130☆マリトッツォで日曜日の朝ごはん
ぼんじょーるの!
曇り空の日曜の朝です。
濃いグレーの雲が出てきたので午後から降るかもしれません。
アストラゼネカのワクチン接種6日目ですけど、特に変わりないですね。
ただ、血栓ができる場合、6日目から14日目ぐらいに発症するようなので「血栓症の兆候」みたいな情報をメッチャググって注意深く自己観察してます。
今日はのんびりブログでも書こうと思っていたのですけど、近所の兵舎でワクチン接種を終えた友だちから連絡が来たので、一緒に外で朝ごはんしてきたので、そのことを。
ローマ名物、マリトッツォでーす!
こうしてちゃんと食べたのは久しぶり。
日本ではずいぶんブームになってるそうですね。
こちらのお店は朝ごはん用の甘いパン、コルネットで有名なんですけどね。
ショーウィンドウを見てもマリトッツォはありませんでした。
で、お店の人に聞いたら、すぐできるわよ~!と、奥のコッペパンみたいな形のパンに生クリームを挟んで……
マリトッツォの出来上がり。
これが巨大で長さ15センチ強、幅10センチ強!!!
生クリームはふわっふわで軽くてフレッシュで、甘さ控えめ。
イタリアの生クリームって、日本のように甘くないの。
何でも極アマなイタリアですけど、生クリームだけは甘さ控えめ。
これは、たとえばジェラートの上に乗っけたり、タルトにトッピングしたり、もともと甘いものに添えるものだからじゃない?と私は考えてます。
さて、一緒に行ったお友だちはローマ出身なんですけど、マリトッツォのことをいろいろ教えてくれました。
もともとは「マリトッツォ」と言えば、ブリオッシュみたいな甘い生地に干しブドウを混ぜて焼いたパンを指していたそうです。
で、じゃあ、生クリーム入りの今みたいなマリトッツォは存在していなかったのか聞いたら、そんなことはなくて「Maritozzo con Panna マリトッツォ・コン・パンナ、生クリーム入りマリトッツォ」として存在していたそうです。
今のように生クリーム入りが定番になったのは、戦後じゃないかということでした。
そして、隣町のパン屋さんでは、今でも昔ながらの「マリトッツォ」、生クリームを挟む前の、単なる干しブドウ入りパンを売っているそうです!
イタリアはやっぱり口コミ情報が面白いわぁ。
大きさを示すためにたまたま持ってたUSBメモリーを左に並べてみました(笑。
こうして外のテラス席で食べる日曜日の朝ごはん。
マリトッツォも美味しかったけど、お喋りしながら、外の風に吹かれながら、とても楽しかったわー。
皆さんもステキな日曜日を Buona domenica ぼぉな・どめにか!
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