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お金や投資、経済やビジネスっぽい話(仮)

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#アベノミクス

大本営発表

民間部門からは長年の金融緩和による副作用の指摘もあった。だが、デフレを脱却して物価安定を…

わしゃ、止まると死ぬんじゃ~

日銀が国債を買い受けることで長期金利を低く抑えるイールドカーブ・コントロール(YCC)は、…

異端の救世主か 、 それとも破壊者か

経済は複雑すぎるので、前半はこれまでを少し振り返りながら書いてみる。 アベノミクス時代、…

パンドラの箱

そろそろ、この辺りの伏線回収をしていこう。 ぼくの思う政府・日銀の本当の狙いとは、先述し…

白川・元総裁の慧眼

結論から述べれば、異次元緩和の本当の目的は、やはり ”円安誘導” だったと思う。そして、そ…

ほほぅ

「物価上昇率 2%」について述べているけれど、そもそも物価上昇は必要なのか。 そして、なぜ 2…

駆り立てるものは、 何?

黒田・前総裁が就任前からこだわり続けていたのは、「2年で2%」だった。 だから 2% = 目的 と述べたけれど、これも日銀的には「あくまでも手段である」とされている(総裁・副総裁就任会見での岩田・前副総裁の発言)。 では、なぜ 2%で、その先の目的はどこにあったのか。 岩田・前副総裁の言葉を額面通りに受け取り、要約するとこうなる。 現在では、物価水準をデフレになる前にただ戻すだけでなく、経済はある程度の物価上昇がある方がむしろ安定することが経験的にわかってきた。 2%く

本丸は 「2%」

先に述べた3つの「2」の話に戻る。 黒田・前総裁が会見で「2」を並べられたのは、メディアや…

2倍 2年 2%

タイトルにした3つの「2」は、黒田・前総裁が日銀総裁に就任されて間もない頃、会見で大きなフ…

犯人は、誰だ

政府と日銀が ”株価つり上げ策” をしたことで、買いが買いを呼ぶことになった。 それも ”呼…

まぼろし〜

日銀が長期国債やETFなどの金融資産を購入してきたのには、 ”景気を刺激し不況から脱するため…

暴走だったのか、そんな気はする(仮)

いきなり余談になちゃうけれど。 前回の文末に ”円キャリー・トレードの正体” と思うことを…

当たり前田のキャプチュード

アベノミクスの下、黒田・前日銀総裁が異次元金融緩和を開始し、巨額な国債買い入れを続けた結…

振り上げた拳をおろせなかったんだろうなぁ

第2次安倍政権においてアベノミクスは ”三本の矢” を柱とし、日本経済の停滞を立ち直らせるという経済政策だった。 第一の矢 大胆な金融緩和 第二の矢 機動的な財政政策 第三の矢 民間投資を促す成長戦略 ぼくは決して悪い経済政策だったと思わないけれど、結局放たれたのは第一の矢だけだったように思う。 第二、第三の矢を撃てなかったのにはいろんな背景があっただろうけれど、それにしてもなぜあのタイミングで、それも二度も消費税増税をしてしまったのか(2014年4月に8%、2019年1