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肯定的に机を離れていい理由を作る、という提案。

息子はグニャグニャくんだ。
グニャグニャグニャグニャ。タコみたい。

昨日、息子はライオンキングのDVDを観てたんだけど、私はDVDを観ている息子を見ていた。
こっちのほうが面白い。
ライオンキングも面白いがそれを超えている。

四つん這いになりパソコンを下に置いて観ている。
筋トレ中かよ。
かと思えばでんぐり返し直前の姿勢のまま静止して観ている。
え?それで内容、頭に入るか?

とにかくグニャグニャ。


これは彼の中に備わった機能だ。
何に役に立つのかは知らんが、別に役に立とうが立つまいが彼の一部なんだよね。

この機能があることによって、不自由なことがあるかもしれない。
それは想像がつく。

もしかしたら私たちが想像もしないような自由な世界が待っているかもしれない。
こちらは想像がつかない。


私はこの機能をなんとかしなければと思っていた。
普通思うでしょ。
なんとかしなければと思い続け丸4年。

色んな人に相談した。
でも、今の世の中の考え方は

『何とかしなければ』から、彼の特性は特性のままで『環境をなんとかしていこうか』にシフトしているんだね。
よかったよ、息子が今の時代に生まれてくれて。

就学に向けての発達相談でも、
体操や遊びで体感や身体感覚を育ててくれるプログラムをやりつつ、その上で

「息子に肯定的に動いてもいい役割を与えてもらえるように担任になる先生に相談してみてください」と言われた。

こんな手法があるんだ。

肯定的に席を離れていい役割か。

黒板消し係、
プリント配布係、
他にも何かあるかもしれない。

コレ、私が仕事中にやっとることやないか。

仕事に集中する時間を増やすため、
細切れでスケジュールを組み、
出歩くタスクとパソコンに向かうタスクを交互に組み合わせる。

私の場合そうしないと頭がフリーズして仕事どころではなくなってしまうのだよ。

私が長年イワタ ニミ研究のしてきて導き出した、研究結果だ。

パソコンの前で頭がフリーズしている自分に気づいたとき、スケジュールの組み方が合ってなかったと、もう一度組み直しリスタートする。

フリーズしている自分は何も悪くない。
スケジュールの組み方がその時の自分にあってなかっただけだ。

きっと息子もそうなのだろう。

息子のグニャグニャ動くという特性を、
肯定的な理由に当てはめ、
グニャグニャ動きながら、体を育て体幹を鍛え、知識を習得していく。

優しい世界だ。

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