生きづらさと共に!NO.48 89歳の義母と、12歳で思春期の娘の共同生活は難しい。
義母が昨日、ショートステイから帰ってきた。
日頃、リビングのソファーを長時間、占領してるのは、娘。
と思いきや、昼間よく座って、テレビを見ているのは義母なのであるが、義母と娘が同じ時間にソファーに座りたい時がある。
娘は学校や、部活から帰ってきて、3人掛けのソファーを一人で占領し、ゲームや、YouTubeに夢中である。
今回、ショートステイから帰ってきた義母は、行く前と態度が違う。
私は、あることがきっかけで、義母にものを言うときは、言葉を選び、なるべく余計なことは、言わないことにしている。
と言っても、あんまりだな、と思うことは、やんわりと言う。
娘は、2年前に比べてかなり、キレることは無くなったが、母親の私が少しキツめに注意をすると、荒い言葉で反抗してくる。
それはもちろん、想定内。
案外、サラッとしていて、すぐに普通に戻れるのは娘は良いところかなとも思う。
昨日は、ソファーに、部活帰りの娘と、その前からテレビを見ていた義母が、同じソファーに座った。
義母は、未だに、私が愛媛で買ったみきゃんのお手玉を握りしめ、『これがないと私はどうあってん、生活できん』と言った。
何度か義母に言ったが、義母は、次男が買ってくれたと完全に思い込んでいるために、私は、次男が買ってくれたことにしている。
義母が幸せならそれで良いか…
今は、長男が買ってきてくれた、キーホルダーを、ベッドの手すりにつけてあげたのだけど、そのキーホルダーにも、どうやら、おまじないをかけているようである。
義母を見ると、おまじないをかけているみきゃんのお手玉で顔中、そして腕や頭なども摩っている。
昨日、みきゃんのお手玉を見た娘がそのお手玉を触り始めた。
すぐ横に座っていた義母が『それは〇〇にもらったけん、やらんよ』とちょっと意地悪そうな感じで言った。
『いいやん、少しくらい触っても』と言う娘に対し、義母は『これは〇〇からもらったとけん、触らせん』と言っていた。
娘は少し困惑気味で私を見た。
小声で、義母には聞こえないくらいの声というのか、恐らくその時義母は他の声は耳に入らない状態で私は、『貸してやれば良いやん』と言ったが、2人でバトルを繰り広げている。
もう、子ども同士の喧嘩である。
私は、2人のバトルには口は出さんよ!と言いながら、側にいた夫が、苦笑いしながら、『触りたいんやろ、触らせてやらんね』と言って、どうにか娘はやっと、みきゃんのお手玉を触ることができた。
と言うか、娘もまだまだ子どもだなって思ってしまった。
娘に『〇〇も、みきゃんば触りたいとね?』と言うと、大きくうなずく娘だった。
確かに、『みきゃん』は可愛いよ!
わかるけどね〜
義母がショートステイに行っている間、色々ありながらでも、開放感や、ストレス発散みたいな雰囲気がある。
義母は義母でショートステイの間色々ありながら生活している。
やはり、この時間がお互いのためには、必要な時間なのかもしれない。
それでも義母は、ショートステイで色々な思いがあり、私たちは私たちで色々な思いがありながら、義母が居ない時間を有意義に過ごさせてもらっている。
それでも家が良いと言ってくれる義母には居心地の良い我が家なのかもしれない。
ありがたい話である。
89歳の義母と、12歳の娘が仲良くしてくれることを願って…
今日も最後までお読みいただき、心よりありがとうございます^ ^
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