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見知らぬ街のレストランはどうして魅力的なんだろう (プロヴァンス ムスティエ・サント・マリー)

南フランス、プロヴァンス地方が私は好きです。これまでに6回か7回訪れています。フランス語は全く話せませんがそれでも好きです。

何が良いのか。食とワインと気候と風です。

ムスティエ・サント・マリーはフランスで最も美しい村の一つに選ばれています。

この「最も美しい村」というのがプラスマイナス両方でずっと引っかかっていたので調べてみました。Les Plus Beaux Villages de France(フランスで最も美しい村々の会)が、全部で160ほどの村を認定しています。美しい景観、歴史的建造物の保護状況、観光開発の程度などの基準を満たした村に与えられる認定です。

ちょっと観光誘致目的のブランディング、マーケティングっぽい匂いはしますが、ムスティエ・セント・マリーはかなり素朴な街です。日本の高山とか白川郷みたいな「凄いはずなのになんか嘘くさい」感じは全くありません。

ステキなレストランはLe Relaisといいます。そのときは気が付きませんでしたが、ホテルも併設されている、というかホテルがメインでレストランが併設のようです。ホテルと言ってもB&Bみたいな感じです。

場所は村のほぼ中心部です。

レストランの公式サイトより 南側の橋の上からです
レストランの公式サイトより 私が座った席のあたりからです
レストランの公式サイトより これは2階のテラス
ここからは私の撮った生写真(謎)です。彼がシェフです
向こう側には小さな川が流れています

いわば箱根あたり、それも箱根湯元ではなくて強羅かな、その辺とどこか雰囲気が似ています。

レストランというよりはビストロですね。特別なことはないんですけど、とにかく美味しい。このあたりは地中海まで100キロないので、魚も結構新鮮なものがいただけます。

日本でいうと地元の人が集まる小料理屋さんみたいな感じかな。地元的にすごく美味しいと評価されてるかはわかりませんが、私のような旅行者からしたら、非日常において日常を味わう感じが凄くいいんです。

お客さんも観光客と地元の人が半々くらいで、観光客と言っても半分はフランス人で、アジア人なんて私らだけ。珍しいとまでは言わないけど、とてもフレンドリーに話しかけてきます。まあ「コニチワ」「アリガトゴザイマス」くらいで、そのあと「ニイハオ」とか無邪気に言ってくれるのがなんか楽しい。そんなもんですよね普通の認識って。

ムスティエ・セント・マリーに関してはまだまだ何本もアップしていきます。次に行けるのは来年かな?

ホテル&レストランLe Relaisの公式サイトはこちらです。


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