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知識は荷物になりません 貴方を守る懐刀

Twitter(X)の自己紹介欄に好きな言葉として、「知識は荷物になりません 貴方を守る懐刀」と書いている友人がいる。本当に、いい言葉だなぁと思う。

経営本のスゝメ 7.


どうしても「経済の話」となると、やたら遠い世界のことに感じ、余所事に思えてしまう人も多いと思う。無論、ぼくもそうだ。

しかし今、多くの人を苦しめている深刻な問題といえば円安や物価高であり、これが経済と不可分な関係なのは既述の通り。実はそれほど日常生活に密接したものなのに、経済という言葉が出てきた途端、興味が失せてしまうのはなぜなのか。

自分でいろいろと読んだり調べてみてわかった。

いや、もちろん経済がわかったという意味でなく、どうして興味が失せるのかがわかった気がする。

出てくる言葉が何かと小難しい。

きっと、これに尽きる。

あくまでも主観だけれど。

ぼくなんて、経済をちゃんと理解されると不都合が生じるスーパー賢い財務官僚や御用学者が、意図的に国民の興味が失せるよう仕向けているんじゃないか、という陰謀論めいた邪推まで半ば本気でしてしまう。
いや、でもなぁ・・・話題が脱線してしまうので、これはまた別の機会にしよう。

しかし、小難しい経済用語が原因で興味を失うのは惜しいと思うほど、今ではおもしろい世界だとぼくは感じている。
日常生活に密接した問題だしね。
そして、ぼくが過去から調べている理由は、先述した通り。

いくら勉強したところでインフレを止めることなどできないのだけれど、なぜそうなったのか、過去や経緯を知ることでこの先をある程度推測することは可能だと思っている。

「理由」という余談

これまでも何度か引用している「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という名言に倣い、あぁ愚者 にしやまも歴史に学ぼうとしているのね、と思っていただけると嬉しい。

そんなわけで、時系列を間違えるといけないので、先に大きな出来事を記しておこう。
それと歴史に学ぶということで、何か見えてくるのではないかと思い、東日本大震災から直近まで13年間の米ドルと日本円の推移に、影響が大きかったと思われる出来事も記してみた(画像)。
需要あるかわからないけれど、ご参考までに。

2008年9月 世界金融危機(米国のサブプライム問題が発端となり、その後のリーマン・ショックが引き起こしたもの)

2011年3月 東日本大震災

2012年12月 アベノミクス(第2次安倍政権)

2013年4月 異次元金融緩和が開始

2014年4月 消費税8%に引き上げ

2016年1月 日銀によるマイナス金利導入

2019年10月 消費税10%に引き上げ

2020年2月 コロナ・ショック

2021年7月 東京オリンピック

2021年10月 岸田内閣発足

2022年2月 ウクライナ侵攻

2020年3月 米FRB利上げを開始

画像をクリックすれば、大きくなります

こうして画像にすると、やはりいろんなことが見えてくるなぁ。

1991年のバブル崩壊から円高は進んでいたけれど、2008年の世界金融危機以降さらに円高は進行し、2011年10月には 1ドル 約75.5円をつけている。
現在 1ドル 約160円だから75.5円というのは、超円高どころでないほどの円高だったことになる。

つづく・・・いや、わからない

 


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