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働きながらの学習で実現する「早起きのススメ」

こんにちは、クラスマネージャーの鈴木です。
今日は「早起きのすすめ」という話しをしようと思います。

早起きは三文の徳、ということわざがありますが、
果たして勉強に関しても早く起きると良いことがあるのでしょうか。

私は、司法書士試験の勉強を始めたばかりの頃は夜に勉強していました。
理由は、朝は起きたら仕事へ行くため勉強する時間などない、と考えていたから…というよりも、朝に勉強するという発想自体が自分にはなかったからです。

そんな私が朝勉強するようになった理由、それは、夜勉強していると娘が部屋に遊びにやってくるようになったからです。そうなると勉強ができないばかりか、娘の寝る時間も日に日に遅くなり全く良いことがありませんでした。
そこで、夜はとにかく娘と一緒に早く寝て、早起きして勉強してみることにしました。

ここで問題になるのが、夜型から朝型への切り替え作業です。しかし、実はそんなに難しくありません。一度、4時~5時くらいに頑張って起きると、その日の夜は早く眠くなります。この生活を少し繰り返すと、自然と暗くなると眠くなる体になります。つまり、早く起きると早く眠くなり、早く寝ると早く起きれるようになるんです。

寝る時間は特に決めず、とにかくその日その日で出来る限り早く寝るようにしていました。この頃は、仕事が終わると早く寝ることばかり考えていました。起きる時間も特にカッチリ決めていた訳ではありませんが、最低でも6時間は睡眠時間を確保するように心がけていました。そして、仕事に行く準備を開始する7時まで全力で勉強します。

朝早く起きて勉強するようになり良かったと感じたことは、その日の勉強が朝に終わっているため、早く家に帰って勉強しなくてはと、1日中考えることが無くなったことです。もちろん隙間時間などやれるときはやりますが、それはあくまでプラスアルファという位置づけで考えていました。

また、夜勉強していたころは勉強中に眠くなったり、その日の仕事で失敗したことなどが気になり集中できないなど、その日の仕事の状況に左右されることが多かったような気がしますが、朝は1日の疲労がない状態で勉強できるため勉強に集中することができました。

さらに、甘いものが大好きな私は、夜勉強していた頃はあとは寝るだけだから、と食べるのを我慢していた甘いものたちを、朝はこれから活動するから食べても大丈夫、と思いっきり食べれるようになりました。そしてそれを楽しみに、毎朝早起きしていました。

ちなみに、朝方に切り替えてからも、たまに早起きした娘が部屋にやってきて朝の勉強を中断することもありましたが、その時は諦めて思いっきり遊ぶようにしていました。

私は、試験に合格した今でも朝勉強を続けています。(睡眠時間は少し増えましたが)そして、この朝に勉強する習慣こそが、司法書士試験を通して得ることができた大きな財産のひとつだと考えています。

仕事に限らず、学業や家事、育児などをしながら司法書士試験の勉強を続けることは大変なことですが、工夫することで、もっと楽しく、もっと勉強の質をあげることはできると思います。
もちろん、人それぞれ向き不向きや状況に違いがあり、みんながみんな朝勉強するのが絶対に良いとは言えません。実際に私の知人の中にも、試しにやってみたけどすぐに子供も起きてしまいうまくいかなかったという人もいました。

だからあまり無理はせずに、自分に合った勉強時間、楽しみ方を探してみてください。
そして、少しでも早起き勉強が気になった方はぜひ、秋の夜長なんていう言葉もありますが、夜は早く寝て、早起き勉強を試してみてはいかがでしょうか。


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