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一新塾講義に一新塾OBで、医師で、鉄祐会理事長で、インテグリティ・ヘルスケア会長の武藤真祐氏『ぬくもりのある医療を、100年先も、ずっと。』

先週の講義、一新塾OBで、医師で、鉄祐会理事長で、インテグリティ・ヘルスケア会長の武藤真祐氏にお越しいただきました。テーマは『ぬくもりのある医療を、100年先も、ずっと。~在宅医療の現場から』。

超高齢化を迎える日本。2025年には、団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)になることにより、介護・医療費等社会保障費の急増が懸念されています。医療費削減のために、国は在宅医療に舵を切りますが、携わる医師は圧倒的に不足しています。

武藤さんが目指すのは、超高齢社会の難題を解決すること。

さらに、高齢先進国日本で作る新しいケアモデルを世界にも広めることです。

武藤さんは、ITを活用しての多職種のネットワーク化とチームプレイ体制で24時間365日きめ細やかな対応を実現。医師は患者の診療やケアに注力します。

医師⇒宮内庁侍医⇒経営コンサルタント⇒在宅医療の診療所「祐ホームクリニック」開院⇒東日本大震災後、石巻市での診療所開院⇒国内に拠点の拡大⇒海外展開⇒テック起業でオンライン診療推進⇒地域ヘルスケア連携基盤

地域ヘルスケア連携基盤では、サステナブルなヘルスケアプラットフォームの構築に挑みます。

この14年間で4名からグループのメンバーは1万人を超えるまでに発展、その歴史の重さをひしひしと実感させていただきました。

その背後にあった武藤さんの9回の転換点。
壁を乗り越え、事業を進化させ続けた歩みを支えた核心の力、
『レジリエンス』を持つためのポイントも伝授いただきました。

体験と感情の間の「解釈」が鍵。
感謝の気持ちを持つこと。
人と比較しないこと。
励ましてくれる人の存在。
毎日、自分を客観視すること。

さらに、

大学院時代のご経験から「組織にアイデンティティを委ねるのは危険」との教訓。石巻でまったく価値観が違う人たちと協働するための知恵。すべての機会を学びに変えて志を貫いている姿に感動いたしました。毎日ノートに記録し自分を客観視し続けることの意義の大きさも刻ませていただきました。

塾生の皆さんの感想と胸に刻まれたお言葉です。

●できること、やりたいこと、やるべきこと
●初めの一歩は、できることから
●常に新しいチャレンジをする
●自分で自分の人生を決める
●人と比較しないことの大切さ
●乗り越える力の大切さ
●異質を避けない
●起業とはパートナーと出会うこと
●自分がプラットホームに立つ
●自分を客観的にみることの大切さ
●どんなときも学び続ける

今年の色紙のメッセージは、
『レジリエンス 責任を回避しない。現実を直視する。しなやかに柔軟に』

まずは目の前のことをカチッとやる。それが大きな展開につながってゆく。道なき道を切り拓いてこられた武藤さんのご経験に基づく数々の教訓のお言葉にたくさんの勇気と知恵をいただきました。

●政策学校一新塾


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