大阪_ブログ_1号__文字いり

Vo.1:大阪支社立ち上げから半年を振り返って

みなさん初めまして!
最近筋トレ熱が盛り上がってきて、あと少しでプランシェ(上水平)が完成しそうな、大阪支社の藤井です。
年内完成が目標ですので、近日中にそちらのnoteも書ければと思います。

興味のある方は一緒にやりましょう。

というわけで本題ですが、11月から始まった本ブログの目的は下記2点です。

・サービスの思想・世界観を広める
・ITプロパートナーズの大阪での認知を広める

今回の記事では、先月で支社設立最初の半年を終えたため、その振り返りと今後について書いていければなと思います。

後悔


◆目下の営業と仕組み化を並行して進めること
市場調査と新規100%の営業が同時並行であったため、特に前半の営業は想定しない工数が多々発生し、かなりキツかったのを覚えています。表現方法の違い、市場での単価面の違い(これがかなりキツかった・・)、他様々な情報が圧倒的に不足しており、文字通り日々泥臭くPDCAを回して行きました。
そのおかげで「過程ではなく、結果が出るまでやり切る」というコミットメントは強まったと思いますが、業務量の多さに甘え、「細かなデータの記録をサボる」「情報入力を適当にしてしまう」「面倒くさがり全体へ得た知見を共有しない」など、日々のちょっとした惰性が募り、データがしっかりと取れていない、行動が場当たりになる、知見が個人に留まり属人化する、などなど、様々なマイナス面が出てきました。
幸い2名×半年のボリュームのためそこまで大きな損害にはなっていませんが、それでも不要な工数がかなり発生しているので、日々の情報管理、知見の共有等の重要性を実感しました。

◆「組織作り」の重要性
この部分が最も後悔が残っています。
実際に目下の売上で手一杯だったのですが、自分含め2名ということもあったので、「組織作り」がそもそも頭に浮かびませんでした。
当然業績の良い時は何の問題も発生しませんが、今回の大阪支社はそもそもスタートから最後まで上半期を終えるまでほとんど負けが続き、それにより生まれる負の感情に完全に飲み込まれていました。
仲間に手を差し伸べない、問題解決ではなく相手のミスをとがめることに意識がむく、等、一時期は挨拶も交わさない状況でした。
そのような状況の中でこれはまずいと再度考えてみた時、支社としての共通の旗がないことに気づきました。自分たちの存在意義は何で、このサービスで世の中をどう変えれるか、そのために何を大切にするのか、お互いの中に共通認識がなかったため、コミュニケーションの度に温度差が発生したことを覚えています。

◆先人の知識を借りるべきだった
9月頃から必要性を感じ、会社の先輩や他社の同様の立場の方に意見を聞くようになり気づいたことは、「だいたいみんな同じ壁にぶつかっている」ということでした。上記の営業も組織も、代表の木村も苦労していましたし、他社の方々もみな口を揃えて仰っていました。


よかった点


◆固定観念を持たないこと
大阪に行く前に、多くの方が「大阪では絶対に値切られる」「飲み会からじゃないと仲良くなれない」など様々なアドバイスをしてくださいました。上記を鵜呑みにするのではなく、良い具合に頭の片隅にとどめ、自分の行動から冷静に分析できたことは、振り返ると良かったのではと感じます。
例えば、大阪に行く前に言われたアドバイスNo.1の「確実に値切られる論」に関しては、そもそも僕たちのサービスがスタートアップやベンチャーなど若い企業を対象にしており、中の方は頻繁に東京との接点を持っていることが多かったため、少なくとも「値切り」の面ではそこまでの差は感じませんでした。
もしアドバイスに依存していた場合、重要な判断を誤ったり、それを言い訳にやり切れないなど弊害があったのではないかと思います。

◆主催する事
新しい環境で最も重要なことの一つに「環境を整える」ことがあると思っています。これは「周りと仲良くなる」ということであり、それができてやっと他者を巻き込めたり、PJを推進できますし、何より精神を平常に保つことができ、自分の持っている力を安定して発揮することができると考えます。
その意味で、とりあえずシェアオフィスの方やお客様などに声をかけ、様々なコミュニティを主宰したことは本当によかったなと感じます。何かに乗っかることももちろん大切ですが、自分から主導することでコミットメントが強まったり、何かと皆さんに覚えてもらったりします。そこで出会った方々とは今でも仲良くさせていただいているので、見切り発車でも勇気を出して行動できたのはよかったと思います。

今後


以上、どちらかというと後悔の方が多く、暗い感じになってしまいましたが笑
働くことがどんどん面白くなっていっています。

大阪に来て最も良かったなと思うことは、サービスと向き合う・深く考える時間が圧倒的に増えたことでした
昨年1年間東京で営業を行っていた時は、そもそも既存のお客様の比率が多かったり、先輩方含む先人の方々が市場を整えてくださっていたため、正直行動量を担保すればサービスの思想を理解せずとも最低限の成果を出すことはできました。
しかし大阪では状況が全く異なりました。サービスも思想も通用しない(伝え切れていない)ことも多く、自分たちでも時々必要性を見失い、「このサービスって必要あるんですかね」のような内容の会話も何度かしたことを覚えています。
そこから大阪のことを調べ、市場のことを調べ、もう一度サービスを見直し、誰に何を届けるべきなのかを日々考えるうちに、理解が深まったのはもちろんですが、以前よりも市場をより良くしたいという思いが非常に強くなりました。

今後人口減少や少子高齢化の影響で、既存の働き方のままだと、意欲があるのに挑戦できない方が増えて行きます。一方企業も、柔軟に知見やリソースを取り入れなければ、事業の推進がストップしたり、挑戦の幅が狭まったり、世の中に既にある失敗をする可能性が高くなります。
僕たちがその間に立って、思想や具体を啓蒙し、より柔軟な個人の働き方・人材配置が叶うようにすることで、多くの方・企業が挑戦し自立することができると本気で思います。

既にいらっしゃる既存の方々を敬いながら、僕たちから良い変化を起こしていきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?