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マウント取るけど共感を

12月4日。

先日、とある授業で初めて話した子との出来事。

たまたま、隣の席になってグループワークがあったので

「何学部ですか?」
「地元どこですか?」

といつものお決まりの質問を。


女子が6人のグループ中で2人しかいなかったのもあって、授業内でワークをして、少し距離が近くなった。

「サークル入ってますか?」
と聞くと、
「軽音のサークルに最近入ったんだ」
というので
私が好きなバンドのこと知っているかなと気になった。

「〇〇っていうバンド知ってる?」
「知ってるよ!!〇〇っていう曲いいよね!」
「ライブ行ったことある?」
「先月行ったよ!」
「そうなんだ?いつから好きなの?」
「曲は、前から知ってたけど、ハマり出したのは、最近かな」
「私は、何年か前からのライブから行ってるんだ。写真とかサインとかも持ってるんだよね~!!」
「え、すごいいな!」
「あっ、なんかごめんね自慢話みたいになって」
「ファンクラブ入ってるの?」
「いや、まだだよ」


こんな会話をした。
何度か遭遇したことあるようなこんな会話。


以前は、韓国アイドルの話だった気がする。
その時は、今回以上にグッズとか、ファンクラブ入ってるかとか、CD何枚買ったとかすごい勢いで話された。

熱い愛と「ここまでついて来れる?」
と言わんばかりの表情が私を一歩後ろに下がらせる。



でも、熱い愛を語ってしまう、マウントを取りたくなってしまうのも分かる。
私も某韓国アイドルグループのオタクをしていた時があったが、ちょっと前までは、私が夢中になってみていても、

「なんでそんなのにハマるのかわからない」

と言っていた子が
急に

「〇〇は、私の推し!」


なんて言い出す。

いや、こっちは、時間とお金をかけてきたのよ?つい最近まで、知らん顔してたじゃない!!

いやでも、近くに推しのこととか好きな曲とか共感できる人ができるのは嬉しいけども、、

なんて感情の繰り返しである。



そんな時、私の好きなバンドマンがライブで言っていた言葉を思い出す。

僕たちとの出会い方は、YouTubeでもTikTokでもなんでもいい。
僕たちに出逢ってくれただけで僕らは本当に嬉しい。



いや、そうよね。うん。

いつから好き
このライブ行った!
ファンクラブいつから入った。
グッズこのくらい持っている。



わかってる。

そんなことは自分の自己満に過ぎない。
でも、これが幸せで日々を生きる目標であったりもする。
だから、自分だけだと。
オンリーワンだと思いたい。



僕たちが人気になったら皆んなに沢山ライブで会いに行けるよ。



私の好きなバンドマンがそう言うから。



マウントは、少しだけ。言葉に少しのニュアンスだけ加えて、共感を大切にしようなんて思うよ。



マウント取るけど共感を。






ここまで読んで頂きありがとうございました。

それではまた。

百。


バンドについて書いている記事です。

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