しやすい。そこでITを活用して会議の効率化を図り、時間とコストを削減できる取り組みをご紹介する。

会議の現状把握から始めるDX

まずは、現状の会議の課題を洗い出すことから始めるよう。

  • 会議の目的が不明確:何を話し合い、何を決めたいのかが曖昧なまま会議が行われていないか?

  • 参加者が多すぎる:本当に必要なメンバーだけが参加しているか?

  • 資料の準備に時間がかかる:資料作成や印刷に時間を取られているか?

  • 議論が活発でない:参加者が積極的に意見を出し合えているか?

  • 決定事項が曖昧:会議後、何を誰がいつまでにやるのかが明確になっているか?

これらの課題を解決するために、DXを活用した具体的な施策を検討したい。

DXで会議を効率化する具体的な施策

  • Web会議システムの導入:移動時間やコストを削減し、遠隔地との会議も可能になる。

  • クラウドストレージの活用:資料をクラウド上で事前共有し、当日の配布や資料を読む時間を減らす。

  • 議事録作成ツールの活用:自動文字起こし機能などを活用し、議事録作成の時間を短縮する。

  • タスク管理ツールの活用:会議で決まったことをタスクとして登録し、進捗状況を共有する。

会議の質を高めるための施策

  • アジェンダの事前共有:会議の目的や議題を事前に共有し、参加者が事前に準備できるようにする。

  • 時間配分を明確にする:議題ごとに時間を決め、時間内に議論を終わらせるようにする。

  • ファシリテーターを置く:会議の進行役を決め、議論が脱線しないようにする。

  • オンラインホワイトボードの活用:意見やアイデアをリアルタイムで共有し、議論を活性化できる。

まとめ

IT活用を活用することで、会議の効率化と質の向上を同時に実現できる。まずは、自社の課題を把握し、小さく試せるツールやサービスを導入してみる。また、会議のデジタル化は、時間とコストの削減だけでなく、従業員の生産性向上や、より良い意思決定にもつながる。ぜひ、この機会に会議のDXに取り組んでみてほしい。


中小企業DX事典|Iwakami Sho|note
「DXが浸透しないのは言葉の定義が曖昧だからでは?」という仮説をもとに「デジタル活用=DX」という広い定義を設定しました。具体的なデジタル活用に役立つノウハウをまとめます。スキマ時間でサクッと読める内容を目指しています。

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