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圧力鍋が怖いなら、電気圧力鍋を使えばいいじゃない【エッセイ】1300文字

圧力鍋が怖いんです。
何故かって?自分でもよくわかりません。
そもそも圧力鍋は使ったことはなく、母も持っていなかったので、身近な人が使っているのを見たのは義母が初めてでした。
でも、その頃には既に「圧力鍋は使い方を間違えると爆発するモノ」という観念が定着していました。
微かな記憶では、母が圧力鍋のことをこんな凶器のように言っていたような気がします。
また、母は料理上手なのですが揚げ物はほとんど作らず苦手だと言っており、それも私の揚げ物料理をするのが苦手となる意識に繋がっているんじゃないかと思います。

なので、義母が圧力鍋を使いこなしていることに憧れました。
私も圧力鍋でレパートリーを増やしたい!!
でも、圧力鍋でなくとも時間をかければ調理はできます。
扱いを間違えるとパンパンに膨らみそうで怖いし、重くて洗うのは大変だし(お手伝いで洗ったことがある)。
なくてもいっか、と思っていると、結婚して10年が経っていました。

しかし、Amazonのブラックフライデーによって、突如、電気圧力鍋が我が家にやってきたのです。

ブラックフライデーの前、息子のリクエストで手間をかけて塊肉を柔らかくしたビーフシチューを作り、家族みんなに好評であっという間になくなったことがありました。
あっという間になくなるなら、もっと簡単に作りたい・・・
ビーフシチューの作り方を検索すると圧力鍋での作り方が当然のように出てきます。
電気圧力鍋はボタン操作なので、火加減を手動で調整する圧力鍋に比べて怖いところはなさそうなので、実は気になっていました。
購入にあたってはYouTubeで活用動画を見たりしました。
洗い物も簡単そうでした(実際も、軽くてチョー簡単!)。
ずっとネックだったのは大きいために置き場に困ることです。
収納場所はあるんですが、いざキッチンに置くと調理スペースが狭くなることが懸念点でした。
でも、その時の勢いで大丈夫と判断し、旦那に購入してもらいました。
一応、クリスマスプレゼントのようです。

早速作ったのは家にあった材料で、いりどり。
ごぼうが太くても柔らかく、味がよく染みています。
電気圧力鍋とごぼうの相性はいい!(ごぼう好き)

「いりどり」と言いつつ鶏肉ではなくベーコン。

そのあとは、スーパーの精肉コーナーで素通りしていたスペアリブに向き合ってみたり、無水調理機能を試してみたり、旦那のリクエストで角煮や牛スジにも挑戦してみたりと、新しい料理の扉を叩くのが楽しかったです。

スペアリブは母もよく作ります(普通の鍋で煮たり、焼いたり)。
カレーは翌日も食べるので鍋ごと冷蔵庫に入れたいし、圧力鍋じゃなくていいかも。
角煮もおいしかったけど、一緒に調理したネギが絶品だった!
圧力鍋の恩恵なのかわからないけど、すんごく柔らかくできた牛スジ(手前)。

ビーフシチューは・・・作っていません。
牛の塊肉って高いじゃないですか・・・
なので、クレジットカードのポイントで買おうと決めていたんです。
で、ついにポイントがある程度溜まったのでポチっと。
ポイントで買ったお肉が届くのも、相棒の力を発揮して料理するのも、おいしそうに頬張る笑顔が見られるのも(たぶん)、楽しみです!

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