農業こそが信用創造
サツマイモは、15度を下回るといけないといいます。しかし先日、サツマイモの苗が届いたので、植え付けてみました。
仕方ありません。時間も限られていて、かけられる手間にも限界があるので、与件のなかで、やるほかないです。
だいぶしんなりしているようにみえますが、植え付け直後は、だいたいこんなものだと思います。
しかし、これがしっかりと根を張ってくると、ピーンと立ってくるのです・・・
いや、今回はピーンと立ってきませんでした(苦笑)。かなり枯れてしまいました。
自宅近辺、だいぶ暖かくなってきたとはいえ、時折、最低気温が10度を下回る日もあったので、どうやら寒さにやられてしまったようです。
ということで、急遽、サツマイモ救出作戦を展開してみました。
工作が大の苦手な私ですが、無い知恵を絞って作り出したのがコレです。
折り畳みバケツというのと、ビニールひもを組み合わせて、サツマイモの苗箱を作ってみたとです。
ここに水を張って、サツマイモの苗を挿してみたら・・・
意外とそれっぽくなりました(笑)。
これでしばらく15度を下回らない室内に置いてみることにしました。
私の努力の甲斐もあり、数日後、ダメになってしまった苗はありながらも、それなりに復活してきました。
今年は、サツマイモも少し頑張ってみます。
もちろん、基本はおコメです。
苗も順調に育ってきました。
たまにこうして、ローラーをかけることで、ストレスをかけたりしながら、強い苗に育てています。
苗が順調に育ってきているので、いよいよ田んぼの方も、準備を始めました。
田んぼの準備で、この時期、最初に行うのが畔切りという作業です。
田んぼ周りの草を削って、田んぼに水が入った際、水が抜けないように泥を畔の壁面に塗りたくれるようにします。これで水が入るのを待つばかりとなりました。
約一年ぶりに田植え機も動かしてみました。
ド素人が、田植え機を買ってしまい、去年、田植えの一日だけ使いましたが、それ以降カバーをかけっぱなしだったので、運転席をみても、ほとんど何をどうすればいいのか分かりません。
全部、忘れました(笑)。
でもまぁ・・・とりあえず、そろそろこちらも準備をしていかなければなりません。
今年からお借りしている車庫に納めて、来るべき田植えの日に備えていきます。
こんな感じで、今年もイモやら、豆やら、おコメ作りに精を出してまいりたいと思います。
ところで、久しぶりにSATORISM TVさんをみました。
SATORISM TVさんの分析は、いつみても秀逸です。さまざまな分野から集められた情報を組み上げて、今、世界がどういう方向に向かっているのかをとても分かりやすく解説してくれています。
ただ、これから先を生き抜くための策については、私たち自身が、もっともっとまじめに考えていく必要があろうかと思います。
私たちの生活は、お金によって成り立っています。
しかし、この先、その通貨システムは大きな壁にぶち当たることになるでしょう。そのときに必要なのは、他者から与えられた紙くず(紙幣やお金)を信用し続けることではなく、自らが信じられるものを作っていく力です。それこそが信用創造です。SATORISM TVさんが言う通り、金(ゴールド)は食べることができません。勝手に「価値がある」と信じ込んでいるだけです。
では、何なら信じられる???
私は、私たちが生きていくのに必要な食料は、信じるに足るものだと思います。しかも、ただそれがあるというだけではなく、それを持続的に生み出すことができる仕組みを作ることこそが、新しい信用創造につながると考えます。
だから今、少しでも余裕がある人たちは、食料の備蓄にとどまらず、それらを生み出し続けることができる仕組み作りを考えた方がいいと思うのです。
ただ、みえない人にはみえない話なので、強弁するつもりはありません。
ただ、もしみえている人がいるのであれば、少しでも、そうした新しい仕組みを自分で作っていくための行動をとるのがよいと思います。儲かるとか、儲からないとかではありません。営利目的ではなくとも、農業には、それだけの大きな意味があると考えられます。
・・・と、そんなことを思いつつ、田んぼに水が入るのを待つのでした。
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