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知って得するJVの極意

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ビジネスに潜む人恋しさ

最近、協業とかJVの話が出てくることが、時々あるようになりました。とは言え、そうそう簡単にJVに進展はしませんけどね。

協業とかJVを行うときに大切なのは、言うまでもなく「信頼関係」ですよね。疑心暗鬼の相手と疑いながらビジネスを進めるのは大変だし、不安でもでもありますので、まずは信頼関係を構築すべきでしょうね。

ここ1ヶ月の間に、SNSからZOOMに進展した方が数人います。また、エリアビジネスの中でも、ZOOMで打ち合わせをしてリアル面談に進展した方もいます。

みんな、初めは雑談から入るんですが、お互いにビジネスの話をしてみると、何かを求めている感じがすごくあって、これ、もしかしたらこのコロナ禍で、人に会えない期間が長く続いているためか、人恋しくなっているんだろうなと感じました。

そんな中、似たような、あるいは関連性のあるビジネスをしている方もいるわけなので、その場合はお互いに何か協力できないかと模索するのは普通の流れかもしれません。

今、先が見えない混沌とした時期に何かいいチャンスがないかと手探りでアンテナを張り巡らせ、ネット上やテレワークなどで、情報収集に歩いているビジネスパーソンは多いですよね。

このような近況から何が言えるのか?ってことですが、ビジネスの基本は人対人ですから、人と関わる以上人との関係構築を図りたいって意味で、今回はビジネスパートナーについてお伝えしたいと思います。

JVのきっかっけ

ビジネスには競合があります。その競合といっても、直接競合と間接競合があるんです。

・「直接競合」とは、目的が同じで手段も同じ
・「間接競合」とは、目的が同じで手段が違う

ということです。

で、JVや協業の話が多く出るのは、間接的に競合してるなってビジネスの相手とお互いに何か協力できないか?って歩み寄るところから始まることが多いです。もちろん、それ以外にもお互いに協力できないか?って発想から生まれる関係もあります。

JVとか、協業って広義としてはビジネスパートナーのことなんですが、実際には誰と組むのか?誰と組みたいのか?っていうことが一番重要で、この辺がまさにビジネスマッチングのようなものですよね。

組む相手を選ぶには

で、誰と組むのか?ということに関して、重要なポイントがあります。それは、

「相手が何を持っているのか?」

ということです。

その何?とは、資産のことです。資産には2つあって、それは、

・コンテンツ
・リスト

のことを言います。

コンテンツを持ってる人のことをコンテンツホルダーと言います。対する、コンテンツはなくても付き合いの幅が広く、リストをたくさん持っている人のことをリストホルダーと言います。

この二人が組むことによって一気に売上が上がるわけです。ということは理屈でもわかりますし、想像しやすい話ではありますが、果たしてこの二人はどこでどのように出会うのか?ですが・・・

実際なかなか出会うきっかけがないってことですよね。

実際に組んでみよう

例えば、仮にタイミングよくウマがあってJVの話が進んでいったとしましょうか・・・

「JVを進めているんだけど、ちょっとパートナーとズレがあるような気がするよなぁ」って違和感があるように感じてきます。
「でも、進めていく中で、そうしたポイントを徐々に埋めて信頼関係を深めていけばいい」と、無理に埋める関係を作ろうとします。

「徐々に信頼関係を深めていく」というと、とても正しく聞こえますが、1つ気になることがあります。

この話の背景には、「ズレが気になるけど、そこはまだ言わず自然と関係性が深まるのを待つ」という捉え方です。

この捉え方で進めていくとJVは上手くいかないことが多いと思います。上手く行っても、お互いに苦しい関係になるのではないでしょうか。

ズレを修復するには

信頼関係とは、「何か問題が起きたり、気になることがあったときに、この人なら大丈夫!と、相手を信じられる」ってことではないですよね?

「何か問題が起きたり、気になることがあったら「この件、大丈夫ですか?」「どうなっていますか?」とすぐに確認できることが重要でしょうし、お互いに即言い合える関係のことを信頼関係というのではないでしょうか?と言うことは、

「気になることがあっても、すぐに確認して、それでも関係性が壊れない」
のが理想の関係でしょう。

このような関係性こそが、ビジネスパートナーとして理想の関係ですね。そのためにはどうするのか?ですが・・・

重複しますけど、
「気になることがあったらすぐに聞く」
ということですね。

たったこれだけのことを、お互いに遠慮せず言えるかどうかで信頼関係は構築できるのだと思います。

前提はビジネス

こう言うと、信頼関係もないうちからお互いにズケズケ言い合えるのか?って思いがちですよね。また、「それをそうするのに遠慮があるから信頼関係を作ってからにしたいんです」と言い返したくもなりますよね。

お互いにギクシャクするのは嫌なので、そんなことを聞いて、関係が壊れたら、元もこもないないじゃないですか!」ともいいたくもなりますよね。

しかし、それで壊れるぐらいなら「どうせ上手くいかない」ということでしょう。

つまり、ビジネスと言うことはお互い承知の上です。ので、ビジネスに関して意見を交換すると言うのは前提の付き合いだって事です。

つい、感情的になってぶつかり合って、意見が割れるなんてこともあるかもしれません。対立的な意見で一歩も譲らないことになるかも知れません。

組む意味を認識する

けど、ビジネスパートナーとしてJVを組む目的は何ですか?

お互いの資産を持ち寄ってレバレッジをかけ、一気に売上を上げることですよね?ここはお互いの協力がなければ、ビジネスそのものがうまく回らないと考えれば、意見を出し合うのは当然と考えるべきでしょう。

なので、気になる箇所があればその時点で聞くと言うことはむしろ、その時点でわかって良かった、と思うぐらいで、ちょうどいいのです。

もし、お互いに遠慮があるならば、

「気になることがあったらすぐに聞く」
と言う事を、最初からルール化しておくと良いでしょう。

もちろん、質問の仕方とか、相手に対するリスペクトや人としての配慮などは考える必要がありますよ。

でも、なんでも聞ける関係をビジネスパートナーと築き、良好な関係構築と切磋琢磨を念頭に置いた付き合いこそ、理想のJVと言えるのではないでしょうか。

はい、ってわけでぜひぜひ今後も戦略講座、参考にしていただけると嬉しいです。

それと、最後にお知らせですが、第1回目のnoteからstand FMというラジオ番組で放送してますのでそちらも聴いていただくとよりリアルになります。アクセスの方法は、PPSに記載しておきますのでこちらから聴いてください。ついでにフォローもお願いします。

それでは、飽きない人生満喫しましょう!じゃまた。

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最も興味深かったのは、プライミング効果と価格の組み合わせです。ここまでまだ勉強ができていないので、今後の課題として須山さんのお言葉を念頭に置き体系的に取り組むことができればと考えました。


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