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319☆黒キャベツでミネストローネ

ぼんじょーるの!
むちゃくちゃ寒い月曜の朝です。

明日で11月も終わり、あさって水曜からは12月……今年もあっという間に過ぎつつあります。
私は滞在許可証の更新という大仕事が終わり、なんだか気が抜けてしまいました。
とくに大事な用事もないし、こういうときは体調を崩しやすいので要注意です。

しかも、寒波の到来で、なんと今日のブラッチャーノの最低気温は2度!
午前11時現在で4度しかないし、今日の最高気温は6度と言うことで真冬の寒さです。

急な寒さで畑の未熟な野菜がダメにならないか心配。
明け方にはヒョウも降ったし。

というわけで、午後から畑に行って様子を見つつ、寒さ除けのシートをかける予定です。

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こないだ収穫した黒キャベツ。
たぶん日本ではケールとして販売されてるのではないかと思います。
イタリア語ではCavolo neroカーヴォロ・ネーロで、黒キャベツ。

もっぱら、白いんげん豆と一緒にスープにして食べることが多いですね。
トスカーナ州の名物料理、Zuppa toscana di cavolo nero、ズッパ・トスカーナ・ディ・カーヴォロ・ネーロ
黒キャベツのトスカーナ風スープです。

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白いんげん豆のストックがなかったので、畑で収穫してきた野菜だけでミネストローネを作ることにしました。
黒キャベツのほか、スイスチャードとチコーリア。

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まずはイタリアの野菜出汁、Soffrittoソッフリットを用意します。
オリーブオイルでニンジン、タマネギ、セロリをじっくり炒めて作るイタリア料理の基本中の基本。

ストウブなので塩少々を入れて無水調理でソッフリットにしました。

そして、ソッフリットができたら硬い野菜から順番に入れて水を足し、グツグツ煮ていきます。

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みんなの畑、まだトマトができてます。
真っ赤でおいしそうでしょう?
でも、ところどころ悪くなっているので、傷んでる部位を除いて入れました。

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ミネストローネの出来上がり。
お豆もパンもない、ホントに野菜のうまみだけを味わうスープ。
滋味深くてしみじみと美味しい。

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次の日はミニパスタを追加しました。

野菜がさらに柔らかく煮えて、ホントに美味しかったです。
食べるときに搾りたてオリーブオイルをタラリとかけました。
塩とオリーブオイルだけの味付けでここまで美味しくなるとは本当に驚く。

しいて言うなら、肥料として与えている馬糞の力強さが美味しさの秘密、かも(笑。

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