見出し画像

旅行以上、留学未満の新しい文化交流「オンライン留学プログラム」|Online Exchange Program

こんにちは!
大房ちひろ@フリースタイル複業家です。

今回は企画運営2年目を迎え、2023年8月に実施する予定となっている「オンライン留学プログラム」をご紹介します。

志に共感してくださる世界中の方々と、ご縁がつながりますように〜!

「オンライン留学プログラム」とは?

 「オンライン留学プログラム」は、世界で活躍することを夢見る日本の学生が、学校では体験できない英語学習に触れる機会として、英語圏出身の学生と3日間に渡りオンラインで交流するプログラムです。

 2022年8月には、沖縄県の離島にある伊江中学校の生徒13名を対象に、シンガポール在住の学生3名と本プログラムが実施され、オンラインでの交流ながらも双方にとって「最高の思い出」と呼べるほど心に残る【情動体験】を共有しました。

2024年からは、中学生ではなく一般の社会人向けに本プログラムをご提供予定で、現在日本・シンガポール・オーストラリアのチームメンバーとプログラム内容の再編成に取り組んでいるところです。

 一般向けの応募開始は改めてnoteで公開予定なので、気になる方はぜひフォローお願いします。

最終日の学校ツアーにて撮影した集合写真。3名のシンガポールの学生に、学校の校舎と伊江島の特産品について、英語で「オンラインツアー」を実施しました。

◾️プログラム参加者からの感想

 初めて対面したとき、緊張して何を話せばいいのかわからず困惑したけど、海外のチューターが日本語でも話してくれて緊張が溶けました。知らない海外の人と話すことがあまりないのでいい経験になりました。本当に楽しくて最高な夏休みの思い出になりました!

参加した3年生・女子

 OEPをする前は全然英語とか興味もなくて、楽しくなさそーとか思っていたけど、やってみるとめっちゃ楽しかったし、英語を好きになりました。自己紹介も普通の仕方しかできなかったけど、レベルアップした自己紹介ができるようになったのでよかったです!

参加した2年生・女子

最初はほとんどわからないまま参加したけれど、オンラインツアーとかオーストラリアとシンガポールの人と交流して、いろんなことが学べました!習ったことを少しでもどこかで出せれたらいいなと思いました。

参加した2年生・女子

 参加する生徒たちの様子が変わっていくのを感じることができて感動したし、「リモート伊江中学校ツアー」では生徒の皆さんのがんばりに心が動かされました。

参加したシンガポール人の学生(チューター)

 プログラムに携わることができて嬉しかったです。普段の授業では経験できないことをたくさんできたので、生徒にとって多くの学びがあったと感じています。

本プログラムをサポートした伊江中学校の英語教諭

プログラムの背景(メッセージ)

はじめまして。「オンライン留学プログラム」を企画運営している大房ちひろ(つなぐ商店teto)と申します。

 沖縄を拠点に、さまざまな領域を横断した越境型プロジェクトに従事し、あらゆる分野をつなぐことで価値創造する「あいだの存在」として活動することをライフワークとしています。活動の詳細はこちらのWebサイトをご覧いただけますと幸いです。

【経歴】神奈川出身・青山学院大学卒。イギリスOxford Brookes University 留学後に、シンガポール法人でのインターン・都内ITベンチャーでの勤務を経て、2017年から沖縄離島・伊江島へ移住。現在は場所にとらわれず、多拠点から県内外・国内外のパートナーと協働する「多拠点複業家(フリーランサー)」

 経済格差や地域格差が進む現代の日本では、経済的・地理的な理由などで、海外留学をしたくてもできない学生や、英語学習を継続する意味や目的を主体的に持てず、海外志向の進路選択を描くことすら考えられない学生が少なくありません。

 一方で、世界中のあらゆる人々と簡単につながれる現代では、生まれ落ちた場所や住んでいる場所によって、夢や成長機会を諦めなければならない時代ではないと信じています。

 本プログラムが初めて実施された沖縄の離島・伊江島には高校がなく、高校進学を機に親元を離れる中学生がほとんどです。

 国を超えた心のつながりを普段の生活圏から体験する機会をつくることで、将来を考える足掛りとなればとの想いから「オンライン留学プログラム」は誕生しました。

 世界で活躍することを夢みる学生が、本プログラムの趣旨に賛同してくれる英語圏在住の学生と、唯一無二な経験を共有できる場として、お互いの未来形成に役立つ機会となることを心より願っています。

 ご興味がある方は、Webサイトにある【メール】または【InstagramのDM】にてお気軽にご連絡ください。

↓ より詳しい自己紹介はこちらへ ↓

大房ちひろ

英語圏在住の学生(チューター)の募集|2023年8月度

※2023年7月1日に募集は〆切となりました。
たくさんのご応募ありがとうございました!

主催する「つなぐ商店teto(大房ちひろ)」では、本プログラムに賛同し、2023年8月に実施を予定している「オンライン留学プログラム」に協力可能な、英語圏在住の学生(チューター)を募集しています。

 ご興味がある方は、以下のWebサイトにある【メール】または【InstagramのDM】等にてお気軽にご連絡ください。

◾️業務概要

 協力を募集している英語圏在住の学生(チューター)に協力いただきたい点は、全5日間あるプログラムのうちの「後半3日間(各1〜2時間程度目安)」となります。

 海外のパートナーは「チューター」と呼ばれ、日本の学生との交流をリードするお兄さん・お姉さん役をとなっていただきます。

海外チューターに参加いただくのは3日目以降。

 3日目の「グループトーク」では、緊張している日本人の学生に対して、英語での相互理解に役立つ質疑応答をスムーズに行えるように、質問ゲームの司会進行を行っていただきます。(拘束時間は、約15分のグループトークを3回と、事前・事後の全体ワークを含めた【1時間半程度】

 4日目の「オンラインツアー」では、近所のスーパーや公園・大学のキャンパスなどをクイズを交えて紹介していただきます。(拘束時間は、ひとりまたは他のチューターとチームでツアーを実施する時間【30分程度】

 5日目の「オンライン学校ツアー」では、交流した日本人の学生が英語で日本の学校をツアーするので、ゲストとしてツアーを楽しんでいただき、質問したりクイズに答えたり、最後に感想をシェアしていただきます。(拘束時間はツアー実施中の【1時間程度】

 また、上記とは別にプログラム全体の流れを確認する事前研修を2回【各1時間程度】実施します。

シンガポールの学生が実施したオンラインツアーの様子。
アイスクリーム屋さんでアイスを買い、食レポも実施!

 より詳しい内容は以下のブログにもご紹介いただいているので、参考までにご覧ください。

◾️対応依頼内容・日時 ※日本時間

  • 事前研修1【1時間】

    • 7月15日(土) 19:00〜20:00 JPT

自己紹介、目的、全体の流れ
グループトークでの注意点
オンラインツアーの企画
オンラインツアー企画の共有・Feedback
事前研修2までのタスク確認

  • 事前研修2【1時間】

    • 8月5日(土) 15:00〜16:00 JPT

オンラインAustraliaツアーのリハーサル
オンラインSingporeツアーのリハーサル
振り返り・Feedback

  • 3日目:グループトーク【1時間半程度】

    • 8月16日(水) 13:30〜15:00

アイスブレイク
グループトーク(15min X3回)

  • 4日目:オンラインツアー【30分程度】

    • 8月17日(木) 14:00〜15:00

  • 5日目:オンライン学校ツアー【1時間程度】

    • 8月18日(金) 14:30〜15:30

◾️応募条件・人数

  • 英語圏在住の日本人学生:2名

  • 英語圏在住の英語を母語とする学生:5名

◾️謝礼・応募方法

その他の詳細(謝礼・応募条件・応募方法)については、個別にZoomにて面談の上、直接ご案内させていただきます。
ご興味がある方は、以下のWebサイトにある【メール】または【InstagramのDM】にてお気軽にご連絡ください。


プログラムの特徴と目的

【情動体験】を提供すること

 「オンライン留学プログラム」は、単なる単発のオンライン文化交流とは異なり、「国際理解」に関する事前学習を行い、基礎的な異文化コミュニケーションの素地を得た上で、学生同士が国を超えて互いに刺激しあい、学びあうことができる場を提供しています。

 複数日に跨って交流を図ることによって得られる相互理解は、オンラインでの交流と言えど「最高の思い出」と呼べるほど心に残る【情動体験】となります。

 情動体験を通じて、学生を応援する保護者・行政、学校現場の先生方を巻き込み、唯一無二な経験を共有できる場を提供します。

 本プログラムでは、主に日本の学校現場と、国際社会で活躍することを志す日本人の学生に、以下の2つの機会を提供することを目的としています。

  1. 学校現場:協働によるシナジー効果の創出

  2. 日本人学生:「海外志向の進路・キャリア」への興味喚起


(1)学校現場:協働によるシナジー効果の創出

 学校現場の先生方は教室での学び以外の機会を学生に与えることが難しく、社会的なニーズを踏まえた学習活動を検討するチャンスがあまりありません。

 本プログラムに英語教諭・学習支援員・ALT等、日頃の学校現場で学生を指導する立場の方々が参加することで、普段では得られない知見に触れることが可能となります。

 生徒たちにとって学ぶことが多かったと思うし、私自身もたくさんのことを学びました。今後の教室での英語学習にも活用します。

プログラムをサポートした中学校英語教諭からの感想

(2)日本人学生:海外志向の進路・キャリアへの興味喚起

 これまでグローバル人材を育成するまでの過程には、学校現場での平均的な英語学習の指導と、本格的な留学や異文化体験を検討・実施するまでのプロセスの間に、「海外志向の進路・キャリア」への興味喚起を行うアプローチが乏しいという課題がありました。

 本プログラムでは、海外思考の進路やキャリアに具体的な興味があまりない学生に対しても、日頃の学習環境から海外への「留学体験」ができることによって、従来提供機会が少なかった「海外志向の進路やキャリア」への興味・関心を育む機会を提供することが可能となります。

さいごに

 本記事を最後までご覧いただきありがとうございました!

 本プログラムにご興味がある方は、以下のWebサイトにある【メール】または【InstagramのDM】等にてお気軽にご連絡ください。


じぶんの手のひらに地球がのっているように
どこにいても世界とつながる暮らしを世界中の人と。

”PLANETARY LIFE”

つなぐ商店teto は、
さまざまな「あいだをつなぐ」存在として
世界中のだれもが
どこにいても、手と手を取りあって
支えあえる社会の実現を志しています。

2023年の夏も
ご縁があって出会うことができる
世界中の仲間と
よりよい未来が自らの手で創れることを
心からたのしみにしています!

伊江中学校1年生に向けて毎年実施している
「国際理解講座(全8時間)」の一コマ。
私は右側で何かを囁いている模様です。笑

ご覧いただきありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?