keisuke

大学卒業⇨0内定のフリーターへ。

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事業案 デジタルサイネージ事業 入浴場

着案 喫煙所、トイレなど、人が長い時間滞在してかつ視線のやり場に自由のある場所を考えたときにサウナ、入浴を思い出した。 書きながら、公園のベンチ近くもいいと思った。 始めは人がつい見てしまう、探してしまうを発進地に、コンビニやゴミ箱や思ったが、コンビニは歩きながらかつ入店したら視線は店内陳列に向かうので、広告を見る時間が短いと思った。ゴミ箱も捨ててすぐ移動するだろうから同じく見る時間は短くなると思った。 入浴だと、来場する人の想定がしやすいと思った。主に地域の高齢者、いまだ

    • 2023/12/09

      もう無理。辛い。胸の奥が詰まる。 2022年の春から今の会社でアルバイトを始めた。 時給は1200円。シフトは自由。週3〜4で入っているけど、実際週1でもいいくらい。前の週に翌週のシフトを申告するだけ。業務はパソコンと向き合うだけ。Excelとパワポの簡単な操作をずっとやる。暇な時間はネットでニュースを見ている。最近は「頂き女子」をはじめ男女の話題をよく見る。高齢男性が若い女の子にお金を渡したり、男が女を殺したり、女が男に男を殺させたり。くだらない。ひどい。しょうもない。でも

      • 2023/10/10

        「蛙化現象」 私のスマホは「かえるかげんしょう」と入力しても素直に蛙化現象とならないので、わざわざ「蛙」「化ける」「現象」と分けて入力した。なんとも面倒な言葉である。 しかしいまや若い世代では「告白」と並んで恋愛話に欠かせないくらいの重要な言葉なのではないか。 世代トレンド評論家の牛窪恵さん曰く「相手に嫌な感情を抱いたら、いったんそれをスマートフォンのメモなどに記録しておくのがお勧めです。翌日改めて見返すと、案外大したことではありません」とのこと。 とても共感した。私の場

        • 2022/09/05

          私は恐らく人と話す機会が他の人より少ないと思う。いや、家族とは話すし友達とも普通に話すけれども、目上の人というか、その道の先人的な人と話す機会が全くない。 大学にはうんざりするほど先人がいて、うんざりするほど話を聞かされる。最近は互いに話し合う講義みたいなブームがあって、一方的に長話を聞かされることは減ったかもだけど、そこに先人がいるのは変わらない。 大学を卒業して特に就職先もないと、途端に先人の話が生活から無くなる。すると頭がしばらく快適になる。自分と異なる意見や自分の引き

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          2022/08/16

          暑い夏の夜です。私はクーラーをガンガンに稼働させた部屋で気持ちよくソファに寝転んでいました。ダラダラとSNSを見て、それは退屈で幸せな時間でした。ふと付けっぱなしの誰も見ていないTVからハキーム君の声が聞こえました。先日の世界陸上で日本人初の男子100m決勝に残っためちゃめちゃ足の速い選手です。私も彼ほどではないけどスプリンターとして同じトラックに立っていたことがあります。走力も練習量も志も半端な私と同じ競技場に彼はいたのです。私は彼の走りを見た時に、それはもう「アレは天の才

          2022/08/16

          2022/07/18

           「寝かせる」とよく趣味が達者な方々は言います。本を寝かせる、いわゆる積読ですね。あとは服や靴を寝かせるというオシャレな方々もいますね。  私のクローゼットには、買ってから一度も陽の目を見ない服が何着かあります。ふと私はそんな服を見て「あ、これが服を寝かせるってやつか」と思ったんです。でも寝かせているつもりなんて全然なくて、ただ季節外れやサイズ感が少し合わないってだけなんですよね。  そんな私は趣味下手でしょうか。一旦、趣味を寝かせてみるのもアリかもしれませんね。

          2022/07/18

          2022/04/05

          何気なく街を歩いていたら、前から人が向かってくる。それを私は左に避けた。すると避けた左でも同じく前からさっきと違う人が向かってくる。それを私はまた左に避けた。すると商店のガラス面にすごく近づいて、ついガラス面に写る自分の姿をみた。 自分の思い描く自分の姿と、側から見た自分の姿にはギャップがある。私の中で私はもう少し大柄で堂々としているイメージだが、実際ガラス面に写っていたのは小柄でおとなしそうで少し弱々しい歩き方の青年だ。私はそのギャップにショックを受けて、その後少しカッコ

          2022/04/05

          2022/04/04

          最近、本を読むようになった。正職に就いていない私には恐らく他の誰よりも自分の時間があり、私はそのほとんどを睡眠に、そして食事、トイレ、部屋の掃除など、人として最低限のことにあてる。そしてそれ以外はゲームやジムでのトレーニング、たまに自転車で近所のサウナに行って汗を流して過ごしていた。本なんて大学を卒業してから全く読んでいなかった。 それが最近、何か取り憑かれたように本を読んでしまう。今読んでいるのはG・ガルシア=マルケスの百年の孤独で、常に部屋の机の目立つ位置にある。特に今

          2022/04/04

          2022/04/02

          以下、A子さんの話です。 この学校には、一つだけ誰も使わない和式トイレがあった。つい先日、私はそのトイレを見つけた。クラスメイトの噂話から誰もドアすら開こうとしないトイレの存在は知っていたけど、実際に見たのは初めてだった。 そのドアは所々塗装が剥げて、カラーテープでドアが開かないように止められていた。 私はそのドアを開けようと手を伸ばしたが、その瞬間、背中に冷たい風が触れた気がして、怖くなってトイレを出た。 後日、そのトイレは何者かによって開けられたという。しかし開け

          2022/04/02

          2022/04/02

          村で一番の怠け者である勇太は言った。 「なあみんな、たまには俺と遊ばないか。俺はもう一人遊びには飽きたもんで、そろそろ暇になりそうだ。でも俺、暇は求めてないんだ。誰か俺と遊ばないか」 その夜、村長は村の働き者を集めた。彼らは村から馬で片道一時間掛けて町に行き商売をしている。その帰りだった。村長は言った。 「この村は多くの働き者によって恵まれている。それは大変結構なのだが、たまには少し村に残る者のことを気にかけてくれないか。なんだか、ゆとりを全身に纏ったような人間が最近目

          2022/04/02

          想像とは。仮に、頭の中には世界があるとする。そこでは空から雨のように人間の経験や知恵や思想が絶えず降り注ぎ、それを受け止める地と海がある。そんな世界のどこかに大きな火山があり、絶えず熱を帯びて沸々としているマグマがあり、想像とは、その火山が噴火することで私たちの目の前に現れるものだと思う。 なぜこんな例え話を思いついたのか。まぁ私が何かを生み出すのが大変なタイプの人間だからだ。何かを「生み出せ」「作り出せ」となるたびに、身体のカロリーを消費している気になる。そして一度想像す

          2022/04/02

          2022/03/27

          誰にも読めない字で書く。字には書き方が沢山ある。例に、習字のような丁寧さや力強さが求められる技術、芸術としての書き方があれば、ノートや書類の記入のように読む読まれる見やすいことに注力する書き方が挙げられる。一方で今、私がテーマとしたのは、誰にも読めない、読ませない字、すなわち「殴り書きのすゝめ」である。これの何がいいか、なぜこれをテーマとして伝えたいかというと、まず私がこの殴り書きの達人だからである。誰しも自分の達者であることについては、どこかでその魅力を伝えたいと考えると思

          2022/03/27

          2022/03/25

          私のような何かの節目が好きな人間にとって、日本の三月四月は感慨深い。それは出会い、別れ、またそれらに付随する宴会諸々がもたらす感情かもしれない。つい先日、長く勤めたアルバイト先での送別会に私は参加した。正直、飲み会は三月四月でなくても楽しい。しかし、この時期の飲みは他の月とは一味違った醍醐味を味わえる。もう二度と会えない、最後の酒の席かもしれない。長く一緒に過ごしてきた仲間と、こうして後先考えずに騒ぐのもこれが最後なのか。そんな思いが飲みへの思いを深くしてくれる。まだ終わって

          2022/03/25

          2022/01/28

          夜って素敵だ。その夜は、11:30にはベッドに入った。次の日が朝からバイトで、しかも久しぶりの出勤で、最近なんだか疲れもあって…少しいつもより長く眠りたい気分だった。しかしそんな夜に限ってなかなか眠れない。枕の上で考え事が捗る。部屋の暖房もいつもの設定温度がいつもより暑く感じて、布団の中私は少しのぼせていた。このまま朝を迎えてしまいそうだ。そんな危機感から少し気分転換をしたくなった。トイレに行った後、少し暑過ぎる部屋の大窓を開けた。すると一月の夜の冷たい空気がスーッと頬にあた

          2022/01/28

          2021/12/15

          先日、劇団四季のライオンキングを観た。劇団四季といえば、国内を代表する(?)半端ない知名度の劇団であり、自分が卒業した学部の進路に毎年名前が挙がる就職先の一つだ。そんな学部に4年間もいながら、私は一度も劇団四季の舞台を観劇したことがなかった。そんな初劇団四季への期待もあり久しぶりの舞台でもあり、結構自分なりにワクワクしながら足を運んだ。ライオンキングは、そんな期待をはるかに上回るスケールの大傑作だった。 舞台上ではアニメの世界が忠実に再現されていて、呪術師のヒヒ(ラフィキ)

          2021/12/15

          2021/10/26

          朝、私は本を読んでいた。寝起きのまだ半分寝ている目を紙面に並んだ活字に一点集中させていた。ふと、先日の夕方ニュースで観た、眼にまつわるニュースを思い出した。近頃、TikTokで「寄り目チャレンジ」が流行り、目の成長期にいる若い子たちがこぞって危険な寄り目をするので心配だ、という内容だった。そこで眼科医が紹介した「目のストレッチ」を思い出し、私は本を机に置き、窓を開いて外を眺めた。10月の冷たい風が吹き、木々は音を鳴らして揺れている。さらに上を見ると、空が動いている!いや、雲が

          2021/10/26