見出し画像

歩きやすい靴で来てね→👠

歩きやすい靴で来てね。と言われることがたまにある。

沢山歩く時、仕事でずっと立っている時、走る必要がある時…そういう時、私は決まって高さ9センチのハイヒールを履いていく。もしくは高さ10センチの厚底サンダル。

なぜ?と言われれば、もちろんそれが歩きやすいから。そしてスタイルもよく見える。一石二鳥だから。

でも結構な確率で「なんでそんな靴で来たの?話聞いてた?」と言われる。スニーカーで来いと言われたのならそうだろう。でも、「歩きやすい靴で」と言われたら私はハイヒールを履く。

長時間立ちっぱなしの撮影現場や、ディズニーランドや旅行でも、絶対ハイヒールか厚底サンダルで行く。

これは強がりでも行きすぎたオシャレでもなく、本当にそれが一番楽で歩きやすいのだ。

5センチ〜0センチのヒールでは、体が後ろに傾いている感じがして上手く立てず、脹脛の筋肉がパンパンになってしまい、かかとに全体重が乗って骨が痛み、すぐに歩けなくなる。そして次の日は絶対に筋肉痛。


私は初めて歩くようになった頃から、何故か爪先立ちで歩いていた。体育の授業で三角座りをする時も爪先立ち。高校で新体操を初めてからは、さらに爪先立ちになり、ローファーの皮はいつも真ん中からヒビ割れた。

多分だけれど、私は足首の筋肉が弱く、関節が柔らかい。だから、足をぐねっても転ばない。けれど、くるぶしには擦り傷が出来る。

9センチのヒールを履いてバランスを崩しただけで、転んではいないのにくるぶしを怪我するとは、その時私の足はどうなっているのか分からない。でもいつもそう。このお陰で滅多に怪我はしない。

寝ていても、つま先は天井を向かない。地面に水平に、壁の方を向いている。変なのとよく言われるけれど、天井につま先をつける方が力がいるし、疲れると思う。

だから私はいつもつま先立ちでいるしかないのだ。ハイヒールが本当に楽チンで、全力疾走して皆に勝つことも普通にある。

全員にとっての「歩きやすい靴」がスニーカーではないのだ!皆に合わせてスニーカーを履いたら、私はすぐ歩けなくなる。平気なふりをして付いていくほど足も心も強くはない。

そんな私みたいな人もいるので、沢山歩く予定の日にハイヒールで来た人を責めないであげてください。

女子力高いね〜!って嫌味っぽく茶化すのもやめてあげてください。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?