#002 他人への信頼がすごい国ニッポン(710文字)
日本は「治安が良い国」と言われる。
実際に調べてみると、想像以上にビックリ。
日本の犯罪発生率は、欧米先進国と比べて桁違いに低いらしい。
確かに、女性が夜に一人で歩けるのは日本くらいだと聞くし、自販機が何事もなく置かれるのも日本くらいだと耳にする。
ビジネスの世界でも、日本の契約書は薄いとか、業務分掌が緩いとか、色々なことを耳にする。
つまるところ、日本の人は根本のところで、他人を信頼しているのだろう。
危害を加えず、いざとなったら助け合える仲間だと。
それを、思いがけない方向から感じた瞬間があった。
2022年10月4日の朝7時半。北朝鮮からミサイルが発射されたあの時だ。
街に鳴り響く、おどろおどろしい『国民保護サイレン』。
そんな中、多くの人がとった行動は、「いつも通りの出勤」だった。
別に避難などしない。身を伏せもしない。
逆に、「どうせミサイルなんて来るわけないんだから!」と、サイレンを鳴らしたことを怒る人もいた。
つまるところ、日本の人は根本のところで、他人を信頼しているのだろう。(2回目)
じゃあ日本人は何も畏れていないのか、と言われると、そうでもない気がする。
少なくとも、私が無条件に畏れるのは、人間ではなく、自然。天災。
身を守るのは、他人から攻撃されそうな時よりも、天地が動きそうな時だ。
余談だが、日本でいう「気象予報士」のような、予報業務を許可制にしている国は、非常に珍しいらしい。
日本では、「明日〇〇が攻めて来る!」よりも「明日雨が降る!」の方が余程オオゴト。
「お天道様の下では、人間などちっぽけな存在」、ということか。
今日の仮説
何に注意を払って暮らすかは、過去に何の脅威に晒されたかで大きく異なる
「スキ💓」と「シェア📤」のランダム設定したので触ってみてゐ
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