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生まれつき難聴です。①

何回かに分けて成長記録の様に書いていきたいと思います。
実は私(みか)の1番上の息子(現在6歳)難聴児です。
片耳は全く聞こえなくて聴こえる方も補聴器をつけて暮らしています。
そんな息子、難聴はありますが明るく天真爛漫なところがいいところ。
でも深く落ち込む時は、手がつけれませんが…(笑)

そんな息子の生まれたばかりの話から書いていきたいと思います。

妊娠中も産んですぐも難聴だなんて思っていませんでした。
それより自分の体が大変で。
子どもを産むって本当体にダメージありますよね。
わたしも初めての出産は…
まず、帝王切開で麻酔をかけると、下半身だけの麻酔が私の場合腕の方までかかってしまいました。
そのため手術が進むにつれて息がしにくくなっていきました。
これってそういうものなのか?と最初は思いましたが、段々と本当に苦しい…
看護婦さんに声をかけて、先生に。先生がじゃぁ寝ちゃおうって言って酸素マスク装着。
そのあと数分経ったのかな?って感じで目が覚めたのか?
でもまだ苦しい…
そうすると「起きたかな?もう少しだからね」と声かけられてそれから何分か。苦しいは苦しいですが酸素マスクしてることもあり、まぁ耐えられるぐらいでした。
すると出てきた息子ちゃん。
一瞬声しない!大丈夫?と思ったけどオギャーと泣いてくれました!
よかった!
「男の子ですよ」と見せてくれました。
本当感動します。涙が勝手に。
良かったと思い。
お腹を縫合後病室へ
そのあと1日は大変なこともなく過ごしました。

2日目…
麻酔が少し抜けると後陣痛で、過呼吸に。

後陣痛が治り、
2日後は麻酔からくる頭痛と足の痺れ
そして数分立っているだけで足が動かなくなる後遺症に。
頭痛は退院になる頃には徐々に治りましたが、足が動かなくなるのは、退院後の方がすごかった。

あっ入院中トイレで気を失ったこともありました!

なんか色んなことが起きて本当大変でした。

足の痺れや動かなくなることは退院後1週間ぐらいかかり普通に。
麻酔の影響だったのでしょう。多分髄膜のところから麻酔が漏れて全身に広がっていったことで頭痛や足の痺れになったと思います。

まぁ私の大変だった話はこれぐらいにして肝心の息子ちゃんはと言うと。

元気でした。
ただ、やってあげたかったこと…
わたしが体調不良のため初乳を飲ませてあげれなかったこと。
飲ませておくと栄養豊富免疫力も多く含まれてる初乳。飲ませてあげたかったなと母の思いです。

そして。
助産師さんにより気づいてもらったのが、扉が閉まる音に反応しないと言うことでした。

つまり難聴の疑いがある。

当時、新生児聴覚スクーリングは実費で行われており検査が珍しかった。下の子の時は無料だったかでやらせてもらえました。

検査受けてみてもいいですか?と言われてお願いします。と言ってみましたが。
ほんとかな。と半信半疑。

結果両耳再検査が必要という結果に。
つまり両耳聞こえてない。

まだ、新生児で耳の形成もこれからってことと羊水が耳の中に入っていて聞こえないこともあると説明されました。

そうなの?難聴だなんて…
と思いまだ半信半疑。
1ヶ月検診で、もう一度検査しましょうとのこと。

でも確かに。家に帰ってきて音に反応が乏しい。

そして授乳の仕方が分からず、おっぱいも飲んでくれないと言うことに段々と自信を奪われていきました。
このころまさしく産後鬱状態。
なんでかわからないけど毎日泣いてました。

助産師さんと出会い少しづつおっぱいも飲め。
助産師さんと難聴かも…なんで話しながら少しお話ししただけで救われました。

1ヶ月後の検診の日。

普通に1ヶ月検診を行い。

聴覚スクーリングへ
個室のお部屋を用意されてそこで
寝たら検査開始。
色々と頭につけて、わたしもそこで一緒に待ちます。
1人では心許なくその日は母にも来てもらい
息子の検査を見守りました。

検査の結果は
片耳は聞こえてる。
でももう片方は全く聞こえてない。

先生から話を聞いて東京の病院へ行くようにすすめてもらいました。

そんな結果を聞き。
えっ片耳聞こえてる!すごいじゃない!よく頑張った!
こんな小さいのに聴こえる様になるなんて!
本当生きてるってすごいなって思いました!
両耳だったのが片耳だけでも聞けてるなんてすごいことだよ!

生命力の神秘を感じて本当感動したのを覚えてます。

それから難聴の息子と向き合っていく決意をしました。

つづく

読んでいただきありがとうございました。
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ゆったり更新してますので、次回までに長い時間かもしれませんがもしよければ気長にお付き合いしていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。

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