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投資について思うこと

25日の株式市場、外国為替市場が同時急落した。

この話題は、昨今ブームになっている投資のこと(ぼくなりの警鐘)や、(中略)こうしてのんびり書いている間にも、今のバブルが弾けたらあの話は書けなくなるなぁ、とか。

小休止の余談

いや、バブルが弾けたとは思っていないけれど、警鐘は間に合わなかったかなぁ。
そんなわけで、投資の話は経済の話題の後半に書くつもりだったけれど予定を変更して先に書くことにした。

日経平均株価は1日で3万7869円まで約1285円の下落、ドル・円は151円台まで一気に下落した(円高)。
いやー落ちたなー、それにしても株もドル・円も(他のクロス円も)下げるスピードがすごかった。

X(旧twitter)などを眺めていると投資界隈の人たちは、先日の意表を突かれた為替介入の時以上に阿鼻叫喚の大騒ぎ。特に最近になって新NISAを始めたばかりの人たちは総悲観の様相を呈していた。

「暴落だ」

「新NISA解約」

「新NISAなんてやらなければよかった」

「積立NISAを損切りした」

このような言葉が散見される。
こういった人たちは、政府・金融庁やメディアに煽られ乗せられ、新NISAや投資を始めたのに財務省の為替介入だったり、幹事長やデジタル大臣の余計な発言のせいで大損をさせられた、人生詰んだ。と思っている人もいるだろうと想像する。
中には新NISAが始まったばかりの頃に、ゆうこりんの言っていたことを信じれば良かった、と後悔している人もいるかもしれない。

「手を出していないです。国が推してるじゃないですか。国が推してるものに、いいものがあるのかなって。何か裏があるんじゃないか」

「放ったらかしにしてても(大丈夫)とか、夢だとか、そんな甘い話は世の中にない。永久っていう言葉も信じていません」

ぼくは積立NISAをやっていなければ、未だに新NISA口座も開いていない。
もちろん、ゆうこりんの影響でなく、単に面倒だなぁと思って新NISA口座を持っていないだけなんだけれど(だから作るとは思う)。
そんなぼくも彼女の発言には一理あると思っているので、それについて述べてみたい。

「放ったらかしにしてても(大丈夫)」

これを言っている人は、日経平均であれS&P500やオルカンであれ、「経済は右肩上がりで伸びる」ことを前提に話をされている。それも1年や2年の話でなく10年、20年、場合によっては、もっと長い期間を前提にしている。だから「老後2千万(4千万)問題のために、新NISA、積立NISAを始めましょう」という触れ込みだったような記憶がある。

そのためテレビやネットでも、この手の説明の際には必ずというほど過去20年、30年のチャートが引用される。それも大抵は世界最強の指数S&P500のものを用いるので、誰の目にも経済が右肩上がりであることが一目瞭然でわかるし、多分説得力もある。

米国の指標と比べ全然ダメダメな日経平均でさえ、仮にアベノミクスから買って放置していれば、今頃5倍以上の資産になっている。
ちなみに過去30年間だと日経平均株価は現在約2倍。米国S&P500に至っては、同じ過去30年間で約12倍にまで伸びているんだから、そりゃ日本人の多くもS&P500に投資し、「放ったらかしにしてても(大丈夫)」と言いたくなるのにも頷ける。

ただし・・・

続きは明日にしよう。

つづく



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