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手帳で文通→回覧手帳イベントで得ていること

文通とは・・・調べてみるとこう回答が。

文通の目的は、読み書き能力の向上、友人作り、外国文化の学習など人によって様々である。文通相手とはプレゼントポストカードなどを交換することも多く、より親しくなると実際に会ったりする場合がある。また、文通相手同士がカップルとなって結婚にいたるケースもある。

離れた場所への情報伝達の手段が少なかった時代には一般的な文化であったが、電話が普及するようになって使われることが少なくなり、さらに文字を使う伝達手段としては電子メールSNSがその役割を変わって担うことが多くなった。

電話や電子メールに比べて効率的ではないが、お互いのペースでできることや文字から人柄をうかがえることなどもある。また、通信事情の悪い地域でも十分な交流を図ることができる。ただし、郵便を利用する以上、氏名や住所などの個人情報を取り扱うことになるため、その悪用に注意する必要がある。特に相手の素性がわからない場合は不安が大きいことから、最近ではある程度まで電子メールでやり取りしてから手紙による文通へ移行するケースが多くなっている。

文通相手の探し方は、かつては雑誌の文通コーナーや文通団体などを利用する方法が中心であり、探すには資金や手間が必要だった。インターネットが普及した以降はウェブサイトを利用する方法が中心となり、誰でも簡単に相手を探せるようになった。文通相手は老若男女問わず世界中に求めることができ、複数の人を相手にしていることも珍しくない。

歴史上の著名人が交わした文通は書簡集として出版されることもある。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

SNS全盛の世にあって文通サイトが人気だというニュースをTVで見たことがある。実際私も、半年ほど、文通サイト経由でやってくる手紙にワクワクしながらお返事を書いていた時期があった。また、これまた昔昔、育児真っ最中の時に回覧ノートにはまった時期があり、とても楽しかったという原体験がある。

そのような背景から、手帳で文通みたいな事はできないか?と考えたのが、回覧式で手帳を交換する「回覧手帳」。

伊藤手帳ユメキロックが事務局となるため個人情報を知られる事なく、他の人が書いた手帳の中身を確認できる仕組みを取り入れた。

3年前に試験的に導入してみたのだが、これが想定以上に盛り上がった一方バックヤード担当スタッフは大変だったと思う。なんといっても手間がかかるので。

しかし、この手間以上に得たものは大きかった。

手帳の試し書きを通して、顔が見えない参加者同士のコミュニケーションが生まれたから。


感想ページには、参加者が参加者に向けてメッセージを記入してくれました

事務局側も、自然発生的に生まれた文字の会話を読むにつれ励まされた事、仕事に対するモチベーションが上がった、大変な作業ではあったが自己成長につながった等、良い効果が生まれたのである。

小さな試みではあるが、定期的に続けていきたいイベントである。

6月。久しぶりにこの伊藤手帳式文通(回覧手帳イベント)を行うつもりで準備を進めている




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