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妹は遠いまま

母は姪に私が受けられなかった恩恵を惜しみなく注ぐので、私は姪に嫉妬し、さらに姪の母親である妹に八つ当たりしたことがあります。

私としては母から受けた虐待、ハラスメント、しつけ、どれもただ耐え忍ぶには苛烈過ぎたので、妹にも共感して欲しかったのです。
君だって知ってるよね?という気持ちで。

そうだったよね、やばかったよねと相槌を打ってほしかったのですが、妹は姪の育児を母に助けてもらううちに昔のことはなかったことにしたか忘れてしまったようで、私がいかに苦しんだか、現在も続く苦しみに寄り添ってくれることはありません。
今回、過去に姪に嫉妬し、妹に八つ当たりして申し訳なかった、自分が恥ずかしいと謝罪しました。

しかし妹はもっぱら、行政や福祉で頼れるサービスを利用するようにと、大人ならするであろう正解を示してくるのです。

私はそういったサービスは一通りお世話になっています。
それでもやはり時間や曜日などいろいろな制約があり、今ここにある危機には対応してもらえないので困って行き詰って妹を頼ったのでした。

そこでいつまでも甘い考えである自分を再認識して、妹は私に寄り添いたくないのである、と結論付けました。
そうしたら、ああそうか、それは申し訳ございませんでしたと言う気持ちになり、今後妹には同じような迷惑をかけないようにできると納得できた次第です。

今後妹にどういう風に接したらいいか迷いますが、私もしっかり大人になるべく努力しようと決意しています。

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