見出し画像

拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.10

いきなりですが問題です。

奥さんがふとしたことで夫のスマホを見てしまいました。そこには知らない女性から下のような文字列が送られてきていました。

さてこの内容は?



<メールに書かれていたナゾの文字列>

<答え>


これが分かる方はナカナカの人物ですね(察しのいい方は勘で当ててしまうかも)。

A) アカサタナ・・・(行)を順番に1,2,3,4,5・・・
B) あいうえお(段)を上から a、b、c、d、e
とすると、「オ」は「1e」、「ク」は「2c」になります。

上の秘文は「AとBの組み合わせ」でできています。


奥さん探偵のケースに当てはめて、暗号技術で押さえておきたい用語をみてみましょう。

平文(ひらぶん) :オクサントワカレテ
暗号文 :ナゾの文字列
暗号化 :平文を暗号文に変えること
復号化 :暗号文を平文に戻すこと
 :五十音(あ~ん)
暗号アルゴリズム :ABの組み合わせルール(もっとすごいやつ)
解読 :奥さん(他人)に見破られてしまうこと


暗号技術については、ITパスポート試験では下記の2つがよく出題されますので、アタマに入れておいてください。

『共通鍵』暗号方式
暗号化と複号化で「同じ鍵」を使うやり方。

『公開鍵』暗号方式
アルゴリズムで公開鍵と秘密鍵を同時生成する(ペア鍵)。
誰でも公開鍵で暗号化できるが、対応する秘密鍵でしか復号化できない。

<公開鍵の例>
・いくつかの相手からマル秘データをもらいたい人(主)が、
・相手に「公開鍵を使った暗号化」を依頼する
・暗号文を受け取った主は「自分しか持っていない秘密鍵」で復号化する

よろしければ、せかチャン氏の動画もご参照ください(約10分、シーザー暗号RSA暗号ハイブリッド暗号方式の話も出てきます)。



では、今日はここまで。お疲れさまでした!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?