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課題仕上げ最終日。結果やいかに! (写経継続171日 9クール3日)

本当は日曜日が最終日のはずが、高校生の生徒さんが試験のため全然着手できていないのでそちらに時間を集中したいと。
先生の言葉からそう読み取った私は、先生の仰る通り昨夜仕事上がりに伺うことにした。

遅番の日なので先生のお宅に到着するのは21:30に予定した。
note更新の時間を計算していなかったことに気づき、日中できるだけの準備を済ませアップするだけにして帰宅した。
アップする時間は5分。しかし、、、こむぎにご飯をあげたりこむぎトイレの始末や(←こむぎは食後すぐに用を足すんです。)その他の雑事を合わせ、実際に家を出発したのは21:30。

自分のスケジューリングの甘さに愕然としながら先生のお宅へ向かった。

他にも生徒さん、と言ってももう10年ほど先生のところで習い続けていて師範のお免状も持つ準同人のYさんがいらっしゃるものと思っていたのに、昨夜は私だけのために時間をセッティングしてくださった様子。
それなのに予定より30分も遅れてごめんなさい。

ひとしきり世間話し的なご挨拶をした後さっそく取り掛かります。

一文字目が一番重要です。

条幅の作品は、縦書きの右上の一文字目にまず目がいきます。←審査員の先生方の目の動きを再現。
一文字目の線が生きていなければ他の文字や全体を見てよかったとしてももはや取り返しが効きません。どうせダメでしょ的な気持ちが定着してしまうので、その他がものすごく良くてもマイナスがゼロに戻る程度の効果しかありません。

かな条幅は先日3枚目で満足いくものができました。3枚まではトライしようとどこか自分の中で決めていました。



1枚目:一文字目の右払いが今ひとつ。でも1枚目だから一通り書こうと書き進めました。
が、やっぱり途中の字も掠れ気味、線に力も入らずボツ。


2枚目:線が掠れないよう少し多めに墨を含ませて書き始めた一文字目。
滲みがでたのはまあ良いとして、線自体がぽっちゃりちゃんになりボツ。


3枚目:ちょっと気合いをいれて書き出す。一文字目はまあまあ成功。二文字目もなんとかイケた。三文字目の1画目、まあまあです。2画目、ヒェー!!変に力が入り、長くなったわまっすぐすぎたわ最後のトメもぼってりで、チョーチョー、チョー、、、、ボツ。


なんというか、自分で許せない線。もうこれを採用するのは先生が良いと言っても私が許せないってほど嫌いな線になりました。




仕方なく、初日に錬成会で書いた作品を見直す。
なんだか昨日のダメダメな線と比べたからでしょうか。エラく上手にきっちり書けているように見えます。

この前のヤツえらく上手いですね。と言った私に「そうそう、線も良いし墨も乗ってるし、大きさも揃ってまとまっているしね。良いと思うよ。」と先生。「どこで自分にOK出すかだよね。後悔したくない気持ちもわかるし、何枚も何十枚も書いても結局最初に書いたのが一番いいってことは良くあること」だと。

仰る通りだし、もう集中力も書く力さえ残っていない。
ほんとにほんとに締め切り最終日まであと2日あるので、それまでもし書けたら持参することにして終了としました。



昨夜うまく書けなかった理由はいくつかあります。
仕事帰りで切り替えができなかったり、体調が万全でない。体力がない。時間が遅いなど。部屋の中も暑かったかな?いや、空気の通りが悪かったかも。(後から思えばいろいろ出てきます)
ですが一番は、昇段級試験は日頃の成果を試すことであって、その時だけ頑張っても結果が出るものではないということ。
ですね。

でも気をつけることがはっきりしました。

○午前中の方が集中できる
○風通しが良い方が集中できる
○仕事の後は集中力を使い切っているので集中できない

○昇段級は日頃の積み重ねの結果である


とりあえずできる限りのことをしたからでしょうか。最終日はうまく仕上がらなかったけれど、気持ちはスガスガしい。いや清々しいです❤️




💙💙💙💙
(写経継続171日 9クール3日)

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