頂 -ITADAKI- TIMES

"最高の音楽を最高のシチュエーションで”をコンセプトに掲げる静岡発のD.I.…

頂 -ITADAKI- TIMES

"最高の音楽を最高のシチュエーションで”をコンセプトに掲げる静岡発のD.I.Y OPEN AIR PARTY🪩 頂 -ITADAKI- を100倍楽しむためのwebマガジン。|オフィシャルサイト https://www.itadaki-bbb.com

マガジン

  • 100% BIO-DIESEL POWERED

    ステージ照明/音響/出店テント/トイレや街灯の照明まで、全ての電力をバイオディーゼル発電でまかなっています💡 頂の電力は全てお客さんから持ち寄られた廃油によって発電されているのです⚡️

  • 頂CREWの想い

    まかないチーム、Photoチーム、看板チーム、、、頂を支えてくてれいる頂CREW達の想いをマガジンにまとめてみました。

  • 頂の楽しみ方

    何持っていったらいいの?当日はどう過ごす?などなど、頂の楽しみ方を心得ている先輩たちにインタビュー!

  • ARTIST

    頂に出演するアーティストへのインタビュー⚡️

  • MESSAGE

    頂からのメッセージ

最近の記事

  • 固定された記事

"~頂のルーツ~ 「僕らが本気で伝える事が出来れば、その波動は必ず伝わる。」"

もう十数年前のこと。場所は、静岡の象徴ともいうべき旧日本平ホテル。 あのラウンジから見た夕日、夜景、は今でも忘れられない。 「この庭園をキャンドルの灯りで一面埋め尽くしたら、凄い空間になる。よし、ここで勝負しよう!ここなら日本一になれる。」僕は仲間にそう言った。 奮えるくらいの絶景は、想像をかき立てるには十分で、毎日その事しか考えられないくらいだった。 しかし、さすがに歴史あるホテルのハードルは高く、了承してもらうまでは苦労した。 企画書を片手に、隙あらばと日参した日々

    • 頂2023〜ラスト4日間の記録

      6月1日 木曜日曇り〜小雨が続いていた現地仕込み週間で久々に晴れ間が見えた。 湿っていた景色が陽に照らされキラキラ見えてくる。風が気持ちよかった。 駐車場、キャンプサイトの線引きは既に済んでいた。ステージ、出店テント、メインエリアの設営もほぼ立ち上がっていた。 テストで飾り出したデコレーション、ステージバックの中央には今年新調したバックドロップが映えている。 キャンドルステージにも別倉庫で仕込まれたオブジェたちが搬入されていく。 そんな会場の真ん中から周りを見渡して舞台監

      • 心地よさの中にある大事なきっかけ。ファッションディレクター・Michelleさんインタビュー

        「ITADAKIってどんなフェス?」 そんな疑問に答えるには、実際に参加した方へお話を伺うのが1番! ということで、昨年初めてITADAKIに参加したファッションディレクターのMichelleさんへインタビュー! Michelleさんは2015年にBEAMSに入社し渋谷店の看板娘として活躍したのち、ファッションと環境について問題提起していくため、2022年12月に移動式ヴィンテージショップ『BÉBÉ』を立ち上げました。 そんな彼女の目線から見えたITADAKIの景色や日常

        • BDFってなぁに?〜廃油から電気をつくる〜

          頂では大変多くの方のご協力で毎年沢山の廃油回収が達成できています!ありがとうございます! しかしながら!こっそりこんな声も届いています。 「廃油回収がどうフェスにつながっているのかわからない、、、」 「なぜBDFで電力をまかなうの、、、」 「そもそも廃油ってなに、、、」 そんな“今さら聞けない!”皆様のナゾに、Q&A形式でお答えします! スッキリした気持ちで廃油回収をはじめましょう♪ Q.そもそも“廃油”とか“BDF”ってなに? A. BDF=Bio Diesel Fu

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        記事

          ITADAKIは2度目の音楽人生が始まった場所。GOMAさんインタビュー

          大人から子どもまで、ITADAKIファンに絶大な人気を誇るGOMA & The Jungle Rhythm Section。彼らのライブは音に合わせて踊ることで肉体が解放されるだけでなく、客席とステージとが精神のつながりを確認するような、心まで熱くなるステージです。 2009年に交通事故に遭い活動を休止していたGOMAさんは、再起不能と言われた事故から苦難を乗り越え、2011年にITADAKIのステージで音楽活動を再開しました。熱狂の渦の中に“生きること”の神秘と尊さが輝く

          ITADAKIは2度目の音楽人生が始まった場所。GOMAさんインタビュー

          毎年1番乗りする理由とは?!常連さんに聞くITADAKIの楽しみ方と魅力

          2年ぶりの開催を心待ちにしていたITADAKIファンのお客さんたちにとって、今年はどんな想いで参加する年になるでしょうか?そして初めて参加するお客さんにとっても、不安なく楽しんでほしい。 ということで、ITADAKIの常連さんで毎年ファミリーで来場してくれる白鳥さんに、参加する際のアドバイスやITADAKIの魅力、久々の参加にかける想いについてお話を伺いました。 なんと、白鳥さんは毎年1番に並んで開場を待っているお客さん。しかも、あとから来た車列の整備までしてくれていると

          毎年1番乗りする理由とは?!常連さんに聞くITADAKIの楽しみ方と魅力

          楽しむために 〜手作り看板の話〜

          頂では、開催当初から手作りの看板で会場づくりをしてきました。 僕が会場内の手作り看板の制作を担当して今年で七年目になります。吉田公園とは別の場所に倉庫があって、そこが僕たち看板チームの仕事場です。伝えたい言葉をどうするか考え、ベニアの板にペンキを塗って、僕がアウトラインをひきチームの仲間で手分けして色をつけます。今まで使って古くなった看板や、役目を終えた看板もつぶして再利用。廃材も何かに使えないかと考えながら、毎年新たな看板が生まれています。 頂は、楽しみをみんなで分かち合

          楽しむために 〜手作り看板の話〜

          "なっちゃんの人生を変えた頂〜愛知から静岡に移住しちゃった話〜"

          「人生とは、あなたが出会う人々であり、その人たちとあなたが作るもの」 学生の頃なるほどーって思っていたこの言葉が、実感に変わってきた。 もっと自分で動いて、もっといろんな人と出会いたい! そう思えるようになったきっかけが、頂です。 頂との出会いで、私の人生は大きく動きました。 大げさに聞こえるかもしれないけど、頂というお祭りとそこで出会ったカッコイイ大人たちに刺激を受け、きっとなにかが変わる気がする!いま動く時な気がする! そんな風に思って、実家大好きだった私が静岡で一人暮

          "なっちゃんの人生を変えた頂〜愛知から静岡に移住しちゃった話〜"

          極上の一瞬を切り取る、頂 "Photo" CREWの話

          「〇〇ってなんだろう?」 子どもの頃からアレコレ質問したり、常に疑問と共に過ごしていたように思う。 年齢だけなら充分大人になった今は、まるいレンズを通して四角の世界が作られる写真が不思議でたまらない。 視えているって、なんだろう? それは光線と陰翳が織りなす現象。 肌で感じることだってある。 チームワークがあるとき。 大きな愛に導いてくれる人たちがいる。 ときどき独りで闘っているようで、いつも誰かの未来に寄り添っているでしょう。 白と黒に色彩が加わって、私たちはそれを四角く

          極上の一瞬を切り取る、頂 "Photo" CREWの話

          客から始まり、手伝いを経て、スタッフになった「外国人」

          日本に来て今年で16年目。 高校2年生の留学を起点に、日本語学校、大学を経て、社会人(自由人?)になって8年。 海外で放浪していた期間を除けば、静岡での生活が故郷であるフィラデルフィアで育った年数よりついに長くなってしまった今では、どれだけ貴重な出会いに恵まれて来たか、どれだけこの土地の人間に支えられて来たかを痛切に感じている。 その中、 不思議と僕の人生に影響を与えたのはITADAKIだった。 出会いは10年遡って、「ITADAKI」になる前、2007年に開催された「浜石

          客から始まり、手伝いを経て、スタッフになった「外国人」

          -Midnight Landing- 照明家Taiheichangの「お客さんを眠らせるステージ」への挑戦

          「お客さんを眠らせることが目的だから。」 僕は照明演出の活動をしている。お客さんが瞳を閉じてしまえば、視覚的表現への評価は存在しない。しかしこの言葉を、頂のBOSSは当たり前のように語る。僕は照明家として、眠らせることを要求されたことなどなく、困惑した。しかし同時に、光の可能性の種を撒かれたようで、新たな課題に興奮もしていた。 ITADAKIとの出逢いは、吉田公園に移って2度目、2012年。場所はムーンステージ。親愛なる友人、諸先輩の導きで、僕はその機会に恵まれた。 幼

          -Midnight Landing- 照明家Taiheichangの「お客さんを眠らせるステージ」への挑戦

          L4F(LOVE FOR THE FUTURE)とは〜 ITADAKI CHARITY PROJECT 〜

          「ヒップホップは音楽のジャンルじゃない、生き方そのものだ」と偉大なアーティストが言いました。 僕は言いたい、 「LOVE for the FUTUREはただのチャリティじゃない、自分の人生へのスタンスの話だ」と。 (僕はこれから、頂が掲げるプロジェクトの一つ「LOVE for the FUTURE」について書きます。笑) 大それたことは書きません。書けません。 LOVE for the FUTURE (未来へ、愛を)というこの発想、 思えば、「未来の誰かのことを想うこと

          L4F(LOVE FOR THE FUTURE)とは〜 ITADAKI CHARITY PROJECT 〜

          "頂で使用する全ての電気をバイオディーゼル(BDF)でまかなう〜BDF100%を実現した石田さんと頂の出会い〜"

          「9社目でやっと話ができました。」 2009年春 日本平ホテルのラウンジで初めて打合せたBOSSの一言でした。 2008年に初回を開催し、よりメイドイン静岡を目指すために、発電機もバイオディーゼルも県内で調達したいと言う思いから、県内レンタル会社へ相談を持ちかけた最後の会社がAKTIOだった。 当時はまだ、バイオディーゼル燃料の認識も浅く、エンジンメーカーも、軽油使用で設計製造しているので、バイオディーゼル燃料を使用した場合はどんな問題、故障が起こるかわからないので全て

          "頂で使用する全ての電気をバイオディーゼル(BDF)でまかなう〜BDF100%を実現した石田さんと頂の出会い〜"

          “キャンドルステージ演出家”花島べんと振り返る10年

          頂のメインイベントであるキャンドルタイム。 会場内の電源をすべて落とし、キャンドルのみの明かりで照らされる幻想的なステージ。 お客さんも持参したキャンドルに火を灯し、みんなで作り上げることをテーマに、頂の第1回目から続く、 1日1組だけのスペシャルなステージであり、特別な時間。 1日1組のステージのため、土曜と日曜それぞれ異なるディレクターにステージ演出をお願いして、毎年趣向を凝らしたステージをつくり上げてもらっています。 今回はディレクターのひとり、花島べんさんに頂に関わ

          “キャンドルステージ演出家”花島べんと振り返る10年

          Candle Stageに初めてグランドピアノの音色が響き渡る日〜イトウ マサヒロの挑戦〜

          2016年6月5日 原田郁子の奏でるグランドピアノの伸びやかな美しい音色が Candle Stageから会場全体に響き渡りました。 頂がスタートしたその時から、たくさんの人の手によりに大切に育まれてきた頂のメインイベント、キャンドルタイム。 野外での使用のダメージと、吉田公園特有の風や雨の影響も数年分積み重なって、2008年の頂スタートからCandle Stageを支えてきたティピ(インディアンが住居として使用していた円錐型のテント)のステージも、2015年にはすでに限界

          Candle Stageに初めてグランドピアノの音色が響き渡る日〜イトウ マサヒロの挑戦〜

          思いをつなぎたい。制作担当が語るCandle Stageの魅力

          頂のメインイベントであるキャンドルタイム。出演するアーティストの世界観と頂の空間が融合する、その年にしか味わうことのできない唯一無二のステージです。 ただ美しい景色を味わうだけでない、自然、時間、人、音楽、さまざまなものを会場が一つになって共有する体験は、ここでしか味わえないものだと思います。 今回はそんなCandle Stageの制作を担当する清水隆太さんにお話を聞きました。 最初はボランティアスタッフとして頂との関係がスタートした清水さん。これまでのステージ制作や中

          思いをつなぎたい。制作担当が語るCandle Stageの魅力