瀬戸内ワーケーションで見つけた島暮らしの魅力と課題【地方創生✖️SDGs】移住編
瀬戸内の島での半移住を目指し、小豆島を中心に島ワーケーションを重ねています。そんな中で見えてきた島暮らしの魅力と課題。コレらは私が伝えているSDGsと直結するものだと感じました。そこで、島暮らしについての紹介をしつつ、SDGs的な視点もお伝えしていこうと思います。
↑女木島の東側ビーチサイドからの朝日。部屋からこの風景が見える宿にステイしていました。毎日、波の音を聞きながら仕事ができた。
島でのワーケーションには最高!と残念😅が同居
だからこそビジネスチャンスがたくさんある!
女木島でお世話になったのは“女木島ゲストハウス&カフェmegino” 。目の前がビーチ!の最高ロケーション。1階は昼だけ営業しているカフェ、その2階のお部屋。窓から朝日も見えるし、ベランダでもくつろげる。
↑波の音が聞きたければ、外のテラス席も。日陰は湿度がない日は爽やか。
お部屋はベッド2台とサイドテーブルだけの狭い空間。ワーケーションで3泊もするので、仕事もしたい。そんな時は、カフェを利用させてもらう。ランチやコーヒーをいただきつつ、海辺のカウンターでPC作業。ふと目を上げると青い空と海が見える。こんな幸せがいとも簡単に手に入ることに驚く。
↑野菜たっぷりカレー。おしゃれなカフェメニュー。
↑ピザが自慢のカフェだったので、デザートピザを頼んだ。りんごとアイスとシナモンと蜂蜜! 硬めのクリスピー生地がパリパリでうまい!
ただし、女木島には光通信がまだきておらず、Wi-Fiなどはあっても通信速度がめっちゃ遅い。zoomや重たい画像などを扱うのはかなり厳しい。私のようなワーケーション目的の人には不向きな島となる。
でも、2022年には光通信が届く!という話もあり、そうなるとワーケーション施設ができてくる可能性もある。この島で通信設備が整ったら、私はめっちゃ通いますもん。
島へ移住した人たちの声。
何が魅力なのか? 現実はどうなのか?
さて、到着翌日は日曜日だったので、土日だけやっているそうめんカフェ”龍潜荘”にも行ってきた。こちらは古民家を使った和風なそうめんカフェ。
↑海からの風が山に抜けていく。お昼寝したら最高にきもちい。実際にお昼寝しちゃうお客さんもいるらしいw
↑一番人気のすだちそうめんは売り切れだったので、キクラゲと野菜のそうめんをオーダー。ごま油風味かな? めっちゃスープと具材が美味しい!
実はこのそうめんカフェ龍潜荘のオーナーさんも私がお世話になったmeginoゲストハウス&カフェのマネージャーさんも移住してきた〈よそ者〉だそう。龍潜荘の方は、平日は高松で仕事をしつつ、土日だけカフェをオープンさせているんだとか。ただ、ワーケーションや宿泊まで対応できるように準備中ってことで、めちゃくちゃ楽しみ!
移住してきた〈よそ者〉だからできることがある。
他との差別化と地元の方との関係性
meginoのマネージャーsatomiさんは、東京で働きながら東北大震災を経験し、いろいろと考えることがあり、ずっと興味のあった宿泊業をしたいと思い、京都へ。さらに高松で暮らしながら女木島への移住を検討していたのだと言います。
↑meginoを運営する仲良し夫婦のTotoさん(ドイツ人)と、栃木から移住してきたsatomiさん。めっちゃお世話になりました〜♪
そんな思いを島の方と話していく中で、今の宿のオーナーと知り合い宿を任せてもらったのだそうです。
satomiさんが宿とカフェをスタートさせて数年経ったところで、旦那さんのTotoさんとが来日。彼は、日本が好きでドイツから片道切符でやってきて、お遍路巡りをして、女木島でsatomiさんの宿にやってきたのはコロナのタイミング。帰国もままならず、宿の手伝いをさせてもらう条件で住まわせてもらっていたのだとか。そこで愛を育み結婚した2人。
Totoさんは料理好きで、カフェメニューが一気に充実することに。さらに最近はドイツ語と英語の語学留学島暮らしプランも始めたそう!
↑島暮らしの魅力は「海があって山が目の前にあって、毎日眺められる。最高!」とTotoさん。確かに!それは最高ですw
基本的に島の方たちはとても優しい。でも〈よそ者〉扱いされずに、地元に馴染んでいくためにはそれなりの努力が必要。satomiさんを見ていると、明るくてオープンで「島が大好き❤️」が伝わってくる。
だからこそ、地元の畑をやっているお母さんたちと仲良くして野菜をお裾分けしてもらったり、お店で使う野菜を買ったりなどもできているんだと思いました。また〈よそ者〉だからこそ、島の魅力がより理解できて、それをしっかりアピールしたサービスができているんだと感じます。
↑地元のオーガニックのニンニクをカフェでお土産として500円で販売しているのだそう。香ばしくて栄養価が高い! 1日1粒で元気になれるんだそう。地元で取れたものを販売することは地元への社会貢献になる。
島暮らしへの移住や島暮らしサポートは
地域創生✖️SDGsに繋がっているんです。
実は女木島に限らず、瀬戸内では島への移住者が増えています。ただ、一方で亡くなられたり、島から出ていく人もいて、トータルで人口減少が進んでいるのだそうです。
人口が減ると当然、公共施設やお店が減ってしまいます。だって儲からないし、非効率だから。すると、悪循環で過疎化がどんどん進みます。それを食い止めるために地方創生が国として掲げられている大問題になっています。
そこへの課題解決とSDGsは非常に相性がいいんです。また、課題があるということは、ビジネスチャンスでもあります。移住者たちはさまざまな島で新しいビジネスやサービスを始めたり、新しい働き方を模索しています。
あなたも島で新しいビジネスを考えてみませんか?
↑海があり山がある。自然を感じながら働く、人間の本来の姿で生きられる。生きていくためのお金は田舎だと少なくても大丈夫だと言います。
しばらく、島暮らしとSDGsのお話をしていきます。
島暮らしに興味ある方や、島情報もお待ちしています♪
【9月4日(土)15時〜 SDGsワークショップ開催】
9月4日(土)15時〜@日本橋CONNECTにて開催。
ビジネスに取り入れて成功している企業の事例や、日常生活に取り入れるヒントなどを紹介しつつ、参加者同士で交流を深めます。
YoutubeでもSDGs関連の情報を発信しています。ぜひ覗いてみてください。
下町の2D&3D編集者。メディアと場作りのプロデューサーとして活動。ワークショップデザイナー&ファシリテーター。世界中の笑顔を増やして、ダイバーシティの実現を目指します!