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50歳が転職活動をして、222社に落ちた話

タイトルの通りです。一切の誇張はありません。
落ちた会社が200社を超えたので、記念として記事にすることにしました。

転職の経緯

前職はコロナの影響をモロに受けて、コロナ前と比べて売上が○○%ダウン。損失もひどいことになり、ずっと黒字経営だったのですが、全部食い潰して融資された分もあっという間になくなる状況に。
それに伴い社員は半分以下に減り(退職勧奨、自主退職がメインだけど解雇はない模様)、部署も削減。更に組織構造が色々と変わり、中間管理職だった私の決裁権限がほぼなくなり、業務の自由度が壊滅しました。
上司との折り合いも悪く、このままでは精神を病みそうな状況になり、退職を決意。有給消化が2ヶ月強あったので、その間に何とか転職を成功させようという目論見のもと、退職したのでした。

自身のスペック

50歳、中間管理職、年収は500万円代。主に営業をしてきたけど企画やマーケティング系のお仕事も数年経験あり。既婚子持ち。
転職は3回目。

まず着手したこと

退職後の仕事人生をイメージしてみたのですが、ざっくり3つの進む道を想定しました。

1)正社員として雇用していただく

家族のことを考えると、安定した収入を得られるので一番進みたい道。

2)派遣として就業する

有給消化までに正社員での採用が難しいと判断したとき、Bプランとして派遣に登録すれば就業できるのでは、という想定。派遣登録は初体験になる。

3)フリーランスとして独立する

実は、転職活動当初はこれを優先して仕事を探していました。求人サイトを探していると、IT関連以外でも募集があったので色々と応募していました。また、freeeなどでフリーランスの税申告なども調べ、取らぬ狸の皮算用的なこともしていました。

利用した転職サイトやエージェント

1)正社員採用が目的

・リクルートエージェント
・doda
・ミドルの転職
・リクルートダイレクトスカウト
・ビズリーチ
・リクナビNEXT
・@type
・ワークポート
リクルートエージェント(RA)の担当者が、面談時にとっても人当たりがよく、希望を持たせてくれたのでエントリー件数では一番多かったです。しかし、紹介される案件の9割は希望とまったく合ってませんでした。
面接まで進んだのは、このRAとリクナビNEXTが多かったです。印象としては、RA以外のエージェントを通すサービスは100%に近い確率で書類落ちしていました。特にdoda!

2)派遣採用が目的

・リクナビ派遣
・エン派遣
・リクルートスタッフィング
・アデコ
・パソナ
・パーソル
リクナビ派遣、エン派遣で広く仕事を探し、各派遣会社に登録して、派遣会社内の求人を検索してエントリーする流れが多かったです。
新規に派遣会社にエントリーすると、毎回職務経歴を登録するのが大変だったので、既に手元にあるファイルをアップロードするだけで済む会社はありがたかったです。

3)フリーランスとして仕事獲得が目的

・Indeed
・スキイキ
・kakutoku
転職活動開始当初は、Indeedで業務委託ばっかり探してエントリーしていました。おかげで、変なネットワークビジネスのZOOM説明会にも1回参加してしまいましたが、良い経験でした。
案件はIndeedが一番多い印象です。スキイキは営業系はあまりなく、kakutokuは営業専門ですが、業務内容が私にはマッチしませんでした。

戦績

1)正社員 222件エントリー
内定→辞退:1 0.5%
面接落ち:  8 3.6%
書類落ち: 213 95.9%

2)派遣  34件エントリー
内定→辞退:1  2.9%
面接結果待ち:1 2.9%
面接落ち:2   5.8%
書類落ち:30  88.2%

3)フリーランス 10件エントリー
審査中:1   10%
書類落ち:9  90%

と、全266エントリー中94.7%が書類落ちという散々な戦果でした。
書類落ちが100件を超えた辺りではかなり心が折れかけましたが、とあるエージェントの面接対策の動画で「不採用となるのはあなたのスキルが悪いのではありません、企業とマッチする部分が少なかったためです」という文言を聞き、ポジティブに「そーなんだ、決して否定されているわけではないんだ」と受け止め、更に100社強の書類落ちを重ねてきました。

今後の方針

8月末で有給消化が終わり、1日でも早く就業して生活費を稼がないと我が家は干上がってしまいます。
正社員雇用はゼロからのエントリーになるので、早くても1ヶ月は掛かることが予想できるため、正社員への道は断念。
8月中旬から比較的短期で就業が決まりそうな派遣に絞ってエントリーをしていますが、決まりそうで決まらず・・・。年収が30%以上下がりそうですが、1社大手企業での派遣がほぼ決まりそうなので、そこでとにかく成果を出して次への道を作っていこうと考えています。幸い、仕事内容は自分に合っていて、かつ、やり甲斐もありそう。

振り返り

ここまで悲惨な結果になったのは、年収アップと業務内容にこだわったため、と思っています。年収アップと就職することが目的であれば、色々オファーはあったので、もっと早期に就業が決まったと思いますが、業務内容が自分に合っているとは思えず、長続きできなかったでしょう。
幸い、家族も理解してくれて、派遣で納得できる業務内容の会社で仕事ができそうなので、本当に感謝です。
年収が落ちる分は、在宅でできるバイト(業務委託等)で何とかカバーするべく、現在色々エントリー中です。

これから仕事人生の終活の始まりです。散々なスタートですが、良い結末にするため額に汗して勤労に励む所存です。

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