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精油

湯船の中で、左足が痙攣を起こす。真夜中の肉離れ。
通称、コブラ帰り。コムロカエリ
丸で、あの時のように。足だけ金縛り状態。
アロマオイルをすり込んで手当する。すっかり痛みも和らぐ。匂いに包まれて至福感。気持ちが落ち着く。

アロマの妖精の友人がいる。

少し不思議な彼女。お花屋さん。ハーブの達人。料理家。龍神に詳しい。色んな事に詳しい。本のような女の人。瞑想の人。前世は北欧の国でハーブとかお花とかの仕事していたんだって。だから、自然の事に詳しいらしい。光の中にいるみたいな顔をしている。
彼女から昨日メッセンジャーが届く。

ベジカフェ行きたい。
温泉に入りたい。
自然探索したい。
リトリートしたい。

わたしは、ただ一つ。
アロママッサージして欲しい。

本当に彼女は、この世に存在しているのだろうか?
街の中で会ったことがない。突然、お坊さんに連れられて山の家に来た。
それ以来、お互い会えるのはマトリックスの世界。自然の中。
不思議な関係(つながり)。

そうか、インドでヨガに嫌気が差して、やめたけど、ヨガを通して出会ったつながりが今もこうしてわたしを救う。こういう宝物のような友人が数人いる。先鋭たちは残る。まだ死ねない理由の一つ。

長野のハーバルノートの精油をブレンドしてもらった。

満月・新月・下弦の月・上弦の月
番外編として、副腎疲労・編頭痛イブクリック

ラベルはオイルで剝がれてしまってもう何のブレンドかも判別できない。
それって、直観で選ぶ練習みたい。正直、この精油じゃなきゃもう無理。
アロマの事は何も知らないけど、この精油が素晴らしいことは私にはわかる。本物に出会う確率がどんどん早まっている。
友人は、精油は光の結晶だと言う。ハーブや花たちは太陽の光を一新に受けて育つ。その光を結晶化した姿が精油ということだ。だから、遮光瓶につまっている。光が漏れださないように。宇宙みたいな話。


今度から、足が痛くなっても大丈夫だ。
光の妖精が心を込めてブレンドしてくれたメディスンレメディを持ってる。
透明の容器に綺麗に並べてある。なんかあるだけで安心。ブルーのボトルは安定剤。百円の遮光ボトルに入っているけど、私の取っては、何万円もの価値がある。

疲れた旅人がいたら、そっと足にすり込んであげよう。
疲れた人の心を癒してくれる。

明日は休み。
気が向いたら歩こう。

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