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拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.2

工場を思い浮かべてみましょう。製造現場というのは色んなものが同時に処理されていたり、流れ作業のように順序立てて進められたりしています。

製造現場はコンピューターを使った効率化が最も活かせる場面ですが、大きなポイントは「時間短縮」と「ムダをなくす」です。


▷ 設計工程は「CAD」と「CAM」 


モノづくりは、製品のデザインや設計、そしてそれを作るための工程企画から始まります。

CAD:コンピューターを使って製品設計を行う(「キャド」と読みます)

CAM:CADで設計された製品の製造プログラムを作る(「カム」と読みます)

同時並行を効率化する技術を「コンカレントエンジニアリング」(Concurrent Engineering)と呼びます。

▷ 生産工程は「JIT」「ライン」「セル」


作るものと作り方が決まったら、次は製造現場の効率的なオペレーションです。

JIT生産(かんばん方式):ワンコそばのような部品供給スタイル(一杯食べている間に次を用意しておく)「ジット」と読みます

ライン生産:ベルトコンベアのような流れ作業(丸亀製麺みたいな)

セル生産:屋台のラーメン屋のように一人でいろんな作業をする

JITについては「必要なものを」「必要な時に」「必要なだけ」納品させる、トヨタ自動車のカンバン方式が有名です。

▷ 用語の覚え方


キャドカム来んか、じっとラインセルしとれよ

「CAD、CAM、コンカレントエンジニアリング、JIT、ライン生産、セル生産」を歯を食いしばってアタマにいれましょう。


この分野は他にも色んな用語がありますが、一般の人は知らなくても大丈夫です。必要に応じて学んでください(CIM、FMS、リーンとか)。


はい、今日はここまで。お疲れさまでした!




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