イタイヒロウ@難病

慢性疲労症候群を患っています。母は統合失調症、父はアルコール依存症で広汎性発達障害 の…

イタイヒロウ@難病

慢性疲労症候群を患っています。母は統合失調症、父はアルコール依存症で広汎性発達障害 の疑いがあり、いわゆる機能不全家族 で育ちました。資格を取得し正社員で働いていましたが、親が何度も問題を起こし、警察、病院、保健所等から呼び出され、介護と仕事で身を削りこのような状態となりました。

マガジン

  • 統合失調症の母について

    物心ついたころから母は統合失調症で奇妙な発言や行動がありました。統合失調症という病気をみなさんどのくらい知っているでしょうか。統計では100人に1人、200人に1人とそんなに珍しい病気ではありません。大学の学部に1人、2人いても不思議ではありません。この身近にある病気をどう理解したらいいのでしょう。私の体験から何かを得てもらえたらと思い書きます。

  • 慟哭

    慢性疲労症候群という難病を患っています。 母は統合失調症。父はアルコール依存症と心臓病。 機能不全家庭で育ち現在にいたるまで、そしてこれからを書いていこうと思います。

  • VALUについて

    VALUをはじめて思ったことを書いていきます。

  • アルコール依存症の父

    アルコール依存症の父について書いていきます。父は心臓に疾患があり、広汎性発達障害の疑いがあるといわれたこともありあす。

最近の記事

毒親の自己保身(アルコール依存症で発達障害の父)

私が中学3年生のとき、高校を決めるときのことです。私の母は統合失調症で、そのころ非常に症状が悪化していました。学校へ乗り込んできては、「息子の顔が違う」などと叫び、授業を妨害していました。そのため、私は先生からも厄介者扱いされ、いじめられていました。そんな母を病院につれていこうとすることもなく、社会保障の手続きをすることもなく、父は酒を飲み、母や私を殴ります。 私は居場所を作るため部活動に励んでいました。それがたまたま良い結果となり、その地域で個人種目で優勝したこともありまし

    • 毒親の呪縛とは 未来を考えられない理由

      NHKのハートフルネットに、精神疾患の親に育てられた経験のある方の体験談・メッセージというものがありました。発達障害でアルコール依存症の父と統合失調症の母に、私は育てられました。まさに当事者といえるでしょう。 読んでいくと、同じ経験をする人達に対して、「過去に縛られているように感じた」とし、「過去より未来どうするのか考えることが重要」、と提案がありました。 たしかに、これからも生きていくのであれば、過去がどうあれ未来を考えなければなりません。未来の展望を描けることが、今後の成

      • 日経ビジネス 「日本では、本にすら触れられない人が増えている」を読んで

        「知的無医村を作ってはならない」、という考え方にとても共感しました。本は知の基盤という言葉は、いいかえれば、本を読むということができない人には、知の基盤を得ることは難しかったと思います。もちろん、習字やそろばん、職人のもとで弟子入りなど、本以外でも限定的な知であれば得ることはできたと思います。しかし、これまでの世の中では、本以外から知に触れられる機会はそうそうなかったでしょう。 学習障害や、学習障害といえなくても認知機能の異なりで、本を読んで理解することに困難さを感じる人が

        • 池袋・高齢者暴走事故の遺族会見と“私”の現実を読んで

          当事者ではない私たちだからこそ、冷静にこの事故を見つめることができると思います。それなのに、SNS上でバッシングが繰り返されていて、一方で、本来冷静でいられないはずの当事者が冷静な会見をされたことに、私は強い違和感を覚えました。 『「老いる」ことをもっともっと「現実的」に考える必要がある』についてですが、筆者のいいたい、現実とは何なのか読み取れませんでした。 私は両親の介護を子供のころからしてきました。最近、両親は認知症と思われる症状も出てきて私は生きていくことさえ困難です。

        毒親の自己保身(アルコール依存症で発達障害の父)

        マガジン

        • 統合失調症の母について
          6本
        • 慟哭
          12本
        • VALUについて
          2本
        • アルコール依存症の父
          5本

        記事

          介護の格差-たった一人参考にならなかったと投票した意見-

          参考にならなかったに投稿しました。 私は両親を介護していますが、この記事を読んで、様々な格差を強く感じさせられました。フランス革命の前にマリー・アントワネットが、「パンがなければお菓子を食べればいい」といったとされていましたが、そういわれた平民のように感じました。 そう感じたのは、主に、「介護のプロの手を借りること」、「卵を好きなように購入できる」、「周囲の協力を引き出しつつ解決策を導き出す」についてです。 まず、卵を好きなように購入できるという対処について、 食品衛生法よ

          介護の格差-たった一人参考にならなかったと投票した意見-

          格差を感じたこと

          ショッピングモールの飲食ができるスペースでジュースを飲みながら、ガラス張りから見える外の風景をみていた。ジュースは当然店内で89円でかった500mlのコーラである。服を買うお金もないので、色褪せたジーンズ、よれたYシャツ、ほつれたセーターを着ていた。 そこには道路があり、道路へはショッピングモールから出る車が向かっていた。そこは出口専用である。しかし、道路から高級車が、出口専用のとこから強引に入ろうとした。出ようとした車と正面衝突しそうになり、お互いに急停車した。それでもレク

          格差を感じたこと

          洗濯ネット

          洗濯をしようとしたところ、洗濯ネットがひとつ見当たらなかった。統合失調症の母に洗濯ネットをどこへやったか聞いたが、それについて答えない。 「新しい洗濯ネットだからお父さんの服を入れた」という答えにならないことをいう。たしかに、新しく買い足した洗濯ネットがなくなっているので、本人なりに答えようとしているのだろう。このように統合失調症の母は意思疎通が難しい。 結局、玄関に洗濯ネットは置いてあった。しかも、洗濯ネットの中には、衣服が入っている。 「なぜ、洗濯ネットの中に衣服があるの

          ゴミを適切に捨てない母と手伝わない父

           統合失調症の母が自治体の決まりに従ってゴミを出せなかった。古くなったほうきを新しく買ってあげたのだが、160cmのほうきをそのまま捨ててしまった。自治体の決まりでは、数十センチ以下に切断しなければならない。私はそれを何度も説明したが、母は、「切らなくていいと書いてあった」と、実際には書いていないことを想像してしまう。こういう想像から不適切な行動をとることは、統合失調症の母にはよくみられる。ちなみに、母は体力もあり、こうした作業には慣れており、ほうきを切断するのは無理なくでき

          ゴミを適切に捨てない母と手伝わない父

          地図に残る仕事

           あるCMを見た感想です。私もインフラに関わる仕事をしていました。CMを見ると、そのころの記憶がよみがえりました。しかし、美化しすぎていると感じました。たしかに、やりがいのある仕事、自分の中では誇れる仕事だと思います。ここではあえて悪い部分のみを書きたいと思います。  数千億、何兆というプロジェクトでは、個人の人権、ときには命さえ、かすんでしまいます。交通事故で人が死んだ場合、損害賠償は数億です。数億より大きな利益が動くとき、それは見過ごされてしまいます。  そんなことはない

          被災地に来る災害派遣の方やボランティアの方の運転の悪さが目に余る

          被災地に来る災害派遣の方やボランティアの方の運転の悪さが目に余るので書きます。初めて通る道で戸惑うのはわかりますが、合図不履行、追い越し禁止で追い越しなど、交通違反をしないようにしましょう。 東日本大震災や熊本地震でボランティアなどの人を叩く人たちがいて、疑問に思うところもありましたが、その通りだと確信しました。善い行いをしようという意思で集まっても、必ずしも正しい行いをするとは限らないものだなと改めて思いました。 今日は、後で知ることになりますが、社会福祉協議会の車両に

          被災地に来る災害派遣の方やボランティアの方の運転の悪さが目に余る

          介護の孤立

          今日も父はお酒を飲みあばれたので抑制するので大変でした。本気の力で暴れる人を抑えるのはかなりの力がいります。けがもします。 もともと父は心臓が悪いので、病院に定期的に検査にいきます。その時、体のあざをみて、看護師からどうしたのですか?と聞かれます。父は息子に暴力を振るわれた、そう答えます。私は呼び出され叱責を受けます。 他方、母について。母は、自立支援医療制度で医療費は無料になりますし、障害者手帳も発行されています。しかし、そうした制度は定期的に更新をしなくてはなりません。医

          最近のできごとメモ

          風邪がなかなか治らず、ダウンしていました。少しよくなってきました。 そんななかでも父と母はおかしなことばかり。 今日は食事でゴミが入っていました。冷凍していた肉についていたのでしょうか。それとも手が汚れていて、そのゴミがついたのでしょうか。 これもよくあることです。以前は野菜を切ったものを食べると、母どくとくの体臭がしました。汗のにおい。また髪の毛はよく入っています。緑内障のためか目が見えていないのでしょう。 また、汗をふいて濡れたタオルをコタツ布団の上に放置します。

          最近のできごとメモ

          思い違いを切り替えれない父

          今日は父は用事があってでかけるそうです。私も家族全員の携帯の料金プランの見直しがしたかったので、父がでかけるついでに、家族全員でいこうと提案しました。 私 「携帯のプランの変更したいから、一緒にいこう。終わったら、お父さんを駅までおくるから。」 そう言おうとしたとき、父は私の話を最後まで聞かずに話始めました。 父「ひとりで駅までいける。」 私「まだ話の途中でしょう?人の話をきかないから誤解するようになる。携帯のプランを変更したいからみんなで一緒にいこうといってる。」

          思い違いを切り替えれない父

          アルコール依存症の父のハラスメント

          父のハラスメントは数知れませんが、一番は以下のことです。酒によって私を罵倒しているときに出た言葉です。当時小学校低学年でした。 子供なんて作る予定はなかった、お母さんとしていたとき、ぬいたけど我慢できなくなって、またにかかった。それでできたのがお前だ! もっと克明に、している動作などを交えて私に説明してきました。私はその場にいられない気持ちで吐きそうになりました。同時に放心状態になるなど、なんとも表現しがたい気持ちになりました。 父はこのように人の心を持たない人間と感じ

          アルコール依存症の父のハラスメント

          民生委員

          民生委員は、厚生労働大臣から委嘱され、それぞれの地域において、常に住民の立場に立って相談に応じ、必要な援助を行い、社会福祉の増進に努める方々であり、「児童委員」を兼ねています。(厚生労働省HPより) 以前、私達が住んでいた地域は、古くからその土地で暮らしている人達ばかりでした。地主の一人が畑をアパートにして貸し出していて、そこに住んでいました。 子供の頃、統合失調症の母親は死体があるとか血が流れているとか、支離滅裂な奇妙な妄想を人に話していました。ただし、他害のおそれは

          9月11日放送スカッとジャパンの優先座席について

          スカッとジャパンで優先座席に座っている若者に対して、純粋な子供が、「なぜ病気でもないのに座っているの?」と疑問を投げかけていました。若者は「早い者勝ち」と問題のある発言をしていました。母親は子供に対して、ここは大人として教育のため、どう答えてあげたらいいか困っていました。 あくまでもモラルの悪い人を懲らしめるというストーリー仕立ての番組なため、このような作りをするのはわかります。 しかし、毒蝮という方が、 「ここは体の悪い人が座るところ、彼は頭が悪い」 などと発言して

          9月11日放送スカッとジャパンの優先座席について