最初で最後の #my頂ファイナル
地元御殿場の幼馴染(通称”the”) と共に、2023年からグリーンキャンプエリア運営で携わらせていただきました、通称セブンです。
2023年が初めての頂。
それはそれはすごいドラマから始まった僕のITADAKIストーリー。
初めましての皆様と馴染めるかな?どんな感じなんだろう?準備うまくいくかな?楽しみの傍でそれを上回る大きめの不安も、いざ中に入ってみたら一掃されました。
本番を迎えないまま終わった2023年。
準備と片付けだけをしたけど初めての頂で、魅力を知るのには十分すぎるくらいの時間だった。
ボスを始め、本部運営の皆様や関わるスタッフ皆々様が熱くそしてあたたかい、ここにしかないVIBES。
みんなが一つになって楽しみながら作り上げていく、これまでに培ってきたいつも通りとそうじゃない部分を合わせながら、みんなで楽しみながら。
そんな中に新参者の僕たちを皆が分け隔てなくどんどん中に入れてくれて、いろいろな人が声かけてくれるし、気にかけてくれるし、気づいたらもうすっかり一員にしてもらえて。
終いの方にはもう何年もいたような顔して全力で時間を楽しんでいた。本番を迎えられなかったのは残念だったけど僕のITADAKIストーリーのイントロとして十分な時間でした。
そんな最初の頂を経て迎えた2024 FINAL
これまでの人生、レゲエ一色だけのイベントしか行ってこなかった僕は頂に遊びにきたこともない、そう、2024年が最初で最後の本番でした。
17年間進化しながら続いてきたパーティーのファイナル、そんな場面に本番を経験したことのない頂初心者の僕たちが関わることは貴重かつおこがましくてなんとも言えない気分。
もう去年準備は練習したし、あとは本番の時間だけ。長年スタッフで入っていたゲンさん、博士、リーちん他みんなに色々教えてもらいながら本番を迎えました。
当日を迎えてみれば、運営一緒にやってくれるみんなも全員心とVIBES良すぎな優しい良いメンバー、運営中はまあ色々大変な場面もあったんだけど、結果キャンプエリアもお客さんに楽しんでもらえた。大成功だったし、このみんなでやれたあの時間がとてもよかった。
キャンプエリアは本番の終わりよりも早く終わるし、みんなは早くもっと自由に楽しみたいだろうと思って、「もうミッションは終わってあとは僕達でどうにでもなるから自由にメイン遊び行って大丈夫ですよ-」って言ったら、「みんなで写真撮りましょう」ってちょうどしばらくいなかったtheを待ってみんなで写真撮った。
まっさらになったキャンプエリアを見ながら、終わっちゃって寂しい気持ちと共に、もうこのあとみんなは散り散りになってみんなと過ごしたこの時間も終わってしまうんだ、と盛り上がりを増すITADAKIとは相反して重ね重ね結構寂しい気持ちだった。
でもそのあと、「まかない、みんなで食べに行こう!」ってみんなから話が出てこのメンバーで食べた時間、迫るITADAKI全体の終わりも遠くで感じながら、終わってしまった最後のグリーンキャンプエリア、いい音楽を聴きながらみんなで食べる最高のまかない、色々な気持ちが混ざり合いながらだったけどとてもいい時間でした。
僕の音楽との関わりは、約25年間ずーっとレゲエを聴き続けていて、どの音楽に浮気してもやっぱりレゲエに帰ってきて、、という心から好きな音楽。
ある時、ボスに僕のレゲエ熱をベラベラ喋らせてもらった時がありました。
その日の帰り道に、自分の話ばかり喋りすぎちゃったかなって後で反省するくらい、本当に大好きだから止まらずベラベラ話してしまった。
そんな僕にはピッタリすぎる頂のラインナップで、ボスは僕に色々なお話しを聞かせてくれました。
ボスは昔にレゲエのライブハウスをやっていたということで濃い話をたくさん教えてもらって、僕はボスの心奥底のベースにあるレゲエが見えて嬉しく思ったり、そんな時間がありました。
半端ながらレゲエをずっと楽しんできた僕が本番で見たかったのはASOUNDとHOME GROWNの時間。
ASOUND は忙しい時間で無理だったけれど、HOME G は2日目14時頃でもうキャンプエリアは落ち着いていたので、みんなにお願いして見に行かせてもらいました。
フェスやダンスホールに遊びに行くことが少なくなっていて、 HOME GROWNの音ひさしぶりだなーってワクワクした気持ちでステージへ。
どデカい良い音で鳴るHOME Gの音を浴びながら、トップバッターPJさんが歌い出した頃、もうなんだかわからないけど涙が目に溜まっちゃっていて、自分でも「え、なんで?」って思うようなタイミングで。
ボスの想いとかこれまでのことを聞かせてもらっていたからって、それもあるかもしれないけど、それ以上に体で感じる何か、音にボスのVIBESがのっているのをすごく感じて、寂しいような嬉しいようななんともいえない、人生で感じた事のない感覚を感じていました。
ライブ的には泣くタイミングではないのに泣くことに、恥ずかしいとか余計なこと考えて、下向いてさっと涙拭いたりこらえたりなんかして。
素直に泣けない大人に染まった俺ダサいな~。。、ってそんなこと思いながら、密かに涙をしていた。
この時間にはボスの粋過ぎる計らいも上乗せされて本当に本当に最高の時間だったし、一生忘れられない思い出になりました。
なんて表現していいかわからないくらい嬉しかったし、全身で感じる感動とか喜び、あんな感覚はこの人生で初めてだった。
頂終わってみて、筆頭ボスがものすごく熱く気持ちを持っていて、本気でやるぞ!ぶちあげるぞ!いいものつくるぞ!お客さんの心掴んで揺らしに行くぞ!って、その言葉と気持ちが本物だから、それが伝達してみんなへ、アーティストの皆様にまで広がってそれがお客さんにまで届きみんながその波動に包まれている。
なんで頂がこんなにも熱く分厚いファンがいるのか、関わるスタッフはなんでこんなにいい顔して生き生き全力で楽しんでいるのか、お客さんはなんでこんなに喜んで楽しんでくれているのか、
僕にとっての最初で最後のITADAKI一部始終を体験してその理由全てを感じました。
たった2年だけど、ボスを始め、かよさん、イブキくん、ケイイチさん、藤本さん、りゅうさん、あげていけばキリがないくらいいろいろな皆様と時間を共にさせてもらって、おかげさまで僕の頂第一章、最高の時間になりました。
してもらったこと、楽しかったことや出来事、とてもじゃないけど書ききれなかった、書いては消し書いては消し、すべてがハイライトの頂のあとがきは難しかったけど、、
これが最後ではない。
頂で会えたすべての皆様と
また何かの形で会えたら嬉しいです。
終わりじゃないよ
始まりだよ
YAHMAN