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結局12年間愛知県から通い続けたスタッフのあとがき

どうも!入場ゲート担当のちかです。

読む方によってはどこの誰とも分からないと思うので軽く自己紹介をがてら私と頂もちょっと振り返らせてください。

私は頂に12年前の2012年から関わらせてもらっていました
(え?もう12年も前?23歳の時?まじかー)
実は私、今も昔も愛知県民なんです。
頂の度に毎年長い時は約2週間、短くても5日間、愛知から静岡へ移住?出張?してお手伝いさせて頂いてました。

なんで愛知の人間が静岡のパーティを知ったのか、それは学生時代からの友人が頂のコアスタッフだったから、というありきたりな理由なんですが…
直接誘われたわけでもなく、たまたま彼がある場所に置いていったフライヤーが目に留まり、当時就活に見切りをつけフリーターを満喫していた私はその友人に相談も報告もせず素知らぬ顔でボランティアに応募したのです。(その後すぐ「これちかだよね!」と確認の電話がきましたwww)
多分友人には結構驚かれてただろうと思います。

学生時代の私のイメージからいくと、頂に出演するアーティストに興味はなさそうだし、ましてや野外のフェスに自ら参加するなんて私ですら想像もつきませんでしたから。

正直、文化もなにもよく知らない海外に行くくらいの心持ちでした。
楽しさやワクワクに関して信頼している友人が関わっている、ただそれだけの理由で飛び込んだ初めての頂

最高!!

この一言に尽きます
日常から切り離された様なワクワクしかない異空間

それを全力で楽しむお客さん達の顔、渋さからのお見送りハイタッチ

完全に1回目の頂で喰らいに喰らって気づけばあっという間に12年
まさに大人の文化祭
プロも素人もみんなで最高の頂を目指して駆け抜けていく準備期間も大好きな時間です。

規模が大きくなり、進化したり洗練されて変わっていくものもありますが、手書きの看板や手作りの旗はずっと変わらず、あの時作ったあれやこれやも沢山あって大切な所は何一つ変わらずここまで来たんじゃないかなって思います。

コレ、私が作ってたんです(反応してくれる人いたらめっちゃ嬉しい!)

準備の事ばかり書いてしまいましたが、私は本番2日間は入場ゲートにいます。
チケットとリストバンドの引換えをする場所です。
土曜日バスで来た方には1番に、車で来た方には2番目にお出迎えできて、毎年帰宅するお客さんを最後に見送って「また来年」と声をかけるポジションでした。

会場からは遠くて、なんとなーく音が聞こえるそんな位置
でも、「今から楽しむぞ!」って表情でやってくるお客さんや「最高だったー!」って満足気な顔して戻ってくるお客さんをみてると自分も会場を覗いてる気持ちになるんですよね。
そしてあの顔をさせる一翼を担ってるんだなって嬉しくなります。

毎年会うお客さんとの再会も楽しみの一つ
お互い名前を知ってるわけでなくても「あ!今年もやっぱりいたんだね!」と声を掛け合える嬉しさ
過去ボランティアスタッフで参加してた人達がお客さんとして来てくれたり。
特に今年はファイナルという事もあってか、結婚して子供ができてからなかなか参加出来なかった子が一念発起してお客さんとして来てくれたり、懐かしい顔ぶれが沢山でした。

嬉しかったー

実は12年前の初参加以来、ラストの渋さを会場で見ていませんでした。
入場ゲート周辺での帰宅の案内としての仕事と、最後の最後のお見送りがしたくて、キャンドルタイムが終わってから皆さんが帰るまで入場ゲートにいたんです。

でも、今年は本部スタッフの心遣いで人員を連れてきてくれて最後まで渋さを見ることができました。
渋さを聴きながら思い出される色々な記憶や気持ち
12年前ボランティア参加した時は、まさか毎年恒例になって、頂の事はよくわかってない近所のおばちゃんに「あぁあの静岡のね!楽しんできてね」って言われるようになるとは

そして縁もゆかりも無い静岡でこんなに沢山の思い出と、大好きな人達ができるとは

ステージの上、最後の挨拶にボスの小野さんだけじゃなく、いぶきや本部のコアスタッフが立つ姿がみれるとは

本当に楽しかったし、大変だったし、大切だったんだな私にとって頂って、と噛み締め
そして「頂」は本当にファイナルなんだなぁと感じたラストでした。

最後のメインゲートでのハイタッチもそこそこに
やっぱり本当の最後は入場ゲートで見送りたいとおもって最後の最後お見送りさせてもらいました。

いつもならお決まりの「また来年!」

今年はなんて言ったらいいか?

期待を込めて言ってもいいか?

悩んで伝えた言葉は「またいつか」でした

今回このあとがき?感想文?をかくにあたって、それはもう色々書きたいこと、思い出、山ほどあって全部聞いて欲しいくらいなんですが
終わらなくなるので最後ぎゅっとまとめて

↓↓↓

頂はファイナルでも、ここで出来た繋がりや、知ったこと、感じたことはそのままで

「またいつか」
できたら近々、再会しましょうね!


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