興味があるのは情景だけ
年齢と体調と暑さのトリプルパンチで、日々のエネルギーは毎日夕方には空っぽ同然になる毎日。
それはそれで嫌でも嫌いでもないのだけれど、他に何もできない——日々のプラスアルファ、余禄、余白がゼロ同然というのはいささかキツい。
日によっては夕飯を作ることすら放り出してしまうほどの疲弊では何かを作ることなどできるはずもない。
できることと言ったら考え事ぐらいのものだ。
身体を動かすこともなく、じっと座って頭の中だけをひたすら動かすだけだから、毎日の残りエネルギーだけでもどうにかなる。