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給与から引かれているこれ何?


「給与20万円」となっているのに、実際に手元に入ったのは約17万円だった...これなんで?と疑問を持ったことある方も多いのではないでしょうかよく分からないけど、税金とかが引かれているんでしょ。と思っている方もいらっしゃるかと思います。
今回は、どんな項目で引かれているのか詳細をご紹介します。

給与から引かれる項目を「控除項目」と呼びます。
控除項目のうち、「法定控除」と呼ばれる給与を受け取っている人であれば必ず控除される項目をご紹介します。

・厚生年金保険
 公的年金制度のことで、加入者は70歳未満かつ、厚生年金保険が適用さ
 れる事業所に勤務する会社員や公務員などです。
 保険料は月収によって変動し、事業者と従業員で折半して払います。

・健康保険
 日本の医療保険制度は、相互扶助の精神に基づき、病気やけがに備えて
 あらかじめお金(保険料)を出し合い、実際に医療を受けた時に、
 医療費の支払いに充てる仕組みとなっています。
 会社員の保険料の負担額は、月収によって変動し、事業者と従業員と折半
 して支払います。

・雇用保険
 雇用保険は労働者が失業した場合などに必要な給付を行うなど、雇用に関
 する総合的な機能を持った制度で、これに加入することで失業手当などを
 受け取ることができます。
 保険料は、所属する企業の種別と、賞与や手当などを含めた収入によって
 決まります。また、雇用保険料は、事業者と従業員で負担をし、事業者の
 方が負担の割合が高いです。

・源泉所得税
 源泉所得税は、企業が従業員に代わって支払う、所得にかけられる税金の
 ことです。本来、所得税は従業員本人が税務署に支払うものですが、毎月
 の支払いは大変なため、企業が従業員から一定の額を徴収し、税務署にま
 とめて支払っています。
 この時、企業が従業員から徴収する所得税は大まかに計算されている
 ため、実際に納めるべき所得税よりも支払いすぎている場合があります。
 この差額を調整するのが、年末に行われる「年末調整」です。

・住民税
 住民税は自治体の行政サービスに必要な経費を、住民にその能力(担税力)
 に応じて広く分担してもらう仕組みです。
 住民税の金額は済んでいる地域と収入によって変動します。また、住民税
 は前年の所得に対して課せられ、当年の6月から新しい住民税が適用され
 ます。そのため社会人2年目の6月以降より給与から天引きが始まります。


いかがですか?何のために引かれているのか少し理解できましたでしょうか。一度ご自身の給与明細を確認してみてください。より理解できるかもしれません。

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