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特別栽培米・有機米収穫体験

Ciao! フラヴィオです。

今日は日本の皆さんが大好きなものについてお話ししたいと思います。それは…そう、お米です!!!

新潟のお米が美味しいのは有名ですよね。数日前、僕は三条市まで行って、特別栽培米や有機米として知られる「轍米」を生産する、轍ライスファクトリーの社長、山谷さんとお話をする機会がありました。田んぼの見学だけでなく、なんとお米の収穫体験もできました!興味が湧いた方は、ぜひこのまま読み進めてくださいね!^^


三条市へ車で約1時間のドライブの後、ようやく下田郷(旧下田村)に到着。涼しくて、空気がとても澄んでいて、自然が豊かなことがすぐにわかりました。下田の奥にそびえる大きな山、八木ヶ鼻の岩肌と緑の絶妙なコントラスト、そして青空。この3色の美しい組み合わせに思わず見とれてしまいました!

下田郷(旧下田村)

下田で山谷社長にお会いしたのですが、非常に経験豊富な方で、ヨーロッパを旅する中でも特にイタリアの食や文化がお好きだとのこと。イタリアの話で盛り上がりつつ、社長は地元の名物「山塩ラーメン」をすすめてくれました。ラーメンの麺が緑色でびっくりしましたが、味は最高!これはぜひ皆さんにもおすすめしたいですね。

山谷社長はファッションと照明のデザインで長年ミラノと関わって仕事をされてきました。10年前に轍株式会社を設立し、お米のビジネスを始め、イタリアとフィンランドに輸出しているそうです。「轍米」のブランドで日本米として初めてイタリアに正規輸出されて、現地では高品質日本米として認知されています。山谷社長とお目にかかれ、お話しできて、とても感謝しております!こんな優秀な方の話が聞けて、とても勉強になり、ラッキーでした!

ちなみに、轍米は日本国内で、唯一ホテルイタリア軒が取り扱っています。話は少し脱線するかもしれませんが、僕自身も食べたことがあり、本当に美味しかったです。長年にわたって引き継いできたイタリア軒のカレーとの組み合わせは、ぜひ食べて欲しいなぁと思います!

話に戻りますと、「山塩ラーメン」を食べた後、轍米の田んぼを訪れ、お米の収穫について詳しく教えてもらいました。特に印象に残ったのは、下田の美しい風景と山からの澄んだ水と昼夜の寒暖差が、お米の美味しさに深く関わっていることです。「轍」という名前は、下田の誇りであり三条市名誉市民で、日本初の漢字辞典を編纂した諸橋轍次先生の「轍」の字に由来しているとのこと。漢学にも興味がある僕は、近くの「諸橋轍次記念館」も訪れ、博士の足跡をたどることができました。彼の偉大な業績には本当に感動しましたね!

いざ、収穫! そして、ついに田んぼでの収穫体験。コンバインという機械に乗ってお米を収穫するのは初めてで、少し緊張しましたが、意外と簡単でホッとしました(笑)。

農家の皆さんと話す中で、現代の技術がいかに作業を効率化しているかがよく分かりました。コンバインのおかげで作業は早く進みますが、それでもやはり人間の手が欠かせません。昔はこうした技術がなかったことを考えると、農家の皆さんへの尊敬の念がますます深まりました。

さらに、バインダーという機械で稲穂を結ぶ作業も見学しました。収穫した稲穂は、昔ながらの方法で天日干し(はざ掛け)されます。この自然乾燥のプロセスが、お米の味を一層引き立てるんです。伝統と技術が見事に調和した体験を通して、日本の農業文化に深く触れることができました。

まとめ 今回の体験を通じて、食べ物の裏にある労働者の努力や伝統的な技術に触れることができました。スーパーで当たり前のように並んでいるお米も、こうしたプロセスがあってこそなんですね。これからは、もっと食べ物を大切にしようと思います。

新潟の特産品である「特別栽培米・有機米」の収穫に参加できたこと、そして山谷社長や農家の皆さんとお話しできたことは、とても貴重な経験でした!気になった方は、ぜひYouTubeの動画もチェックしてみてくださいね!

Grazie mille! 今日も僕のNoteを読んでくれてありがとう!「轍米」、知っていましたか?コメントで教えてくださいね。

それでは、alla prossima!



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