虎杖 イタドリ

普段はTwitterにいて素面でくだを巻いています

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最近の記事

備中松山城 登城のきろく 9

ひとつ前のきろく おっと、二の丸に到着する前に大切な石垣がありました。 城内で最も古い石垣だそう。 みんな大好き、野面積みだよーーー!! 石垣はいつもそこにそびえているけれど。 必ず会えると思ってはいけない。会いたい思いを募らせて会えなかったら、辛い。辛すぎる。だからあの方のことは考えないようにしていた。 ところが。二の丸の広場にリードを付けて ダッシュするあのお方が! 猫城主・さんじゅーろー様!!!きゃあぁぁぁぁーー! 会えたわ会えたのね!!しかも思い描いてた姿よ

    • 備中松山城 登城のきろく 8

      ひとつ前のきろく 三の平櫓東土塀 この部分の土塀は江戸中期のものが現存していて、国指定重要文化財になっています。 四角いのは矢狭間、丸いのは筒狭間。 狭間は大好物です。 もちろん石垣も大好き。 角っこがたまりませんね。 この段々の石垣……ふうぅぅぅ 石垣を眺めつつ、三の丸から登っていく 二の丸の広場に到着。 到着……した途端、あのお方のお姿が。 はわわわわわ!! 城主様ー!? 続くよねー 次のきろく

      • 備中松山城 登城のきろく 7

        ひとつ前のきろく おお、有難きお言葉。 「本日の登城 大儀であった」 登城心得の御触書はいくつかあったが、これが一番心に響いた。 ひゃぁっ! うわぁぁぁぁぁぁ 大手門跡かっこよすぎんかこれはテンションがハイテンションなテンションになる。 素晴らしい。 ここね ↓ 見どころなのね。 自然の大きな岩の上に石垣を組んでるのね。 大河ドラマ「真田丸」のオープニングにも使われたらしいのね。備中松山城と真田さんとは関係ないんだけどね。 でも撮った写真がイマイチなのね。よくわか

        • 備中松山城 登城のきろく 6

          ひとつ前のきろく ふいご峠から天守まで20分。 ここまでの道と比べて、より整備されている。 (トレッキングシューズ装備の登山グループへの嫌味でなく)普通のスニーカーで十分登れる。 ここからが『観光地』なんだろう。 見えてきた! 中太鼓櫓跡石垣!!石垣を見ると今までの疲れが癒されていく。 いやぁ、石垣って本当にいいものですね…… あれね、登るという行為は、目的地・目的物が、ある瞬間目の前に現れるのが良いね。平地だと遠くに見えているものに近づいていく感じだけれど。 あと

        備中松山城 登城のきろく 9

          備中松山城 登城のきろく 5

          ひとつ前のきろく 後悔はしてないけれど、登り切れるのか不安でいっぱいな30分間。 途中、休憩のため3回ほど大きな石(大石内蔵助ちゃん岩含む)に腰を下ろしたものの、そわそわして1分も座っていられない。 見えた!見えたよ! 現世よ!うつしよよ!あの先に人がいる世界が。 8合目、ふいご峠到着。 バイク乗りの人がいる。シャトルバスが運行していない日は自家用車でふいご峠まで上がれるそうだ。 私と同年代か少し若い、がっしりした男性が「いやぁ、キツかったっす」と駐車場係員の人と話

          備中松山城 登城のきろく 5

          備中松山城 登城のきろく 4

          ひとつ前のきろく 山慣れしている人にとっては、整備されている登山道なのでしょう。 が、結構な急勾配で段差の大きな場所もあり、一段上るのも一苦労。 ぶっちゃけ、足が短いから。 ホテルのバスタブをまたぐのもギリだから。ぶっちゃけ。 大石内蔵助が腰を掛けて休憩したといわれる岩そら座るよね、わたくしも。 わ、大石内蔵助と間接お尻だ。 まぁ内蔵助のお尻と私のお尻の間には300年以上の時が流れていて、その間この岩の上には数え切れないほどのお尻が乗っていったわけで、内蔵助のお尻は遠

          備中松山城 登城のきろく 4

          備中松山城 登城のきろく 3

          ひとつ前のきろく さあ、お城を目指そう。 山っぽい。 山な感じ。 こんなん、道なき道みたいな道やん 山なんて、最後いつ行った?小中学校で少年自然の家で歩いて以来じゃない?それも、こんな滑り落ちたら一巻の終わりみたいな道じゃなかったぞ。学校の責任問題になるわ。 そう、これは大人の山だ。 ふいご峠まで、このような道を30分登ります。その間、人っ子一人、誰とも出会いませんでした。 でも猿がいるらしい。わーぃ!お猿さんだ! 猿怖いよ、怖いよ猿。 動物は好きだが、こんな

          備中松山城 登城のきろく 3

          備中松山城 登城のきろく 2

          ひとつ前のきろく 気を取り直して、城に向けて歩き始める。 まずは、城のある山の登城口まで街をゆく。 そう、備中松山城は 日本で天守が現存する唯一の山城。 標高430mの臥牛山頂上付近に建つ、 現存天守でもっとも高い所にある城なのです。 道に迷わないよう集中していて、街の写真を撮っていなかった。疲れないようゆっくり歩き、しょっちゅう地図アプリを確認していたが、30分弱で遊歩道入口に到着。 遊歩道? 遊びじゃないのよ、これが。 天守まで1500m 8合目ふいご峠までは

          備中松山城 登城のきろく 2

          備中松山城 登城のきろく 1

          ひとつ前のきろく 備中高梁駅に到着。おしゃれ駅。 駅内の観光案内所で、お得な三館共通券(大好き)を購入、荷物を預けて駅前の道路に降り立つ。 極度の方向音痴なのでスマホの地図アプリで行く先を確かめる。 見上げた先に見えたのは。 え、あれですか? あそこまで行く気か、私。 駅から天守まで徒歩1時間30分、とは聞いてたが。 遠いな高いなヤバイな。 どうしてこんなことに。 そう、それは境港の水木しげるロードから始まった。 去年11月に旅した水木しげるロードが楽し過ぎて、絶

          備中松山城 登城のきろく 1

          備中松山城 登城のきろく 序

          今日は歩かねばならぬ。 朝飯を腹いっぱい食わねば。 ホテルの朝食。 簡単なビュッフェ形式。 でもやっぱ、朝から肉団子とかケチャップまみれウインナーは難しいな。 動くためには炭水化物だ。多分。 パンをいっぱい食べよう。 が、朝食係のフレンドリーなおばさまが「これ三食丼!三食丼よ!」と推してくるので思わず手に取ってしまう。 朝からお米のご飯は苦手なんだけど。えーい、ままよ。 ゆで卵3個いきたかったが、この卵高騰の折にそれをすると、タダだから高いもん食っとけみたいなセコイ

          備中松山城 登城のきろく 序