見出し画像

プロフットバッグ選手から学ぶ意思決定のポイント

前例のないことだから、チャレンジできない。
成功するかわからないから、チャレンジできない。
今のままでも別にわるいわけじゃないけど、チャレンジしない理由を探している。
そんなあなたへ、ぜひ、彼の話をきいてほしい。

プロフットバッグ選手石田太志だ。

フットバッグというスポーツをご存知だろうか。日本で唯一のプロフットバッグプレイヤー石田太志選手にインタビューした。石田選手は大学卒業後、アパレル業界に就職。後にフットバッグを世界に広げたいという一心で退職、プロとしての道を歩むことを決意。
現在は、パフォーマンス活動や講演等を精力的に行っている他、「めざましテレビ」や「ZIP!」等にも取り上げられ、注目を集めている。
石田選手が日本であまり馴染みのないスポーツを始めたキッカケや、仕事にしようと思った背景を伺った。


石田太志オフィシャルページ

【どんなスポーツなのか?】


正直全国でほとんどの人が知らないスポーツです。1対1でバトルをするものもありますし、ネットを挟んで対戦するものもあります。クッションでお手玉みたいな感覚で、足の先に乗せるというのもやります。女子もやりますね。結構良いエクササイズですよ。このできない感じが笑いになりますよね。

画像3

日本フットバッグ協会のHP
現在はアメリカやヨーロッパを中心におよそ600万人の競技人口がいるという。最高峰の大会はアメリカで行われる世界大会だ。

【なぜやろうと思ったのか】


最初サッカーを高校までやっていました。大学でもサッカー続けようと思っていたんですが、その時偶然ムラサキスポーツで海外のフットバッグプレイヤーがプレーする映像が目に入り衝撃を受けたんですね。大学3年を終えた時くらいで、周りが皆就活をする中、大学を休学してカナダに修行をしに行きましたね。もちろんこれだけのためではなく、当時はアパレルの勉強をしに行ったんですけどね。最初は立った状態から3回しかできなかったんですよ。

【なぜこの世界に舵を切ろうと思ったのか?】


社会人になって最初は、伊勢丹でアパレルの仕事をしていました。アパレルは楽しかったんですが、フットバッグを仕事が終わって帰宅後毎日深夜まで練習していたんですね。情熱が冷めなくて。これが仕事になれば一番幸せかなと思ったのがきっかけです。

【前例のない中でなぜチャレンジできたのか?】


世界中見ても前例が無い中でのチャレンジでしたね。最近になって、自分がプロということで習い始める人がようやく出てきたって感じです。当初、収入はゼロになりましたし、失業保険でのやりくりでしたね。法人化は今のところ考えていないです。選手なのでスポンサーもついていますしね。なぜ、チャレンジできたのか?その答えは、自分自身の心を信じた。かっこよく言うとそんな感じなのかもしれません。

意思決定のヒント

意思決定のPOINTは、”自分自身の心に惹き起こった情熱を信じた”ことである。
気がつけば弊社に入社してくるメンバーもそうだ。うちのような自由と責任を求める未来型組織と言われている”ティール型組織”に入るメンバーは、前例のない中で飛び込んでくるわけだ。全員に共通なものは、各自の心に惹き起こった”情熱”なのかもしれない。なぜ、LIにJOINしたのか?<ラグビー選手森田選手のケース>にもあるが、どっちに転がるかわからない。でもなんだか、ワクワクな情熱があった方に意思決定したのだと思う。たった一度の人生だから。


【将来どうなっていたら最高なのか?】
まずは、この仕事で食っていきたいですね。あとは、このスポーツを公園でやっている人を見れたらいいなと思います、フリスビー的な感じで。このスポーツ、アメリカ、ヨーロッパでは600万人プレイヤーがいる一方でアジアでは全く知られていないので、アジア圏に広がったらいいなと思います。

画像4

【1日の練習は?】
2時間くらいですかね。長い時で4-5時間とかありますけど。練習メニューは試行錯誤してます。今で言うと、1週間かけて1−2つの技をやり続けるっていう感じですね。1日800回それをやる!と決めて身体に染みつけるようにしています。

【性格は?】
性格は結構飽き性なんです。これに関連したものであれば何でもできるんですが、全く関係ないと全然やる気が起きなくて。興味があるものであればいくらでも集中できるんですけどね。

【あなたの人生でモメンタムが引き起きた時はいつか?】


カナダに行った時ですね。アパレルの仕事をするにあたり、現地で150通くらい履歴書送ったりしました。留学しても英語が喋れなかった中で面接を受けたりとか。
あとは、フットバッグのために仕事を辞めた時や大会で優勝した時ですね。周りの見方が変わったなという感じが伝わってきた時ですね。

【世界一に輝いた時の感想は?】


もともとは優勝候補とかでもなんでもなくて、トップ10にも入れなかったんですよね。どちらかといえば、練習して上手くなった時の方が嬉しいっていう感じはあった気がします。優勝した時は初めてクラウドファンディングにより支援されて行った大会だったので、どちらかというと安堵感という感じでした。やはり応援してくれている人がいるというのはありがたいことだなと感じます。

スクリーンショット 2020-01-19 17.47.09

<礒谷も東京ドームで日本一の笛がなった時、同様に達成感と共に安堵感がやってきた。やり切ってきた人とはこう言うことなのかもしれない。>

プロとして無き道を切り開く石田選手。
そんなチャレンジャーにぜひ、注目していただきたい。
<企業研修・講演・EVENT出演希望はお気軽にお問い合わせください>

画像2


出典:Official HP

画像5

リードイノベーションでは社会にBLAST(ブラスト)突風を惹き起こせる仲間を捜しています。<WANTEDLYをご覧ください。>

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?