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猫にまつわるおはなし

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我が家の愛猫、いっとくんに関すること。
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2020年11月の記事一覧

うちの猫はせっかち

うちの猫はせっかち

タイトル通り、うちの愛猫はせっかちだ。

自分の撫でてほしいタイミングで撫でてもらえないと噛むし、トイレをした後はすぐにお掃除の催促に来る。
少しでもタイミングがズレようものなら、猫の逆鱗に触れてしまう。

なので猫に激甘なわたしは、猫をお待たせする事が無いよう必死に様子を伺っている。奴隷だ。いや下僕だ。

そんなせっかちさも「可愛いなあ」なんて思ってしまうのだが、先日はもっと可愛い事件が起きた。

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猫を飼う上で辞めたこと

猫を飼う上で辞めたこと

わたしは心配性だ。とことん心配性だ。
可愛くてたまらない愛猫に対しては、より一層心配性になる。

去年の秋、夫に猫のお世話を任せて友人と旅行に行ったのだが、心配で心配で眠れなかった。夫を信頼してない訳じゃないが、なんだかもうとにかく心配だったのだ。帰りは友人と別れた後、ダッシュで新幹線に乗った。

そんな心配性のわたしが、猫をお迎えするにあたって辞めた事をお話しようと思う。

まず1つ目に、[香り

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猫を飼って良かったと心から感じる事

猫を飼って良かったと心から感じる事

可愛い仔猫を迎えて早1年数ヶ月。
仔猫はすっかり成猫へと成長し、怪我や病気も無く元気にすくすくと育っている。

たまに「猫ってどういうところが良いの?」と聞かれる事があるが、そんなの「全部」に決まっているではないか。
しかしこんな答え方では頭が悪い。猫飼いとして、猫の良さを存分に伝えなくてはならない。

冷静になって猫の良さや猫を家に迎えて良かったと思う事をじっくり考えてみた。今日はそうして出た答

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凄まじいスピードで懐いてくれた愛猫との出会い①

凄まじいスピードで懐いてくれた愛猫との出会い①

2019年7月7日。

万年ぽけっとしている私が、
とても鮮明に覚えているあの日。

可愛い可愛い、うちの子と出会った日。

遡ること1年と数ヶ月前。
母親がふと「友達の家で仔猫が3匹産まれたらしい」と言った。

わたしはシンプルに「へー」と思った。
興味が無かった訳ではないし、元々猫は大好きだ。

学生の頃、公園の清掃ボランティアをした事があるのだが、足元にすりすりとやって来た野良猫に夢中になり

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凄まじいスピードで懐いてくれた愛猫との出会い②

凄まじいスピードで懐いてくれた愛猫との出会い②

母の友人宅で仔猫が産まれた。

小さな小さな仔猫が、
[うちの子]になるまでの思い出の物語。

未だ仔猫の写真を見た事がなかった私。
今か今かと待ち構えていた。そして遂に、母から1枚の写真が送られてきたのだ…!

どぎまぎしながらLINEを開けば、そこにはふわふわの3匹の小さな仔猫が写っていた。

実際の写真 ☝︎

あまりの可愛さに、意識は宇宙まで飛んでいたと思う。
なんて可愛いんだ。こんなに可

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凄まじいスピードで懐いてくれた愛猫との出会い③

凄まじいスピードで懐いてくれた愛猫との出会い③

初対面から小1時間で懐いてくれた仔猫ちゃん。
この子にはたくさんの愛情を注ぐんだ!と意気込む傍ら、名前をどうしようかと悩んでいた。

猫を飼ったら、付けたい名前があった。
「コロ助」と名付けてコロちゃん、と呼びたかった。
由来はもちろんキテレツ大百科だ。藤子不二雄先生を尊敬するあまり、それしか考えていなかった。

しかし、この子には何だかしっくりこない…。
他にも、好きな映画や作品から「トム」や「

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猫の性格のおはなし

猫の性格のおはなし

猫は個性が強い生き物だと思う。

うちの愛猫「いっと君」、愛称いっちゃんはとにかく初めて会った時から甘えん坊である。
猫はクールな生き物とばかり思っていたわたしは心底驚き、本当は猫じゃないんじゃないかと疑い始め、どこかにファスナー等が付いていて他の動物が出てくるのではないかと背中を探ったこともある。

もちろん他の動物は出てこなかった。
にしても、本当に甘えん坊で寂しがり屋だ。

当たり前だが、猫

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猫とおしゃべり

猫とおしゃべり

以前、ネットで「飼い主が猫によく話しかけると、その猫は“よく鳴く、いわばよく喋る猫“になる傾向がある」という記事を見たことがある。
といっても一概には言えないし、科学的な根拠がある訳ではないらしい。
しかしこの理論、理にかなっていると思う。

うちの猫はよく鳴く。めちゃくちゃ鳴く。
声のボリュームもでかい。

わたしが電話をしていれば、「何でひとりで話してるにゃ」と言わんばかりに大声で鳴く。おかげ

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