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注意欠陥多動性障害(ADHD)の言葉の遅れについて
おはようございます。いわたコトバのそうだん室の岩田です。
今日は「ADHDの言葉の遅れについて」です。
ADHDとは、注意欠陥・多動性障害のことで、集中するのが難しい、じっとしていられない、物忘れが多いなどの特徴があって「落ち着きがない」「気が散りやすい」とよく言われるように、学校で先生の話を聞いたり、宿題をしたりするのが大変なことがあります。
ADHDと言葉の問題
ADHDはそれ自体が言葉の遅れを引き起こすわけではありませんが、ADHDの子供は言葉の遅れを持つことが多くあります。
これは、注意が散漫になりやすく、話をしっかり聞くのが難しいからです。
人の言葉に注意を向けるのが苦手なために言葉をうまく学んでいけないんですね。
また、頭の中で情報を整理したり、覚えたりする力が弱いこともあるため、言葉を学ぶのに時間がかかってしまいます。
多くは日常会話では問題なくなる
言葉の遅れが見られるADHDの子供の多くは、時間が経つにつれて、
小学生くらいまでには日常の会話に問題がなくなるくらいにはなってきます!
でも学校の授業や学習になると情報の選択や抑制ができずに、うまく情報を処理できないことがあります。
特にみんなで授業を受ける時とかには、「先生だけに注意を向けて、新しいことを学ぶ」というのが難しい子供が多い印象です。
友達との関係
ADHDの子どもたちは、友達との関係でトラブルを起こすこともあります。注意が足りなかったり、衝動的に行動したりするため、友達の話をうまく聞けなかったり、誤解を招いたりすることがあります。また、ちょっとしたことで怒ったり、悲しんだりすることもあります。
自信を持つこと
ADHDの子どもたちは、注意が散漫であるために生活の中で叱られることが多く、自信を失いがちです。
たくさん怒られる経験ばかりが積み重なっていくとうつや不登校、反抗的などの2次障害が引き起こされる可能性があるため、小さいうちから適切な支援が必要です。
周りができること
ADHDの子どもたちを支えるために
「話をゆっくり聞いてあげる」「分かりやすく説明したりする」という
1人1人に合わせた細かい配慮がとても大切になります。
また、子どもたちが得意なことを見つけて、意識的に褒めてあげることも大切になります。
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