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自社のビジネスを何屋と捉えるか

あなたは何屋ですか?

ビジネスをしているとよくある質問に、何のビジネスをしているんですか?って聞かれることがよくありますが、あなたなら何屋さんって答えてますか?

例えば、印刷会社なら〇〇印刷とか、整体師なら〇〇整体院とか、ジムなら〇〇フィットネスクラブなどなど、社名や自社のビジネスについてのメイン事業を掲げている場合が多いですよね。

それとは逆に、弊社もそうなんですが社名から想像しても、何のビジネスをしているのかよくわからないって会社も多く存在しています。

そこで、〇〇屋ですって答えてしまうと、〇〇屋さんですね!と反応が返ってくるのでわかりやすい反面、答えてしまった〇〇屋意外何者でもなくなってしまいます。

何のビジネスをしているのか?ってことを事業ドメインともいうワケですが、それは事業目的からして範囲を狭めている場合もあるってことです。

ということで、今回は自社を何屋と捉えているのか?でビジネスで言うところの攻める範囲も守備範囲も変わってくるってことをお伝えしたいと思います。

鉄道会社衰退の事例

時は1960年代のアメリカで、それまで一時代を築き上げてきた鉄道会社が衰退していくのを見て、あるマーケターが言った言葉があります。それは...

“鉄道会社が衰退した理由は、利用者数が減ったからじゃない。飛行機や車が普及したからでもない。鉄道会社が自分たちのことを「鉄道事業」と認識したためである。”と。

当時のアメリカと言えば、どんどん産業が発達して、飛行機や車など、別の移動手段が次々と登場していました。

また、電話なども普及し始めてきて、わざわざ移動しなくてもコミュニケーションが取れるようになっていった頃です。

ほとんどの人は、鉄道会社が衰退した理由は、

・車が普及したから、鉄道に乗らなくなった
・飛行機の方が早いので、鉄道に乗らなくなった
・電話で済ませられるので、そもそも移動する人が減った

というような、環境の変化だと考えていました。しかし、そのマーケターはこんなことを言ったのです。

環境の変化が原因じゃない

そもそも鉄道は、「遠いところにいる誰かに、会いたい。」という人々の願望を叶える手段だった。いわば鉄道会社は、“その願望を叶える事業” だった。

しかし、現実は「自分たちのビジネスは鉄道を提供することだ」と考え、鉄道に固執してしまった。

もし、”顧客の願望を叶える事業”として考えていたなら、電話や飛行機を使った事業も、自分たちのビジネスとして考えて、スタートしていただろう...と。
 
そもそも、商品やサービスの購入自体が目的になることは、基本的にないんです。人は何らかの目的を達成するために、その手段として商品やサービスを買うってことです。

つまり、「遠くにいる人に会いたい」という目的を達成するために、鉄道に乗るワケです。これを間違えちゃいけないんです。

あなたの事業は何ですか?

なので、少しだけ時間を取って考えてみて欲しいのですが…あなたは、どんな事業をしていますか?
 
この問いに正しく答えることが出来ますか?

もし、「印刷屋です」「整体師です」「ジムトレーナーです」みたいに、商品やサービスが答えになるなら、それは危険信号かも知れません。

例えば、体の痛みを取りたくて整体に来る人はいても、整体を受けたくて整体に来る人はいないはずです。

なので「患者の体の痛みを取って、健康的な毎日を過ごせるようにする」ことが事業の目的になれば、出来ることはグンと広がると思いませんか?

もし、整体師が「自分は整体師だ」と思っていたら、そう定義している以上「整体」しか出来ないと思い込んでいる状態です。

でも、患者さんの健康的な毎日を手助けすることが仕事と定義するなら...ビジネスへの考え方や捉え方が変わってくると思います。

事業ドメインを再定義する

お客さんに対して何を提供しどうなって欲しいのか?そして何が得られるのか?あなたの事業の目的は何なのか?を考えてみましょう。

特に今は起業し易い時代だし、似た様なビジネスは多いはずです。こんな時だからこそ、あなたの事業の目的を考え直す重要な時期なのかもしれません…

自分は何のビジネスをしているのか?そして、何屋なのか?この事業ドメインをしっかり考えることでビジネスの幅は広がって来ます。

はい、ってわけでぜひぜひ今後も戦略講座、参考にしていただけると嬉しいです。

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K様

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つ目最後に、第1回目のnoteからstand FMというラジオ番組で放送してますのでそちらも聴いていただくとよりリアルになります。アクセスの方法は、PPSに記載しておきますのでこちらから聴いてください。ついでにフォローもお願いします。

それでは、飽きない人生満喫しましょう!じゃまた...さいなら。

おまけ

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M井様

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最も興味深かったのは、プライミング効果と価格の組み合わせです。ここまでまだ勉強ができていないので、今後の課題として須山さんのお言葉を念頭に置き体系的に取り組むことができればと考えました。

S本様


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