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お金に苦しむ22歳



お金に苦しむ22歳(最近の私について)


去年の11月から1人暮らしを始めて
(2人暮らしのつもりだったけど)
年末に前職を辞め2ヶ月間休養も兼ねて転職活動をし
3月頭から現職に就いたわけですが、
まぁ笑えないくらいお金がなくなりました。

かなり生活水準を下げることになるとは
3月までの私は知らない。

というのも半同棲していた彼氏と
2月に別れたのが大きかった。
"そんな予定"を入れてなかったことが
貧苦になった主な原因である、私のミスだ。

初給料が4月末だと分かった3月頭
1月半ば〜4月末まで約3ヶ月無給で
1人暮らしということになる。
とんでもない。

少し貯金はしていたが
自己投資(歯の矯正など)に去年100万をかけたばかり。

徐々に底が見え始め焦ったが
母の助けもありなんとか5月までは持ち堪えた。

いや、持ち堪えたが持ち堪えれてはなかった。

食べたいもの、会いたい人、好きなこと、やりたいこと、
たくさん我慢しなければならなかった。

1番情熱を持って続けているダンスも
レッスン2つをしばらくお休みすることにした。
したくない悔しい苦しい決断だった。

出来ないことが増え
お金がないから出来ないと分かると
不思議と意欲も無くなっていった。

「やりたい」と思ってもどうせ出来ないから
「やりたい」と思わないようにと無意識に頭が働いていた。

さらには、人からの誘いが怖くなってしまった。
「誘われたらどうしよう」なんて
今までそんなこと1度も思ったことがなかったのに。

自分の心まで変わってしまったようで
すごくショックだった。

そんな悲惨な状況のまま6月を迎えた私だけど
悲しいことだけじゃない。

気づけばお金のことを考え不安に駆られる毎日だったけど
だからこそ見つけた幸せもあった。

生活水準を下げると幸福度も上がると知っていたけど
便利で楽な生活をしている中で
自ら下げるのは簡単ではない。

今回思いがけず貧苦になってしまったことによって
おのずと生活水準が下がってくれた。

それによって色々な気づきがあった。 

服が買えないのはもちろん
ネイルにも行けなくなり割れて綺麗じゃなくなった手先

3ヶ月に1回行っていた美容院にも行けなくなって
傷んでボサボサの髪の毛

大好きなカフェや雑貨巡りも我慢して早くも半年弱

大好きなごはんもどれだけ安く済ませるかを考える日々。
100円のパンさえ何分も悩みにらめっこし買うのをやめた。

元々貧血なのもあり栄養不足で何回か倒れた。
鉄分とビタミン不足で手足が痺れることもしばしば。

そして笑うことが減った。
人前で笑顔でいることが前より難しくなった。

毎日食べたいものを食べれること
会いたい人に会いに行けること
会っている時に心から楽しめること
やりたいことをやれること
欲しいものをすぐに手に入れられること
そしてこの全てを"雑念なく"行えること

これがどれだけ幸せなことか。

小さな当たり前だと思っていたことが
大きな幸せだったと気づいた。
そして今までの何倍も大事に思うことができた。

ネガティブに考えてたって
お金は増えないし時間がもったいない。

無理に楽しもうとしてるつもりはないけど
"お金で苦しむ"という経験は
人生に一度はあったほうがいい気がする。

そういう意味では22歳というのは
すごくいいタイミングだとも思えた。

この苦しい期間がいつまで続くかは分からないけど
苦しんだ分必ず楽しみが待っている。(自論)

そう信じて私は今日も苦しく楽しく
一生懸命生きていく。

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