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「懐石旅庵 阿しか里」 by itomagazine

創業八十年。 遥か万葉の世から人々を癒しつづけた開湯千五百余年の湯河原の湯元にて箱根外輪山の山並みを望む山間にひっそりと佇む一軒の温泉旅庵です。昔ながらの旅館かと思いきや光が入ってモダンな美しい客室のインテリアも魅力的。ウェルカムベビーの宿認定で小さなお子様がいるファミリーにも人気の「懐石旅庵 阿しか里」をご紹介します。

全室露天風呂付きのスタイリッシュな客室

JR湯河原駅より車で約7分の山奥に「懐石旅庵 阿しか里」はあります。予約時にお願いすれば送迎も可能。新設したスイートルームもあり、二千坪の静かな敷地に客室はわずか17室と贅沢な造りです。

2022年に新設された100平米と宿最大の広さを持つ源泉かけ流し露天風呂付の和洋スイート「相模路」。二階に位置し、光が差し込む大きな窓からは湯河原の箱根連山の稜線の遠景、ライトアップされる木々を望めます。数寄屋造りの落ち着きある和をベースにフローリングにソファーと洋の要素を上手に組み込んだ上品でスタイリッシュなインテリアです。

広々としたデッキには露天風呂があります。湯河原の柔ら湯源泉掛け流しのため、いつでも自由に良質なお湯が楽しめます。小さいお子さんがいるファミリーも他のお客様を気にせずゆったりと温泉宿で寛げますね。

こちらも2022年新設、源泉掛流し露天風呂付 和洋セミスイート「淡雪」。二階に位置し、お部屋食対応も可能な、おこもりステイが叶う客室です。80平米あり、デッキには自然を望める露天風呂があります。

その他、2023年に改築予定の離れ2室や、こちらのようなコンパクトな45平米の和洋スタンダードルーム「珠衣」があり、お値段やお部屋の広さ、景色などが変わってきます。旅のスタイルやお好みに合わせて選んでみてください。

二十四節気の懐石料理

名前に懐石旅庵とついているだけあって、こちらにくるお目当ての一つはディナーで提供される懐石料理。真鶴港、福浦港、相模湾水揚げの新鮮な海の幸、
足柄、相模原、三島の大地、空気に育まれた畑山の幸を中心に、全国の選りすぐりの旬の味覚、四季折々を織り込んだ、繊細で贅沢な至極のお料理がいただけます。季節によって献立も変わるので何度来ても楽しめるのも魅力です。

とうふ野菜あんかけ、白身魚焼き物、白身魚ダシ煮等ベビーフードメニューも用意されていて、小さなお子様への対応もできる限りしてくれるのも旅がしやすく嬉しいですよね。

お部屋食ではない客室の方はこのような、開放感のある落ち着いた食事処でいただけます。ワインやお酒の種類も豊富でついつい飲みすぎてしまうかもしれません。

朝食は地元福浦港、真鶴港の厳選した海の幸、地元の野菜などが使用された旬を味わう和朝食。朝から栄養が染み渡ります。

大浴場で湯河原の温泉を堪能

湯河原といえば、温泉。客室露天風呂もいいですが、雰囲気も変えてたまには大浴場にも足を運びたいものです。「懐石旅庵 阿しか里」には露天大浴場 椿の湯・橘の湯があります(男女入れ替え制)。

名湯と名高く、1500余年の奈良時代、万葉の世から、肌に優しいやわら湯として愛され、訪れる人々を癒し続けてきた湯河原の源泉。単純アルカリ泉の源泉をかけ流しで提供しています。お湯に浸かると疲れも解けて癒されること間違いなしの温泉です。

その他「紫陽花SPA」というSPAもあります。こちらのセラピー・セッションは、カリフォルニア州のオイルトリートメント「エサレン マッサージ(ESALEN MASSAGE)」認定のセラピストのみによる、香りとボディーオイルの両面でサンダルウッドを配合したオイルを使用。温泉と一緒にトリートメントも受けるとよりリラックスできると思います。

おこもり滞在におすすめ

湯河原といえば都心からもすぐですし、少し癒しが欲しいと思った時に行ける距離。温泉や美味しいお料理、そしてスタイリッシュな客室がそろっていて、非日常を味わえます。特に赤ちゃんがいるファミリーや2人っきりで過ごしたいカップル旅におすすめ。「懐石旅庵 阿しか里」でゆっくりとおこもり滞在をしてみてはいかがでしょうか。

▼この他さまざまな"プロ厳選のお宿"のお写真や魅力を、instagramやTwitterで紹介しています。ぜひチェックしてみてください。


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