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デジタル教科書めっちゃええやんてなった件

とあるニュース記事を読んで、デジタル教科書が気になったので調べてみた。

文部科学省によると、デジタル教科書は

紙の教科書の内容の全部(電磁的記録に記録することに伴って変更が必要となる内容を除く。)をそのまま記録した電磁的記録である教材

を指すらしい。

正確には、学習用デジタル教科書というらしいが、このデジタル教科書の導入により期待されるメリットとして、

・デジタル機能の活用による教育活動の一層の充実
(例)拡大縮小、ハイライト、共有、反転、リフロー、音声読み上げ、総ルビ、検索、保存

※リフロー(たて書き/よこ書き変更、書体変更、文字サイズ変更、色変更、行間変更)、総ルビ(ふりがな)

・デジタル教材との一体的利用
(例)動画・アニメーション、ドリル・ワーク、参考資料

が挙げられている。

※参考文献は、上記で紹介した文部科学省のページ内にある、学習用デジタル教科書のイメージ(PDF)から抜粋


また、特別支援教育等における活用例として、

・視覚障害のある児童生徒による、拡大機能や音声読み上げ機能の活用
・発達障害のある児童生徒による、音声読み上げの機能や、文字の大きさ、背景色、テキストの色、行間・文字間隔の変更機能の活用 等に 

が挙げられている。


文字が拡大したり、テキストの色を変えたり、音声で読み上げてくれたりする機能って、健常者はあまりメリットに感じられないかもしれないけど、そうでない人からしたら、めちゃくちゃありがたい機能だと思う。


えーーどんなものだろーー

使ってみたい!

と思って調べてみると、サンプル版デジタル教科書を発見。気になる方はこちらから。


なんとこのデジタル教科書、

テキスト上にペンで書き込みができる、付箋も貼れる、ファイル添付もできる、表示方法も巻き物表示が選べる(?!)優れもの。
※他にも色んな機能あり


デジタル教科書って単なる紙の教科書のデジタル化でしょ?

と思っていたことを反省する。


紙の教科書の良いところは、ペンで書き込みができるところだと考えている。

なので、以前この記事で紹介したGoodNotesのように、デジタル教科書になったとしても、テキスト上に書き込みできたらいいなと思っていたのだが、


そんなの当たり前でしょ、と言わんばかりに対応されていました。

素晴らしい!


デジタル化することで、"どんな人でも"使いやすくなる。

それがデジタル化の本質、ではないでしょうか。