見出し画像

人類にとってSNSは「禁忌」だったのかもしれない

皆さま、こんにちは。
アマチュアエンジニアの「シノビ」です。

今回のテーマは「SNS」についてです。
少し過激なタイトルですみません。
しかし、SNSを否定する記事ではありませんのでご了承ください。(私自身もSNSをめっちゃ使っています!!)


お伝えしたいこと

・SNSは人間関係という目に見えない距離を縮めてくれた。

・目に見えないからこそ"使い方"を間違えるとSNSは危険なツールになりうる。

・そのようなツールを手にしたことは人類史上最大の禁忌に触れてしまったのかもしれない。

・とはいっても非常に便利なものなのでSNSを"上手に"活用していきましょう!!

簡単にまとめると「SNSは危険なところもあるけど、便利だから距離感に気を付けて上手く使っていきましょう!!」ということです。


SNSは超便利!!

大前提としてSNSは本当に便利なものです。私自身も活用させていただいています。

皆さま色々な情報発信をされていますし、様々な人たちとつながることができます。
芸能人・ミュージシャン・作家・クリエイターなど例を挙げればキリがありません。

今まではなかなか"お近づきになれなかった方々"と、あるいは"同じ目標をもつ仲間たち"とボタン一つで情報共有できる、つながれる良い時代です。


人類は距離を縮めることを夢見てきた

人類は距離を縮めようと必死でした。
しかしその距離というのは"物理的に""目に見える"距離でした。
例えば、飛行機。
飛行機のおかげで私たちは短時間で移動できるようになりました。
自動車や電車も同じです。
これらの発明は実際に何キロメートルと測ることのできる距離を縮めることに成功しました。

では、SNSの場合はどうでしょうか。
SNSは人間関係という目に見えない距離を縮めてくれたと言って良いでしょう。
ところが、困ったことにこちらの距離は測ることができません。
あの人とどれぐらい親密であるかを数値化できないからです。


SNSの何が危険なのか?

では、いったい何が危険なのか。
私なりに色々考えてみました。
私が考えるSNSの危険性というのは先ほど述べた「目に見えない距離感」にあると思っています。

[SNSの危険性]
①人間関係という目に見えない距離感をはかるのが非常に難しい。
②相手との適切な距離感をはかるのに神経を使うから「SNS疲れ」を起こす可能性がある。

(①について)
リアルの学校にいる友達や会社の同僚とのやり取りは、実際に相手の表情が見えて、口調や態度、イントネーションなどから情報をたくさん読み取れます。
そこから「これ以上言うと嫌がられるかな」とか「あの人とは馴れ馴れしくしない方がいいな」などと相手との適切な距離を推し量ることができます。

しかしSNSは違います。
相手が見えないので"感覚"に頼るしかありません。
この感覚に頼るというのが曲者なのです。
もしその"感覚"が間違っていたら・・・。
感覚なので間違える可能性も高いです。

だから、図らずも相手に近づきすぎてしまい、トラブルに発展することがあるのではないでしょうか。

(②について)
そこで相手との適切な距離感を見つけるために「ちょっと近づいてみようかな」「今度は距離を置こう」と色々模索していくことになります。
それを"感覚"で微調整していくわけです。
これは非常に大変なことで、神経を使います。
だから疲れてしまうのだと思います。
よく言われている「SNS疲れ」の原因のひとつにこれがあるのではないかと考えています。
そこにSNSの取り扱いの難しさがあります。


SNSは禁忌なのか

以上のことからSNSが危険を持ち合わせていることはご理解いただけたかと思います。
SNSは相手とどこまで近づいていいのか、あるいはどのラインが適切な距離なのかがわかりづらいです。学校でも、社会に出てからもアドバイスはくれるかもしれませんが正解はありません。
自分で手探りで見つけていくしかありません。

そんなものをお手軽感覚で利用できるようにしてしまったことが、果たして人類にとって良いことだったのか。

「時代の流れとはいえ、SNSは人類が軽々に手にしてはいけない禁忌・タブーだったのではないか。」

それが今回問題提起したかったことです。


危険を理解したうえで利用するのが一番

そうはいってもSNSが非常に便利であることに間違いはありません。
情報を素早く得たり、大量に拡散できます。
便利なんだから使うのが当たり前です。
ただ、相手との距離感というものを常に意識して、日々改善しながら「適切な距離」を探っていく必要はあるのではないかなと思います。


おわりに

今回は私がSNSに対して思うことを書いてみました。
繰り返しになりますが、SNSを批判・否定する意図はありません。

最後に、今回言いたかったことをもう一度まとめさせてください。

・SNSを否定したいわけではない
・SNSは危ないところもあるので、距離感に気を付けてどんどん活用していきましょう!!

この2点をこれだけ長々と説明してしまいました。
ご容赦ください。

私もSNSの使い方には注意しながら上手く活用していきたいと思います。
皆さまも良きSNSライフを送ってください!!

ここまで記事をご覧頂きありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?